• 締切済み

DCCは本当に生き残るすべはなかったのか?IV

http://okwave.jp/qa6926507.html 等で質問しましたが、視点をもう少し変えて質問します。 MDのライバルとして登場したDCCは、アナログカセットとの互換性を重視したのが売りでしたが、ニッチ市場にも残れず消え去ってしまいました。 今までの質問では、生き残れなくて当然の理由が多数あげられましたが、当方はそれでも以下の理由からいまだに納得できかねる部分が残るのも事実です。 イ:MDはDCCよりコストダウンがしにくいと言われたこと。MDの光磁気ディスクはPC用を転用したものだが、当時はPC普及率の低さなどから技術も未熟で、量産もしにくいと言われていました。一方DCCはこれまでのアナログカセットの実績があり、安く作れるとしていました。 ロ:海外ではMDもあまり普及しなかったこと。海外ではカセット人気の落ち込みが日本ほどではなく、途上国ではCDの操作性がほとんど理解してもらえなかった地域もあったので、従来のアナログカセットに押されてMDが普及しなかったのではないかという考えもあり、このことから海外では「ディスクよりテープ」という考えが根強かったのではないかと思います。むしろ、海外ではDCCがMDを凌駕していたのではないかという考えも出ています。 ハ:楽なものが普及するとは限らないこと。CDも最初期はなじみがあったレコードに押されて苦戦しており、新しいものよりもなじみのあるほうを選択する可能性も考えられました。そうなれば、互換性のあるDCCが有利になります。 ニ:テープ方式ということが普及の阻害になるとは限らないこと。VHSやアナログカセットへは根強い需要があり、DATも普及したとは言い難いもののDCCよりは売れました。 ホ:ソフト手作りならMD・DCCは両立できるという観測があったこと。かつてのVHS・ベータ戦争でのベータ敗退はレンタルビデオ業界がVHSにコミットしたことも理由とされた一方、MD・DCCでは「CDからダビングするためのメディア」として認識されたことでソフトがあまり売れなかったので、パッケージソフトの少ない両規格は両立できたのではないかと思います。 ヘ:発売当初にDCCゼネラルオーディオがなかったこと。1号機を単品デッキではなく、ポータブルやラジカセを出していればよかったのではないかと思います。 ト:MDサイドにも問題がなかったとは言えないこと。ポータブルMD初号機はポータブルとは名ばかりの大きさと重さがあり、MDシステムにもCDプレーヤーがなかったなど、問題点も散見されました。 チ:音質上の問題。MDは最初期は音質がDCCにくらべてイマイチで、普及の足かせになったとさえされています。DCCはMDより音質が良く、海外ではこちらのほうが主流になっていたのではないかという推測さえあります。 これらをもってしても生き残るすべがなかったのはなぜでしょうか? また、当方の推論にはどこに見込み違いがあるのでしょうか?

みんなの回答

  • nijjin
  • ベストアンサー率27% (4713/17446)
回答No.24

>DCCは衰退するべくして衰退したという感じですが、それゆえに何か対策をとっていれば衰退は免れたのではないかという考えがありますね。 確かに、それはいえます。 しかし、決定打が出ず結局生き残ることが出来なかったのです。 もし、何らかの決定打(たとえばノーマルのカセットテープでデジタル録音できる、ウォークマンサイズが実現できたとか)があればもう少し生き残っていた可能性はあります。

