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もしも航空会社各社が技術提供していたら

まず「協力体制は、ない」や「戦局に対する回答」はなしにしてください。もし日本海軍が局地戦闘機を陸軍の二式単座戦闘機のライセンスを購入しそれにエンジンを金星に機銃も二〇粍機銃に換装して使用した。これによって三菱重工業の雷電と川西航空機の紫電改は、開発されない。そして海軍が烈風の要求(特に航続距離)を満たし防弾を要求し開発を三菱航空機と川西航空機の2社で合同で行わせた。そして2社は、さらに中島航空機と川崎航空機に技術提供を要求して技術交換をした。開発体制は、次のとおり。 開発主任 堀越二郎 開発副主任 曽根嘉年 緊急開発主任(上記の2名が倒れた場合の開発主任) 菊原静男 この場合烈風の早期の実戦配備は、可能でした?ただし何度もいいますがまず「協力体制は、ない」や「戦局に対する回答」はなしにしてください。 そしてこの三菱航空機と川西航空機が合同で開発しさらに中島航空機と川崎航空機に対して技術提供を行った場合下記の独自技術は、採用されると思いますか?ただし独自技術は、あくまで質問者の予想なので追加や批判などを書いてかまいません。 独自技術 発動機 誉二一型の採用。推力式単排気口の採用 胴体 川崎航空機から機体の分割を減らして、生産性の向上とともに強度と軽量化の両立を図る技術の採用 主翼 中島航空機から独自の層流翼型であるKシリーズと蝶型空戦フラップの採用。川西航空機から自動空戦フラップの採用 尾翼 中島航空機の二式単座戦闘機から水平尾翼のかなり後方に位置する特徴的な垂直尾翼を採用 材質 超々ジュラルミン 武装 翼内九九式20ミリ機銃×4。胴体内二式二十粍固定機関砲×2。

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みんなの回答

  • eroero1919
  • ベストアンサー率27% (3007/11114)
回答No.2

#1さんのおっしゃるとおりですが、当時の日本の工業技術の質の悪さというのは今の高い技術を持つ日本と同列には考えてはいけないものですよ。 例えば、あの三八式歩兵銃は当時各国が採用していたライフルに比べると一番といってもいいくら命中精度が高いものでした。一見、日本の技術が高いように思えますが、実は三八式歩兵銃は工場から出した状態では品質のバラツキがひどく使い物にならなかったそうです。それを職人さんが一丁一丁丁寧に調整して仕上げたのだそうです。だから、日本軍のライフルは工業品ではなくむしろ工芸品といったほうがいいようなものでした。 そしてゼロ戦を始めとした航空機も工場から持ってこられた状態では品質のバラツキがあまりに大きいので、それを整備兵が一機一機ごとに整備して使えるようにしたのです。 そして当時の日本は「信頼性の高い大馬力エンジン」が作れなかったのです。だから飛燕も成功しなかったし烈風も開発が遅れた。雷電はおよそ戦闘機に向かない大型エンジンを無理やり乗っけたのであんなずんぐりむっくりの体型になりました。 烈風の開発が遅れに遅れた原因はほぼ全てエンジンにかかってくるかと思います。 今の中国にある自動車メーカーの総力を結集しても、レクサスやGT-Rやベンツに匹敵する車は作れません。それと同じように、当時の日本の技術では2000馬力級エンジンというのはもう技術的限界点を超えたものだったんじゃないかって思います。 空冷エンジンにすると、特に大馬力エンジンだと冷却がいきわたらない(特に高高度だと空気が薄いので)という問題があります。これがどうしても乗り越えられなかった。だから、高高度で安定して冷却ができるエンジンとなると基本的には液冷エンジンがいいのですが、この液冷エンジンがとうとう作れませんでした。 私は技術屋ではないので、なぜ開発が成功しなかったのかは分かりません。しかし、エンジンに関していえば航空機エンジンに限らず戦車用のエンジンからトラックのエンジンに至るまで信頼性も性能も低かったのでこれが限界だったんじゃないかなあって気がします。 あと、武装の20ミリ機銃も確かボフォース社製の20ミリ機銃のライセンス生産品だったと思いますが、これも性能が低かった。初速も命中精度も本家と同じ性能が出せなかったのです。だから、当のパイロットたちは積載する弾数も少ない20ミリ機銃はあてにせず、7.7ミリ機銃のほうを使っていたそうです。 「工業製品の信頼性の低さ」ってのは、日本軍をある程度以上研究してくると立ちはだかってくる問題です。レーダーも、戦車も、戦闘機も、大砲も機関銃も、これがネックとなってくるのですよねえ。

  • ultraCS
  • ベストアンサー率44% (3956/8947)
回答No.1

問題になるのは生産能力というか、品質管理能力でしょう。 当時の日本では、品質管理の概念が乏しく、発動機に至ってはほとんどワンオフで、部品の互換性すら怪しかった状態です。 技術提供したって、そもそも、品質管理の考え方がゼロに近いですから、分散生産など不可能でしょう。届いた部品を組み付けるには、熟練工が削ったり叩いたりして合わせなきゃ付きません。とすると、合同生産しても対して生産性が上がらないと言うことになります。 現代日本のような工業力ではない時代ですから、残念ながら、やっても無駄な可能性が大きいと思いますよ。 可能性としては、共同生産の時に品質管理の発想が一般化するというケースですが、それでも、国内や占領地域からの金属供給力がネックになりますから、大きく戦局が動くことはないでしょう。

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