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金属の原子間距離や配位数について
現在私は、大学院にて研究を行っているのですが、研究対象としているPt(metal)の原子間距離と配位数がわからなくて困っています。Ptに限らず金属結合の原子間距離や配位数がわかるHPなどあれば教えてください。
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考え方、定義により同一金属原子間距離にも様々な値が与えられています。 例えばポピュラーな周期表サイトを挙げると、↓ http://www.webelements.com/platinum/atom_sizes.html このサイトには各元素の原子径、結合半径が載っています。
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- htms42
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#2です。 Ptの原子半径の数字を書き間違いました。 申し訳ありません。 × r=193pm ○ r=139pm #1の参考サイトに載っている値が135pmですから4pmのちがいです。
- htms42
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主な金属の結晶構造と格子定数は化学便覧や辞典に載っているのではありませんか。 化学辞典(東京化学同人)には Pt:密度21.41g/cm^3 立方最密構造 a=392.3pm という値が載っています。 これから結合距離を出せば d=(a/2)×√2 です。 金属結合原子半径はこの半分です。r=193pmになります。 これは「化学便覧」(15章)に載っている値と同じです。 シュライバー・アトキンスの「無機化学」にも一覧が載っています。おなじ値です。 第4版の日本語版では1.9節 「原子パラメーター」にあります。 出典が書いてありませんが同じ表が第2版にも載っています。そこには A.F.Wells ”Structual inorganic chemistry、5th ed.”(1985) と書かれています。 金属結合の結合距離、原子半径は結晶構造が決まれば決まります。 イオン半径は結晶構造が決まっても決まりませんので何らかの推定が必要になってきます。 #1の参考サイトにある数値はPtに対して135pmです。 他の原子もいくつか見てみましたが同じように小さいようです。 どうして違いが出ているのかわかりません。 金属の原子半径については考え方の違いは入り込む余地がないと思うのですが。 doc sunday様はどうお考えでしょうか。
お礼
非常に分かりやすく丁寧なご回答ありがとうございます。 今回は最も早く御回答下さった方にベストアンサーをつけさせていただきましたが確かに計算で出せばよかったと後で気づきました。 もっと頭を使って研究をしろということですね(泣) ありがとうございます。
お礼
ご回答ありがとうございます。htms42さんがおっしゃっているように原子半径が小さくなっているのはなぜなのでしょうか。もしわかるようでしたらご回答お願いいたします。