klht2prea
質問者

お礼

ありがとうございました。 ノーマルのカセットテープでデジタル録音する手段は、自己責任レベルで存在するらしいですが…

klht2prea
質問者

補足

当方は、DCCが生き残るためにとるべきだった条件として以下の2つを上げていますが、これでもやはり難しいですかね?(質問ではっきりさせてなくてすみません) イ:ゼネラルオーディオの積極的な展開 そもそもDCCは、ピュアオーディオ製品から手掛けたがゆえに、同時期に出たMDや先発のCD・CCに比べて出遅れてしまったんですよね。MD・DCCデビュー前年の1991年当時、単品カセットデッキが約25万台に対して、CDラジカセが約380万台と、同じインドアでもこの違いです(更にアウトドアのヘッドホンステレオだと約420万台)。 そうした事実をもっと考慮して、MDのようにポータブルやラジカセでスタートを切り、特にMDでは1号機と位置付けられていた録音再生ポータブルを早い段階で商品化するべきだったと思いました。単品デッキはその後に販売してもよかったと思います。 ロ:互換性のさらなる向上 DCCデッキでCCが再生できるのを売りとしていましたが、アナログカセットもDCCデッキで録音できるようにしていればよかったのにと思います。 更に、もしDCCがアナログカセットデッキで再生できるようになっていれば、普及度はMD程ではなくとも段違いに上がっていたと思います。海外ではMDよりもCD-Rのほうが受けが良かったのは、やはり一般のCDプレーヤーで再生できるからでしょう。再生環境がCDやアナログカセットより限られるのでは、MD・DCCのスタンスが中途半端になるのも仕方がなかったのかなと思います。ここでDCCがアナログカセットデッキで再生できるように設計されていれば、世界規格ともいえるアナログカセットのデッキがそのまま使えるわけですから、現実より普及していた可能性が大いにあります。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
  • nijjin
  • ベストアンサー率27% (4713/17446)
回答No.23

>MD発売当初はポータブルCDのほうが軽くて小型で音がよいとされていましたが、それでもDCCよりはまともだったのでしょうか? それでもDCCと違いポータブル機として持ち運べましたしバッテリー駆動もしました。 初代の性能はポータブルと据置が兼用したような状態でした。 また、最初であの大きさでしたから、さらなる小型化も安易に想像でき今後に十分期待できました。 選曲もCD並に早く待たされることのない速さで、しかも録音も出来るのは当時MD以外なくDCCでは太刀打ちできませんでした。

klht2prea
質問者

お礼

ありがとうございました。 DCCは衰退するべくして衰退したという感じですが、それゆえに何か対策をとっていれば衰退は免れたのではないかという考えがありますね。 当方にとってはできるだけ多くのメディアが楽しめることがポイントであり、実際今も家にあるMDLP対応コンポはカセット付きです。また、ノンメディアに主役が移った今でも、ホーム用はHDDやメモリーを搭載してホーム機本体にも音楽をためておける機種をチョイスしています。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
回答No.22

ウィキペディアより;テープ形式の制約を引きずっていたこと。高速なランダムアクセスが出来ない(終端の曲まで一分以上のアクセス時間が掛かる場合もあり、同じ分数のメディアで比較すればDATよりもアクセス時間が長かった)、早送り・巻き戻し時に音を出しながらサーチ出来ない(その為曲間を探すのが面倒だった)など、使い勝手はMDはおろか、DATにも大きく劣っていた。 発表記事を雑誌の小さなニュース記事で見た時「何を今更」と普及しないことを直感しました。 DATも忌避される状況においては当然です。 メーカー、エンジニア等は、より良い使い易い製品を考え人々に使って貰いたいと考えて行動します。 ユーザーの志向等も一ユーザーの視点に立つことで把握出来る訳です。 自分だけで無く客観的な「優しさ」「合理性」等の思考が不可欠です。

klht2prea
質問者

お礼

ありがとうございました。 DCCはテープ方式のデメリットを引きずっていたことは紛れもない事実ですね。ただ、MDの音質に閉口するユーザーもまま見られたのも事実です。 MDが出始めのころ、ある人が今までのカセットデッキが故障したとこで後継資産を考えていましたが、MD・DAT・CC3つを判断したところ今までの資産が使える3ヘッドCCデッキを選択したそうです。DATは値段がネックで手が出せなかったそうですが、MDは音を聞いたとたん拒否という状況でした。「メディア代がDAT並みでクソ音質」というレッテルを(その方には)はられていました。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
回答No.21

「テープ式はもういやだ」に対し「簡単で良い」が離反しているからです。 カセットテープ、ビデオテープ、それらのデッキの現状とディスクメディアその他、操作性性コンパクト製に優れた方へのシフト現象は商品陳列状態の急変からも明らかです。

klht2prea
質問者

お礼

ありがとうございました。 今は録音できるCDもありますが(CD-R/RW)、テープ方式への執着がある方もいるようですね…

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
  • piyorina
  • ベストアンサー率35% (1761/4998)
回答No.20

