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大学院での研究は就職に有利?
- 大学院での研究は就職に有利?大学院での研究業績は重要な要素となります。現在電気学科3年のあなたにとって、大学院での研究は就職にどのような影響を与えるのでしょうか?
- 大学院での研究業績は就職に大きなアドバンテージをもたらします。現在所属しているゼミが積極的な研究活動を行っているのであれば、大学院は理想的な環境と言えるでしょう。
- 大学院での研究業績も重要ですが、資格取得も就職に有利な要素となります。研究業績だけでなく、資格取得も視野に入れてキャリア形成を考えることも重要です。
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- otx
- ベストアンサー率44% (256/576)
私にはこの質問について、何も難しく考えなくても良いんじゃないかなぁと思います。 「院を卒業した後、何をしたいか?」に依ると思います。 「大学の研究職」や「今やっていることと同じことをやっている企業」に就職したいのであれば、 研究業績があった方が良いでしょう。つまり、かなり専門性が高いスペシャリストとしての証として。 「今やっていることと直接関係無いことをやっている企業」に就職したいのであれば、 資格があったほうが良いでしょう。つまり、ある程度範囲が広い、つぶしがきくスペシャリストとしての証として。 分かりやすく言うと、 前者の例として、大学でアメリカの文化を研究する職に就きたいのに、 その分野の論文を全く書いていないで英検1級持っていてもしょうがないですし、 後者の例として、いくら車についての論文を書いていても、車の免許を持っていなかったら 車の運転は出来ないわけです。
- k-841
- ベストアンサー率27% (129/465)
回答しようか迷いましたが、こういう意見もあるということで回答します。 私は10年ほど前に国立大学大学院工学研究科のDCを、私の弟はやはり10年ほど前に別の国立大学大学院工学研究科のMCをそれぞれ修了しています。その当時の話なので現在とは事情が違うかもしれません。 就職に関しては、当時私が通っていた大学には「指定校推薦」枠といったものがあり、大手企業は大学院の専攻(学部でいう学科に相当します)ごとにMC了の学生を何名採用するとある程度決めており、大学側で人選調整して各企業に応募させ、ほぼ100%の確率で採用されるといったシステムでした。私の同級生はMCを修了した時点でこのようにして就職してゆきましたし、私の弟もやはりそうやって就職しました。ここでポイントは、専攻に対して採用枠があるということで、「どこどこ大学の何々専攻の修士課程を修了している」ことが期待されている、つまりその分野に対するある程度の専門知識が期待されており、研究業績は最重要事項ではないということです。 これに対し、DC了になるとそういった制度は全くあてにならず、研究業績もしくは所属講座の研究内容が重要になることが多いようです。実際私も、研究業績が評価されたかどうかはわかりませんが、別の講座の教授の紹介でDC2年目の途中からとある研究所の研究員として就職しました(退学したわけではなく、DC3年目の最後にちゃんと修了しました)。 ここまでは、ただの過去の事実です。 ここで、現在大学3年生とのことで、成人された立派な大人であると期待して申し上げますが、公立であれ私立であれ、大学院には多額の文教費、すなわち全国民が支払っている税金がつぎ込まれています。特に電気系学科とのことで科学技術関連の予算は比較的大きいです。何のために、つまり何を期待して国民が大学院生にお金をつぎ込んでいるか、を一度考えてほしいのです(間違っても「授業料を払っているんだから俺の勝手だ」などとお考えにならないでください)。このことをご自分で良く考えたうえで、どういった目的で大学院に進むか、もしくは学部卒で就職するかという進路を決める参考になさってください。 ちなみに、私にしても弟にしても、それぞれ大学院に進み、それを修了してよかったと思っています。それぞれまったく違う仕事をしていますが、共通して言えることは、大学院時代に培ったものを土台にして社会に貢献しているという実感をもって仕事をしている、ということだと思います。こういった考えを持っている人が世の中にどれぐらいいるかはわかりませんが、もし共感いただけたり参考になったのでしたら幸いです。
- komo7220
- ベストアンサー率55% (721/1294)
