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山形鋼の強度

SS400の山形鋼(L=100×100×10)の真ん中に重りをのせる場合、何kgまで耐えられるか教えてください。耐えられるというのは破断もしくはひずみが起こる場合のどちらでも構いません。 できれば計算方法を示していただけると助かります。

質問者が選んだベストアンサー

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  • ko-riki
  • ベストアンサー率83% (20/24)
回答No.2

スパンL=1500の中央に集中荷重Pを受ける単純ばりにおいて、はり部材L100×100×10が、SS400の許容曲げ応力度fb=156N/mm2となる集中荷重Pの値を計算するので参考にして下さい。ただし、はり部材の自重は無視します。 曲げ応力度σ=M/Zの式に、σ=156N/mm2、最大曲げモーメントM=PL/4=P×1500/4=375P[N・mm]、断面係数Z=24 400[mm^3を]代入して、 156=375P/24 400 ∴P=10150 N 10150N(ニュートン)をkgに換算するには、9.8で割って、1035kgと計算されます。 山形鋼の自重による応力度を無視しているので、集中荷重P=1000kgまでOKではないかと考えられます。 【補足】 ちなみに、自重による曲げ応力度を計算すると、 自重(等分布荷重)ω=14.9kg/m=14.9×9.8/1000=0.146N/mm M=ωL^2/8=0.146×1500^2/8=41063N・mm σ=M/Z=41063/24400=1.7N/mm2 集中P=1000kg=9800Nが作用したときの曲げ応力度 M=PL/4=9800×1500/4=3675000 σ=M/Z=3675000/24400=150.6N/mm2 合計σ=1.7+150.6=152.3≦許容曲げ応力度fb=156N/mm2 山型鋼の断面性能については、JFEスチールの製品情報を参照しました。 http://www.jfe-bs.co.jp/product/keiko/k002ab.pdf また、鋼材SS400の許容応力度については、「計算の基本から学ぶ 建築構造力学」(著者:上田耕作、オーム社)の107ページ許容応力度表から引用しました。

hirosinx
質問者

お礼

返答遅くなり申し訳ありません。 期待通りの回答だったので非常に参考になりました。 ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • botamoti
  • ベストアンサー率23% (103/442)
回答No.1

支持状態は? 支持点間距離は? 真中とは支持点間距離の真中の意味? 山形鋼の形状はL ∧  V あるいは任意?

hirosinx
質問者

補足

条件不足ですみません。 支持状態は両端にLアングルが立っており、それに溶接で固定しています。 支持点間距離は1500mmです。 真ん中とは支持点間距離の真ん中(750mm)です。 形状はLです。時計の3時半と指す向きで固定されてます。

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