DCCはHi-Fiオーディオとして92年に発売されていますが 競合製品のDATは87年(実用製品は90年)に発売開始ですから 市場はDCCにDAT以上の性能を求めていました。 訴求ポイントを間違えたばかりにDATの劣化版と 多くのユーザが認識してしまい失望しました。 MDは、ゼネラルオーディオとして規格され ポータブル先行の販売戦略がうまく行き DATとの競合もほとんどなく シリコンオーディオが主流になるまで市場確保をしました。 DCCが残るためには、92年の段階で 「屋内外を問わず最高の音が記録できる規格」と発表するべきでした。 なお多くの地域では、カセットテープからシリコンオーディオに直接移行しています。 シリコンオーディオに不慣れなユーザがカセットテープを利用しているのが現状です。

klht2prea
質問者

お礼

ありがとうございました。 今は録音できるCDもありますが(CD-R/RW)、テープ方式への執着がある方もいるようですね… MDは肝心要の音質が聞くに堪えないほど悪いというユーザーが多数存在しており、「見られればそれいい、聞ければそれでいい」以前の問題だという主張がありました。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
  • cliomaxi
  • ベストアンサー率33% (2921/8736)
回答No.19

DCCがどうのでは無く「生き残る術があった筈だ」と言う殆ど思い込みと言うか極端に言えば「思想」の様なものですから、何をどう言っても納得しないようですね。 >少ないボタン数で複雑な操作を強いられるMDよりも、操作性がアナログカセットと大差ないDCCのほうが普及したはずだという考えです。 何度も何人もの回答者の方から「カセットテープで充分なら、新しい規格に興味の無いユーザにDCCに乗り換える必然性が無い」と言われています。 >「テープでも不満がなければ、ディスクやメモリーなどの新しいメディアが出ても乗り換えないでしょう」ということが言いたかったのです。 そもそもそう言うユーザは乗り換えたりしません。(乗り換えの対象はDCCも含まれます。) 当然のごとくカセットテープを使い続けます。 乗り換えるとすれば必要に迫られてからです。 そうすると既に価格もこなれたシリコンオーディオで充分です。 >DCCは92年春には商品を出す予定でしたが、数カ月早いだけではMDやDATとは勝負にならなかったのでしょうか?? 年単位が必要でしょう。 大々的なキャンペーンでもやらない限り数ヶ月なんて屁の突っ張りにもなりません。 >当方は海外ではDCCも生き残れたのではないかという推測が非常に強いです。 >操作が煩雑なディスクよりも、操作が簡便なテープのほうが(特に海外では)好まれるのではという推論で書きました。 あなたの推論は大外れです。 ノストラダムスの予言が1999年の7の月だったのは実は解釈の間違いで2012年の事だったとか未だに言い続けているトンデモさん達の様です。

klht2prea
質問者

お礼

ありがとうございました。 アナログカセットで満足していれば、デジタルカセットへの乗り換えもそう進まないものですかね? さっきの「既存規格で満足してしまえば乗り換えない」というのは、「テープで満足してしまえばディスクなどに興味を示さないのでは」と言うつもりで書きました。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
  • chandos
  • ベストアンサー率36% (267/732)
回答No.18

失礼ながら、スレ主さんはすでに解決しているようなネタをリフレインしているだけのような気もします。もちろん回答者諸氏の過去の書き込みで十分「解決」しておりますが、今回一部スレ主さんの文章に事実誤認があるので指摘いたします。 >CDも最初期はなじみがあったレコードに押されて苦戦しており 違います。「なじみ」云々はまったく関係ありません。CDがリリース最初期に苦戦していたのは、ソフト自体の絶対数が少なかったことと、ソフトはもちろんハードの価格も高かったからです。 CDが広く普及したのは、85年にMARANTZのCD-34という安価で質の良いプレーヤーが出回り、他社も追随してハードの価格が劇的に下がってからです。そして、その前段としてCDのソフト数が揃ってきたという事実があります。さらに90年ごろになるとCDの価格もかつてのLPと同等付近に落ち着いてきました。つまりは市場環境が整ってきたからです。 >楽なものが普及するとは限らない。 確かにユーザーインターフェースの簡便性だけでは普及しません。しかし、だからといってDCCのような「簡便性において進歩のないもの」が普及するはずもないのです。

klht2prea
質問者

お礼

ありがとうございました。 当方は海外ではDCCも生き残れたのではないかという推測が非常に強いです。 操作性よりも簡便性を求めるお国柄ならば、デジタルであっても煩雑なディスクより簡便なテープが生き残ると推測しています。途上国では「ソフトはもちろんハードの価格も高い」ことなどからCDの普及が遅れ、ランダムアクセスの便利さがあまり理解されていなかったそうです。 要は、「海外でMDが日本ほど普及しなかったのは、煩雑なディスクより簡便なテープのほうが好まれたからではないか」と考えています。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
  • piyorina
  • ベストアンサー率35% (1761/4998)
回答No.17