あなたが迷っているのは大学院に進むかどうか?という点ですか? それとも4年生で所属する研究室選びなのですか? 4年生で就職するのであれば、資格取得に励むという選択もあると思います。 この場合には、企業にあける研究スタッフの道ではなく、事務系・営業職や現場責任者系の職務への応募でしょうか? 研究適性の無い方に、就職の可能性を広げるために、語学・簿記・ビジネスマナー・法学系などの「資格」も、無いよりは少しは有利ですから「資格はあった方が有利」と発言する可能性はあります。 仮定で質問をなさっていますが、「研究実績なんて関係ない」という研究者が存在するはずはありません。 大学院であれば、(大きな実績である必要はありませんが、)一定の期間で「研究計画をたて、実行し、場合によっては修正を加えながら、研究結果に関して修士論文としてまとめる」という「実績」をださなければ、卒業ができないからです。 「大学院に行けば・・・・・・」とうい評価を得たということは、研究適性があるだろうという意味でしょう。 適性が無いのに大学院に進んでしまった学生に対しては、せめて「(実質を伴った研究実績を残すことができないでも、)資格はあった方が有利」と、アドバイスをするのは、先生方の親心だろうと想像します。 「要領良く・・・・・・」を「常に」考える「くせ」がついているなら、それは早めに捨てた方が良いと思います。 頭の片隅で「より要領の良い手順は?と、探すことは大切なのですが」、要領が悪い部分があっても、必要なら「厭わずに、手間を省かずに、着実に」進めていくという態度が研究には必要だからです。 損を受け止める覚悟が必要です。 就職だけが目的なら、就職実績の良い研究室を選びましょう。 でも、「おもしろい」と、自分で思うことができる課題を追求したくありませんか? 企業に入れば自分の好き・嫌いで研究テーマを選ぶことが不可能です。 ある意味、研究分野を選ぶという意味では、自分の好みが許される最後の機会のはずですから、「就職」のために要領よく研究室選びをするというのは、少し寂しいように思います。 理系・大学院修士卒業であれば、資格も研究実績も関係なく、「あなた自身の人間性・能力」での勝負をできるはずです。
>研究室がフリーダムなところなんていくらでもあるでしょう。 「研究なんていいかげんでいいから,資格取得に精をだしなさい」と指導する教員は,まずいないと思います。「独創的な研究はしなくてもいいから,少なくとも研究・実験のやりかたを覚えろ」という水準の大学院は,あるでしょうが。比較の対象になる他研究室が実在するなら質問が成立しますが,仮定のはなしなら時間のむだです。なお,資格があったほうがいいと思うなら,自分で時間を捻出して勉強すればいいでしょう。 >そういえば面接でもわざと相手に頭の来るような事を投げかける面接官もいるようですね。 うん。君はあまり頭がよさそうにはみえない。日本語もおかしいし。
>「研究業績なんて関係無い。資格があったほうが有利だ」 というのでしたらそういったところに力を入れている研究室 そういう研究室が,そもそも実在するんですか? >今所属しているところはとても理想的な環境だといえます じゃあ,そこでいいじゃありませんか。なにを血迷ったのか,奇妙な質問をする人ですね 笑。
補足
研究室がフリーダムなところなんていくらでもあるでしょう。 とりあえず質問文をちゃんと読んで回答頂きたかったです。 そういえば面接でもわざと相手に頭の来るような事を投げかける面接官もいるようですね。
- daitchian
- ベストアンサー率47% (29/61)
こんにちは.大学教員をしている者です. 昨今の就職事情は色々と大変そうですが, 確実に言えることは「コミュニケーション能力が大切」ということです. 大学院での研究業績のことを言われていますが,ないよりはあった方が良い ということは間違いありません. 他大学の大学院生と競う際に,大学院生としての本分である「研究」というものが からっきし駄目だとまずはそのような目で見られることになるでしょう. つまり,その時点で差がついてしまいます. その後面接で挽回することも可能ですが,その際には当然「人間性」というものを 見られることになります. つまり,「コミュニケーション能力」です. 大学院での研究はテーマによって業績が出しやすいものや出し難いものがあります. 目に見える業績のみで判断するような企業は今の時代少ないかと思います. 重要なのは,研究というものを通して問題に対するアプローチを学んだり, 議論することで人対人のコミュニケーションを学んだりすることです. 極論すると,研究に対して真摯な姿勢で望んでいる人の多くは, コミュニケーション能力も高いです(ひとり籠って研究しているような人は例外ですが・・・). あなたが企業の人事担当だっとして,人と面と向かって話せない, 質問と回答が食い違っている,無口すぎるなど,このような人材を快く入社させるでしょうか? 他の社員と上手く協調しながら生産性を上げられる人材を欲っするはずです. ちなみにこれらは研究を遂行していく過程でも問題が生じる人材でもあります. 上に「研究姿勢とコミュニケーション能力の関係」を書いたのはこのためです. 大手の企業になればなるほど,子会社や関連会社を多くもっています. 要するに多くの色々な仕事があるということです. 多少の学業不振や研究が不出来であっても,その人に合う仕事は何かしらあるということです. 唯一必要なのは,どのような所でもやっていけるだけのコミュニケーション能力というわけです. つまり,コミュニケーション能力が高ければ,間違って不出来な学生を入社させたとしても 後々扱いに困る可能性は低いので,採用側も安心感を持てるということです. 最後に資格ですが,その資格が無ければ仕事ができないような所謂「キラー資格」であれば 持っていると有利でしょう.例えば「電気主任技術者」「電気工事士」などです. 趣味の資格は自己満足の領域だと思います.
