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加水分解水添でんぷん

最近よく目にする加水分解水添でんぷんですが なぜ水添してあるのかわかりません。 でんぷんそのものより、分解して低分子化した方が 工業的に使いやすいということなのだろうとは思いますが 水添処理しなかったら、どういう不都合が生じるのでしょうか。 ご存じの方、教えていただけると助かります。

  • 化学
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  • htms42
  • ベストアンサー率47% (1120/2361)
回答No.3

デンプンを加水分解すれば糖になります。 基本単位はブドウ糖です。でも加水分解の程度によって長さの異なるものができますからブドウ糖がいくつくっついているものになっているかには幅があります。 水あめはブドウ糖の単位が2つくっついた麦芽糖が主成分です。 糖は化学的には安定な化合物です。 セルロースはブドウ糖はたくさん繋がってできた物質です。安定な物質であるというのはよくわかります。 水添は水素添加を省略した言葉です。「水素化」とも言います。 wikiで「水素化」を引くと C=C、またはC≡C への付加と並んで C=Oへの付加も並べて示されています。 アルデヒドを還元してアルコールにするという反応はこの最後の反応の例になります。 でもわざわざ糖を還元しなければいけない理由が分かりません。 糖は水によく溶ける物質ですから水溶性や吸湿性を向上させるためにアルコールにしなければいけないということはないのです。 ブドウ糖(グルコース C6H12O6)の構造を見てもらうと分かりますが6個のOのうち5個のOが-OHになっています。これで充分にアルコールと似た性質が出てきます。残りの1つが-CHOになっています。これを還元すれば6個のOが全て-OHになります。 糖アルコールは甘みはあるが栄養にはならないということですから甘味料としてかなり使われているようです。化粧品に用いるというのはそれの転用ではないでしょうか。値段が安いのではありませんか。余っているのか、製法上の問題なのか、税金の問題なのかは知りません。 加水分解だけですむものをわざわざ触媒を使ってさらに還元するのですからコストは上がります。 何か特別な理由が必要です。

mammy332
質問者

補足

ありがとうございます。 私が聞きたかったことがここなんです。 >加水分解だけですむものをわざわざ触媒を使ってさらに還元するのですからコストは上がります。 >何か特別な理由が必要です。 この特別な理由が知りたくて投稿させていただきました。 糖の末端が-CHOになっているということで、還元糖を思い出し調べてみましたら、 アルデヒド基やケトン基を持つため還元性を示し、塩基性条件下でメイラード反応により 褐色になったりするようです。 塩基性のものに混合する場合、この褐色変を避けるために水添するのかなと思うようになってきました。 違うでしょうか。

  • htms42
  • ベストアンサー率47% (1120/2361)
回答No.2

>最近よく目にする加水分解水添でんぷんですが 参考資料を示していただくといいです。 私は見たことがありません。 「水添」とは何ですか。水素添加のことであれば「水素添加」と書いてほしいです。 それとも加水分解のことを「水添」と言っているのでしょうか。 業界用語のような省略形をこういうサイトでつかうのは適切ではありません。 >加水すなわち水(H2O)の水素を分解し、油分と結合、これが、水添です。 これも多分むちゃくちゃでしょう。 「加水分解」の説明にも「水素添加」の説明にもなっていません。 デンプンからどうして「油分」が生じるのでしょうか。 デンプンは加水分解はできますが水素添加はできません。 不飽和の脂肪酸に水素添加をするというのはマーガリンの製造の時に使っていることです。 デンプンの話に脂肪酸を持ちこんでくればおかしくなります。

mammy332
質問者

補足

すみません。説明が足りませんでした。 よく化粧品やシャンプーの成分として加水分解水添デンプンという表示を見かけます。 調べてみると保湿剤のようなのです。 それではデンプンを分解してできる糖とどう違うのだろうというのがまず気になったところです。 糖は保湿効果があるといわれているそうで、水あめなんかも水素添加処理をされているようです。 糖アルコールになるのかなと考えています。 そういう処理をしないと分解によりできた糖は不安定なのか?というのも疑問に思ったことです。

  • anko-1
  • ベストアンサー率26% (4/15)
回答No.1

まず、簡単に言えば、泡が、無くなると思います。 参考 http://www.weblio.jp/content/%E6%B0%B4%E7%B4%A0%E6%B7%BB%E5%8A%A0 え?っと思いますが...加水すなわち水(H2O)の水素を分解し、油分と結合、これが、水添です。 この時点で石鹸の原料となる、油が出てきてしまっています、結論は、言い方という、かっこよさでつけた、では、ないでしょうか?

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