本当にDCCが生き残る為には、MDよりも早いタイミングでの商品投入と 先行商品のDATより高音質18ビット録音を前面に出した販促が必要でした。 なぜMDが売れたかですが レンタルCDのコピーメディアとして ランダムアクセスが出来たからです。 DATを崩せなかったのは、 非圧縮16ビット録音より圧縮18ビット録音が高音質と アピールしなかったからです。 プロユースのDATユーザーを取り込みには、 ここしかありません。

klht2prea
質問者

お礼

ありがとうございました。 DCCは92年春には商品を出す予定でしたが、数カ月早いだけではMDやDATとは勝負にならなかったのでしょうか??

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
  • chiha2525
  • ベストアンサー率10% (245/2384)
回答No.16

面白いですね。 成功しなかった商品に焦点をあてて、なぜ成功しなかったのかという考察は、今後特に若い人への良いメッセージになりえそうです。 しかし、DCCなんて、オーディオから離れていた時期に出たものだったので存在すら忘れていました。 個人的な感覚では、成功したのはCDとDVDだけで、DCCもDATもMDも失敗ですね。 BD(ブルーレイ)も成功しないメディアだと思っています。 またCDは、私の中ではすでに廃れたメディアとなっています。 規格を成功させるのって大変ですよね。

klht2prea
質問者

お礼

ありがとうございます。 当方は失敗した商品が成功する手立てはあったのかという仮定も好きですね。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
回答No.15