お礼
お返事とお礼が遅れてしまい申し訳ありません。 以前「生徒が講師役をして授業を行う」というような事をゼミ内でやったのですがそれをかなり評価してもらえたみたいで「大学院に進んだらもっと伸びると思うよ」という言葉をかけてもらいました。 最初はこの伸びるという事が知識的な事だったと思ったのですがもしかしたらコミュニケーション力を更に磨けるということだったのかもしれませんね。 大学院に進んだことで余裕を持てるようになったという話を耳にすることがあるのですがそのような方は大学院でコミュニケーション力を更に高めているのかもしれませんね。 もう少し考えてみようと思います。 ありがとうございました。
研究業績はないよりあった方が良いのはあたりまえですが、#1の方がおっしゃるとおり理系学生は修士(博士課程前期)へ行くのが「当たり前」になっているので、多少の業績は大きなプラス評価になるとは言えません。 #2の方がおっしゃることも確かですが、それらは一般の就活と変わりませんのであなたの努力が必要です。 また「資格」ですが、誰でも受験できる資格というものは理工系の場合すごく有力というわけではありません。 司法試験などと違い理工系の資格のうち難関のものはすべて「経験年数」が要求されますので、修士では取れません。 もちろん経験年数が短くて良い下位の資格もありますので、無いよりあった方が良いですが、研究実績を犠牲にして試験勉強に打ち込むほどの重要性はありません。 通常生産ラインや研究に従事すると会社から資格を取るように「強制」されますので、勉強する資料も会社にそろっているのが普通です。 なお教養に二年も費やす大学は東大以外に旧帝大のごく一部です。それに東大でも実際は一年半ですし、その間午後いっぱいは必修の学生実験ですので、といってももう大学三年のあなた様には関係ないですね。(笑)
補足
最後の3行で貴方が言いたいことが何かわかりませんが電気は教養だけで取れる資格はごく僅かでその資格も正直大した事はない資格です。 普通に考えて会社に入って資格をとるより入る前にその資格はとったほうが良いでしょう。
- apostrophe
- ベストアンサー率48% (12/25)
今年就活をした、機械系のM2です。 はっきり言って、いかに研究業績があろうとも 受かる人は何個も内定取りますし、落ちる人は普通に苦戦します。 私自身、共同研究を行い、学会やジャーナルにも出しましたが、苦戦しました。 企業と共同研究している研究室なんて沢山有りますし、 大学院生ならば、学会発表や論文発表をしていることなんて珍しくありません。 確かに学部生とならば差別化をはかれますが、大学院生同士の戦いとなったとき、 研究業績は、たいしたプラスにはならないのではないかと思います。 私が実際に経験して感じたことは、就活の合否を決めるのはコミュニケーション能力ということです。 いかに素晴らしい研究をしていても、相手に伝えられなければ意味が有りません。 コミュニケーションだけとは言いませんが、非常に大きな比率を占めていると思います。 なので、就活のことを考えて研究室選びをするのならば、コミュニケーション能力を 鍛えられる研究室を選べばいいのでは、と私は思います。 質問の二択ならば、現在所属しているゼミの方が、共同研究先との議論や学会発表など 他人に伝える能力が鍛えられて良いのではないかと思います。 (大学院から研究室移るの、なかなか大変ですし) 最後は自己責任で決定しなければいけない問題ですので 後悔の無いよう選んでください。
お礼
お返事とお礼が遅れてしまい申し訳ありません。 やはりコミュニケーション力が一番重視されるのですね。 共同研究等の業績はそれほど重視されないがその過程で得られる物が大切なのですね。 後悔しないように考えて決めて行きたいと思います。
- Willyt
- ベストアンサー率25% (2858/11131)
今の大学の制度は理科系の学生にとっては重大な欠陥があります。大学に入学して2年間は教養課程で一般的な知識を得る事にその殆どの時間が費やされます。そしてやっと3年になると専門科目の受講が本格的に始まりますが、4年になるともう卒論です。従って学部では社会に出たときにその専門の職に就くのが到底無理なレベルで仕事を始めなければなりません。だから企業は必要な知識を新入社員に対して与えることでそれを補って来ました。しかし、今は殆どの大学が大学院を設置しているので、そこで少なくとも2年間、専門科目に関する研究を通じて必要な知識を習得することができます。ですから多くの企業は理科系の学生は学部卒より大学院修了の方を採用したがります。大学も就職斡旋は大学院の学生を送り込むことに重点が置かれ、学部学生はそのおこぼれという状態になりがちです。ですからできるなら少なくとも修士課程は修了するのが得策ですよ。
お礼
お返事とお礼が遅れて申し訳ありません。 専門的な知識が学部卒では補えないという事は先生も仰っていました。 実際学部卒は受け入れないという会社も存在してるので選択肢が増えるのは間違いないと思いますが、少し金銭面がきついこともありまして・・・ もう少し考えてみようと思います。
補足
とても変わった考え方をされる方ですね。 そういった考えの方って人と話す時苦労しそうですね。 孤立しないように頑張ってください。 自分自身頭が良いと思ったことは一度もありませんねー。 どうすれば要領良く出来るかばかり考えています。 貴方のようにネット上で頭良さそうに振舞いたいものです。