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【考古学】横組でのローマ数字の使用【組版】

現在、考古学関係の横組論文の編集に関わっているのですが、 古墳名の末尾に「IV」や「III」などのローマ数字がよく出てきます。 元の原稿では全角の組み文字(縦組用)で入っているのですが、 調べたところ、組版ルールでは、 「横書きの場合はアルファベットで表現する」というのがあるみたいです。 特にハウスルールでは決まっていないので、どちらにしようか迷っています。 1)考古学において、全角文字を使用するのは慣例としてあるのか   (固有名詞的に受け取って全角を使うか)   (執筆者の好みの問題なのか) 2)見栄えとしての好み   (全角のが記号的にまとまってみえる、など) 3)アルファベットで入れる場合、カーニングなどで調整は必要か?   (例えば III をツメ気味にするなど)   (「◯◯古墳 IIIa、IIc」など、他のアルファベットがついた時に    アキ的に見にくいような気がして、どうしたものかと)  などなど迷ってます。  DTPの観点から、或いは考古学関係者の観点から、  ご意見、アドバイスいただければ幸いです。

みんなの回答

noname#141885
noname#141885
回答No.3

ローマ数字の印刷は組み版で無くローマ数字の単独の反を使わないと出来ませんよ。

回答No.2

 全角・半角については特に慣例はありません。  No.1の回答にあるように縦書きを横書きにしたことによる問題かと思います。  おそらくその表記は同一字名にある複数の遺跡を区分するなどした時に「○○IV遺跡」、すなわち「○○にある第4号の遺跡」という意味なので「IV」と表記してしまうと「15」と誤読される恐れがあります。よって「III」をそのようにするのは好ましくない、というところです。  著者が『「III」に見えるからいい』というならそれまでです。    

syagain
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >全角・半角については特に慣例はありません。  参考になりました、ありがとうございます。 >縦書きを横書きにしたことによる  情報の書き漏れが多く済みません、頂いた元原稿も横書きでした。  論文なので、考古ではおそらく横書きが主流かなと思われます。  つまり「敢えて組み文字が使われている」状態とも言えますので、  敢えて使う意図があるのかなと、考えておりました。  ただ単位記号(mm)などでも組み文字で入れてくる方もいるので、  さほど意図されていない可能性もあり、迷っていました。 >誤読される恐れ  なるほど、ちょっと納得いたしました。  論文ですが、学術誌ではなく一般向けでもあるので、  その点を配慮された可能性は、あるかな、と思いました。  結局は見栄え・可読性の問題と考えて、整理したいと思います。  改めて、ご回答ありがとうございました。  

syagain
質問者

補足

補足 ・試しに組み文字で入れてみたところ、字間のアキや、字のサイズ、太さが不自然で収まりが悪かったため(もともと縦組用だから、左右のアキは考慮されずに作られてるんじゃないかな、と思いました)、アルファベットで入れてみようと思います。執筆者からご指摘をいただいたら、指示通り直すという方向で。 ・また見栄えに関して、やはり日本人としては全角一字に慣れていて、記号的に、一字としてローマ数字を捉えている部分があるように思いますので、なるべく一桁?の数がまとまって見えるよう「III」や「IV」などは心持ちツメて、前後に他の文字が並ぶ場合は八~四分ぐらいアケて、意味を取りやすい見栄えを心がけるようにしました。 ・ローマ字自体は漢字やひらがなと前後四分アキなので、問題はないのですが、大文字アルファベットに続く場合、ベタでは一つの単語みたいになってしまうので(例:GIV→G IV)アキを入れる事にしました。欧文組版の場合も、ローマ数字の前後はワンスペースが入る?ようですので、妥当でしょうか。 自分の中では以上のように解決いたしました。 ご回答いただき、ありがとうございました。 他にもご意見あれば、ご回答お待ちしております。

  • SAYKA
  • ベストアンサー率34% (944/2776)
回答No.1

なぜアルファベットなのか 主にDTPから言うと いわゆる1文字の「III」というのは「その昔」に「機種依存」と言われた文字だよ。 分かる?「機種依存」って? 凄い簡単に言うと「表示できるPCと表示できないPCがある」ってオチ。 でも いわゆる3文字の「III」であれば基本文字(俗に言うASCII)しか使っていないので表示できないPCは存在しない。 古くからのDTPの環境である「Macintosh」ではこの いわゆる1文字のIIIには別の文字が割り当てられていて(以下略) しかし縦書きの場合には半角3文字の「III」は横を向いてしまい、いわゆる「縦中横」を扱えない文書編集では見栄えが悪くなるため、意図的に1文字であるIIIを用いる例が後を絶たない。 現在はどの環境でも1文字のIIIは表示できるけれど 今でも古い環境は多く残っているので原稿なんかを作成する場合はそういうのに気をつける意味では3文字のIIIを使うのが問題を避けやすいが、縦中横を扱えないが縦書き表示で編集できる環境である場合は1文字のIIIで済ませても悪い選択ではない。(当然縦中横を扱えるのが望ましいがそれはDTPの話) ちなみにOKWAVEでは 表示で問題が出ると分かっているのか1文字の「III」等は勝手に3文字の「III」に変換するみたい。

syagain
質問者

お礼

ご丁寧な解説ありがとうございます。 言葉が足りなかったようで恐縮ですが、既に組版の段階に至っておりますので、 データ交換についての問題はありません。 また最終的には印刷されるものですので、機種依存と言う点もさほど心配していません。

syagain
質問者

補足

そもそも縦書き用に作られた組み文字なので、 横組では組み文字で代用する必要がなく、 本来どおりアルファベットで組むのが相応しいと承知の上ではあるのですが、 質問文のとおりの理由で、迷っております。 ・問答無用にアルファベットで入れるか、 ・執筆者の意向(あれば)や学問特有の慣例(あれば)に応じて(各執筆者に確認して)全角記号を使用するか、 ・或いはアルファベットで入れて、見栄えだけ全角記号と同様になるよう整えるか。 ここまでくると自分でも何にこだわっているのか分からなくなってきましたが、 後学のためにご意見、ご回答いただければ幸いです。

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