御質問への回答としては A No.9 parts さんの御回答に全面的に賛成なので重複させませんが、Audio 趣味は SONY TC101 からのヒモ (Tape) 派だったのでデンスケ時代には Nakamichi 550 は勿論 Teac A6100 まで背負子で担ぎ、仲間と Jazz Trio を組んで録音に勤しんでいました。 しかし、「万が一、再生環境が必要になった際や災害時の」の緊急用として SONY WM-GX322 を Mothball してはいるものの、最後の愛機は Marantz PMD430 でした。 DAT は借りて使いましたが、MD は Recording Walkman を買っても直ぐに友人に譲り渡し、DCC は初めから購入対象外、Video Tape を用いる PCM 機器は Studio で借りる姿勢を貫き、録音環境は M-Audio Quattro Audio Sport で Apple Powerbook G3 の Hard Disk Drive に記録するようになるまで Analog Tape 式を愛用していました。(DAT 時代に入ってもわざわざ Studio に Tascam A80-8 を借りに行ったほどです)・・・製品型番は Google ででも検索してください。 A No.9 parts さんへの御礼に >日本では素早い選曲や扱いやすさなどが受けてMDが普及しましたが、単機能・簡便性を望む海外では、少ないボタン数で複雑な操作を強いられるMDよりも、操作性がアナログカセットと大差ないDCCのほうが普及したはずだという考えです。 とありましたが、私の場合、MD を買ってもろくに使いもせずに友人に譲ってしまった理由は「扱いにくさ」と「音の悪さ」に閉口したからです。 Cassette Tapecorder も Open Reel Tapecorder も長年の間に Fnction Key の Interface が統一されて、Touch Switch 型になっても << < ■ > >> といった Function は指に覚えさせて見もせずに扱えるものでしたが、Disk 系の機器は Panel に映し出された文字を見つめながら操作しなければならず、全てが「文字を読む」 Digital であることから「Anlog 式腕時計」のように一瞬で認識できるものではないところが気に入りませんでした。・・・DCC は << < ■ > >> は Analog 方式で行けるものの他は全てLCD (液晶) Panel を読まねば操作できないものになることが確実でしたし、音は MD よりも悪く、既に安価な VTR (Video Tapecorder) を用いた PCM 録音 Unit が手に入る時代でしたので魅力を感じませんでした。 また、Analog Tapecorder の魅力は Marantz PMD430 を検索して見ていただければ判るかと思いますが、Tape Maker、種類を変え、Bias Equalizer を補正して NR (Noise Reduction) を選択することによって Tone Controller では実現不可能な Amplifier や Speaker を変えるに等しいほどの音色変化を作り出すことができる点にあり、特に大切な Analog Disk を傷めないように Cassette Tape で Master Tape を作っていた時代には曲調に合わせて音色を変えた Master Tape 作りを行える Bias Equalizer 補正機能付 Cassette Deck は重宝なものでした・・・Nakamichi が CTR (Cassette Tapecorder) で常に Mania の垂涎の的であり続けたのも、Full Auto で良い音を提供できる以上に「自分だけの音に調整できる機構」という Mania 心をくすぐる Charm Point を維持し続けた点も大きいのではないかと思います。・・・Open Reel Tapecorder の時代には Scotch 206 にするか TDK にするか Maxell にするか・・・生録前にどの Tape を用意するかというのも楽しみの 1 つでしたね。 Digital 録音は PCM Processor という頂点と IC Recorder (Business 用) という底辺の商品が存在して、Memory 増大に伴って Apple iPod のような製品が出てくることが予測できていましたし、DCC と同時期に発売された NT SCOOPMAN Digital Micro Cassette と DCC や MD とに殆ど性能差がなかったことからも Mania から見れば「もはや Digital は Media ではなく Interface と Contents が勝負を決するのではないか」と予感させる状況になってきたのではないかと思います・・・つまりは iPod に見られた Marketing が勝負を決するようになったわけですね。・・・HDCD や SACD、DVD-Audio はこうした Marketing とは乖離した古い Audio 戦略の延長上で勝負に出たことが敗因だと思いますし、BD も HDTV Contents を前面に押し出すことなく Audio 性能や Video 性能を謳うようでは Music CD や DVD-Video に取って代わることはないと思っています。 Computer を録音機材に使うようになってからは Analog 時代の Recorder を再現したり、Oscilloscope のような音響測定器の画面を入れた Graphics Interface を備えるようになったことから、Digital 録音と言っても一瞬で状況を確認できる Analog Interface を得られますので違和感はなく、音作りも Noise などとは無縁の Digital 信号で Effector をかけることができるようになりましたが、DCC や MD のような Digital 黎明期の機器はどちらが使い易くて安価で音が良いかと悩む以前に「どれも使い難くて高価で音が悪い」のが明白であり、Music CD と較べて Dynamic Range が狭いことを承知しつつも自分なりの良い音を創ることができる Analog Tapecorder から離れられませんでしたね(^_^)/。 つまり、私にとっては DCC は CTR に代わるものではなかったし、DCC も MD も同じく受け入れられるものではなかったのです・・・MD の一時的な流行は MD Walkman の Marketing によるものでしかないと思っています・・・録音 Mania にとっては DCC よりも 5 年も前に規格策定された DAT の方が良いことが判っていましたし・・・。 中途半端な商品としては Open Reel と Cassette と良いとこ取りをしたと謳いながら悪いとこ取りしたとしか思えなかった EL Cassette が有名ですし、Analog Disc と同じような感覚で使えるのに LD に負けた VHD なんてものもあり、その LD も映像品質では (特に電線や白波の動きなどは) 酷い MPEG-2 を用いた DVD-Video に負けましたし・・・。

klht2prea
質問者

お礼

ありがとうございました。 ACCとDCCは、操作性は別物といってよかったのでしょうか…

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A

  • 続々:DCCは本当に生き残るすべはなかったのか?

    http://okwave.jp/qa6587031.html 等で質問しましたが、今度は視点を少し変えて質問します。 MDのライバルとして登場したDCCは、アナログカセットとの互換性を重視したのが売りでしたが、ニッチ市場にも残れず消え去ってしまいました。 MDはランダムアクセスや文字入力などでカセットを置き換えていき、MP3プレーヤーは大容量や高速転送などでMDを置き換えていっただけに、MDも受け入れないような世代がカセットを受け入れるのは難しいとは思いますが、一方で途上国ではマスタープレス機の設置に相当な費用がかかるCDよりも低予算なDCCが普及するという予測や、MDが安くなる可能性はDCCのそれより低いという予測もありました。 また、新しいメディアは取り扱いが面倒というイメージが出やすいです。レコードからの置き換えが急速に進んだCDでさえ、出たての頃はなじみ深かったレコードに押され気味でした。 当方は以下の3点から、DCCもニッチマーケットで生き残る術が有ったはずと考えていますが、それでもDCCはニッチ市場で残ることも無理だったのでしょうか? イ:DCCはアナログカセットとの互換性があるので、操作性が従来のアナログカセットと同等であり、アナログカセットの生産ラインを生かすことで生産コストも下げやすかったのではないのか?(実際、初期の60分用MDディスクは約1,400円、DCCテープは同じ60分用で約900円) ロ:CDより後に出たテープメディアでもある程度売れたものもあり、一方でディスクメディアでもイマイチ普及しなかったものもあるので、必ずしもテープメディアということが普及の阻害とはならないのではないのか? ハ:海外では録音や録画といったニーズが弱いから、日本以上にアナログカセットとの互換性が重視されるのではないのか?

  • 続:DCCは本当に生き残るすべはなかったのか?

    http://okwave.jp/qa6553864.html ではイマイチわからない部分があったので、質問します。 MDのライバルとして登場したDCCは、アナログカセットとの互換性を重視したのが売りでしたが、ニッチ市場にも残れず消え去ってしまいました。 MDはカセットではできないランダムアクセスは文字入力などが特徴でカセットを置き換えていき、MP3プレーヤーはMD以上の大容量でメディアチェンジの手間要らず、転送もより高速とあってMDを置き換えていっただけに、MDも受け入れないような世代がカセットを受け入れるのは難しいとは思いますが、高齢層ではカセットもまだ需要があるようです。 途上国ではマスタープレス機の設置に相当な費用がかかるCDよりも低予算なDCCが普及するという予測や、MDが安くなる可能性はDCCのそれより低いという予測もありましたが、DCCはニッチ市場で生き残ることも難しかったのでしょうか?

  • DCCは本当に生き残るすべはなかったのか?

    再登録前に何度か質問しましたが、今一つ分からないので改めて聞きます。 MDのライバルとして登場したDCCは、早い段階で消え去ってしまいましたが、本当に生き残るすべはなかったのでしょうか? DCCはアナログカセットとの互換性を重視したのが売りでした。MDはカセットではできないランダムアクセスは文字入力などが特徴でカセットを置き換えていき、MP3プレーヤーはMD以上の大容量でメディアチェンジの手間要らず、転送もより高速とあってMDを置き換えていっただけに、MDも受け入れないような世代がカセットを受け入れるのは難しいとは思いますが、高齢層ではカセットもまだ需要があるようです。 DCCは、MDに勝つのは難しかったにしても、ニッチ市場として生き残ることも難しかったのでしょうか?

  • 結局、HD DVDのメリットは何だったのでしょうか

    以前にも質問しましたが、東芝主導のHD DVDはかつてパナソニック主導で普及が進められたDCCよりもさらに普及要素がないメディアだと思っていました。 以前「DCCはニッチ市場でなら生き残れたかもしれないのでは?」という質問をしましたが、その時の理由は以下の通りでした。 イ:MDの光磁気ディスクは、当時は普及率が低かったPCメディアの転用ということもあり技術も未熟で、これまでのアナログカセットの実績があるDCCにくらべ、コストダウンがしにくいといわれたこと(CDでさえ、特に途上国は高額なCDプレス機を購入するための予算が足かせとなり、普及が遅れていました) ロ:音楽カセットやVHSは現在でも一部で根強い需要があり、互換性を生かしたDCCはカセットで十分だというユーザー層に応えられたのではないかということ ハ:MDは初期はエラー対策に気を取られていたため、DCCと比べても音質が悪かったこと ニ:MD・DCCは「CDからダビングするためのメディア」として認識されたことでパッケージソフトが少なく、かつてのVHS・ベータの時のようにソフトラインアップに左右されにくかったこと ホ:黎明期のMDは、ポータブルMD初号機はポータブルとは名ばかりの大きさと重さがあり、MDシステムにもCDプレーヤーがなかったなど、問題点も多かったこと ヘ:発売当初、DCCがゼネラルオーディオを積極的に出していれば、売れ行きも良かったのではないかということ ト:海外では録音や録画といったニーズが弱いので、アナログカセットとの互換性は十分武器になると思ったこと これらの事情をHD DVDに当てはめるとこのようになります。 イ:BDが殻付きだった時代はともかく、殻なしになってからはコスト面での利点が大きく失われていったと思います。更に、DCCはMDより安く作れることもアピールしながらその後コストが逆転したという経緯があるゆえ、HD DVDは同じ道をたどる可能性を最初から想定されていたのではと思います。 ロ:BDとHD DVDは同じ形状なのでお互いの「らしさ」が感じ取れず、すみわけができるとは到底思えませんでした。同じ形状でもDVDは10年前でも多くのソフトラインアップを有していましたが、BDとHD DVDは10年前はソフトラインアップが豊富ではなかったため、なおさらです。更にDVDとのコンパチにする手間はどちらも変わりません。 ハ:HD DVDがBDより画質がいいとはとても思えません。逆に容量が少ないゆえ、BDより画質を落とさなければならないケースが考えられます。 ニ:BDやHD DVDはVHS・ベータのように映像メディアですので、ソフトラインアップの豊富さも重要となります。ディズニーのように容量が少ないことを理由にHD DVD陣営にはつかなかった映画会社もいますので、それらをHD DVD陣営に引き込むこと自体最初から無理があったと思います。 ホ:BD・HD DVDは据え置き要素が強いため、機器が大きくてもポータブル機ほど気にならなかったと思います。 ヘ:BD・HD DVDの場合、どちらも最初は高額なレコーダーからのスタートでしたし、のちに普及価格帯のレコーダーやプレーヤーも出していきました。ラインアップは、豊富さを除けばがっぷり四つだったのではと思います。 ト:ロと同じように、BDもHD DVDも上位互換や後方互換があるわけではなく、DVDやCDと共存させる手間も変わらないため、再生専用機が中心の海外でも互換性などほとんど考えられなかったと思います。 (この他、BDは50GBあってもHDDと比べると少ないゆえに普及が鈍いだけに、30GBのHD DVDが普及するはずがないという理由もありました) 以上から、明らかにHD DVDはDCCと比べても普及できる要素が存在せず、当初からすぐに消えるだろうと予想し、案の定消えていきました。DCCと違い、HD DVDがBDより優れている点が何も主張できません。 東芝やソフトメーカーの一部などは、HD DVDを支持してましたが、なぜこんな普及要素が乏しいメディアを支持していたのでしょうか?

  • 結局、MDの欠点は何だったのでしょうか?

    http://okwave.jp/qa/q6573878.html の続きです。MDは1990年代後半から2000年代前半にかけて一世を風靡しました。今はメモリーなどにその座を譲っていますが、こうなるとMDの欠点は何だったのか気になります。 当方は以前、MDのライバルであったDCCに対し、「何か手を打っていれば生き残れたのではないのか」という質問をしつこいぐらいにしてきました。 http://okwave.jp/qa/q6553864.html http://okwave.jp/qa/q6587031.html DCCはテープ方式そのものの欠点や互換性の中途半端さがありましたが、CD普及が遅れていた途上国では利便性が理解されず、馴染みのあるカセットに近いDCCに好感触を示していたこと、MD生産には難しい技術が要求されるため、コストダウンが極めて難しいことから、互換性が十分なら生き残れたのではないかと思っていました。そのためか、MDの欠点が思い起こせません。 MDの音質はいいとは言えないという意見もありますが、音声圧縮はメモリーオーディオでもごく普通のことであり、MDの音質に不満なユーザーがMP3の音質を受け入れられるかといわれれば疑問符です。信頼性もどっちもどっちという気がします。 結局MDの欠点はなんだったのでしょうか?

  • 続:HD DVDのメリットは何ですか?

    http://okwave.jp/qa/q8515239.html でも質問しましたが、こちらが言いたいことがうまく伝わらなかったため、もう一度質問します。 以前何度か「DCC(デジタルコンパクトカセット)は生き残るすべがあったのではないか」という質問を行いましたが( http://okwave.jp/qa/q6939724.html 等)、一方で東芝主導で出していた「HD DVD」はメリットが本当にあったのかと思っていました。 そもそもDCCが生き残れたはずといい続けてきたのは、アナログカセットとの互換性があること、ライバルのMDやCD-Rはテープとディスクだからすみわけができそうだと思ったこと、初号機をピュアオーディオではなくゼネラルオーディオで出していれば風向きも変わったのではと思うこと、初期はMDより音質が良かったこと、MDやCDよりも低コストで作れるからコストダウンもしやすかったのではと思ったことが理由でした。 一方HD DVDの場合、既存DVDとは生産ラインは共用できても互換性があるわけではなく、DVD/CDの再生環境を整える手間もBDと変わりません(2種類のレンズが必要)。どちらも12センチディスクなのですみわけの要素も薄く、少なくとも2006年頃にBDがカートリッジレスタイプに完全に切り替わって以降はコストメリットも大きく薄れたと思います。画質もBDより高画質かといわれればそうとも言えません。ましてや、50GBのBDでも普及ペースは非常に遅いだけに、30GBのHD DVDが普及するとは考えにくいです(かつてのVHS対ベータでVHSに軍配が上がったのは2時間録画を確保したことが大きいです)。 以上の理由から、生き残るすべがあったと主張したDCCに対し、HD DVDは早くから負けハード臭を感じていました。その為、HD DVDの商品化自体疑問符でしたが、HD DVDは本当に普及要素があったのでしょうか?(特に、BDがカートリッジレスに移行した後)

  • MDがDCCの息の根を止めたのは何が原因?

    MDが発売されたとき、DCCという対抗方式がありました。最初のうちはほぼ互角だったようですが、3年もするとDCCは劣勢になり、今ではテープもデッキも見かけません。 ただ、ベータやVHDが劣勢になっていったのは、ソフト業界がシェアの高いVHSやLDにコミットしたのが原因ですが、DCCの場合はソフト業界がMDにコミットしたから消えていったわけではなさそうです。 では、MDがDCCの息の根を止めた理由は、一体何だったのでしょうか?

  • HD DVDのメリットは何ですか?

    以前何度か「DCC(デジタルコンパクトカセット)は生き残るすべがあったのではないか」という質問を行いましたが、そうなると東芝主導で出していた「HD DVD」はメリットが本当にあったのかということになります。 そもそもDCCが生き残るすべがあったと主張してきたのは、「アナログカセットの生産ラインを生かせるのでは」・「海外ではディスクよりテープが広まるのでは」・「1号機を単品デッキではなくラジカセやポータブルで出していればよかった」・「アナログカセットの録音も可能ならよかった」など、生き残れたかもしれない点を多数主張してきましたが、HD DVDにはそれが全くと言っていいほど存在せず、DCC以上に普及要因の無いメディアであると思いました。 低コスト生産を売りにしていましたが、DCCも最初はメディア価格がMDより35%も安かったので、BDの生産コストがHD DVD以下になってからは、容量の少ないHD DVDは何の利点も主張できないメディアに成り下がっていたと思います(=初期の生産コストが低ければ普及するとは限らない)。 DVDと名前はあるものの従来のDVDプレーヤーでは再生も行えず、かといってHD DVD/DVD兼用レンズがあるわけでもありません。DCCがMDに対しての利点としていた再生互換性はBDと何ら変わらず、ランダムアクセスもBDより分がいいわけでもありません。ベータ対VHSでもベータは高画質を売りにしていたものの、HD DVDはBDより画質がいいかといえば違うと思います。 更に賛同メーカーも少数(中にはBD陣営へ鞍替えもしくは相乗りしたメーカーも)、HD DVDの撤退は早くから予想していましたが、HD DVDは本当にメリットがあったのでしょうか?

  • 音質について

    完全に興味本位の質問なのですが・・・。 以前はCD→カセットテープという感じで音楽を移して聞いたりしていたものですが、最近ではCD→MDから、CD→MP3プレイヤーなどと変化してきています。 その理由は、持ち運びのしやすさなどいろいろあると思うのですが、単純に音質がいいからという理由もあるのではないかと思います。 私自身も、確かにカセットテープで聞くよりはMDで聞く方が音質はいいと思うのですが、カセットテープに音楽を移すとき、具体的にはどう音質が劣化しているのでしょうか? アナログとデジタルの違いくらいしかわかりません^^; 詳しい方いらっしゃいましたら教えていただけませんでしょうか。 よろしくお願いします。

  • CD派?カセットテープ派?

     いまはどちらとも普及していますが、あまりにCDやMD、DVDが普及しており、カセットテープが将来なくなってしまう気がします。  CDの利点といえば、音質がよく、場所もとりませんが、傷がついたりしたら使えないし、衝撃にも弱いですよね。  カセットテープは場所をとるしCDほど聴きたい音楽を簡単に聞けるわけでもありませんが、衝撃にも強いし、録音も容易ですよね。  ICレコーダーなどほかの機器は考えないで、どちらが使いやすいと思いますか。ちなみに僕はカセットテープ派です。いろいろなご意見伺いたいです。

専門家に質問してみよう