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オリンピコ劇場

オリンピコ劇場は遠近法を利用して作られた目的は何ですか?

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  • xiansui
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回答No.1

オリンピコ劇場は、門の奥に傾斜の付いた先細りの通路を配して、実際の長さ以上に遠近感を演出しているのですが、「トロンプ・ルイユ」(トリック・アート)の技法になるかと思います。 (いわゆる「騙し絵」です。) 限られたスペースで、劇中の空間を表現するために、古くから「トロンプ・ルイユ」の技法を利用して、実際以上に奥行きを感じさせる工夫がなされていました。 例えば、テーマパークの建造物にもこうした手法は取り入れられており、徐々に道幅を変えて距離を遠くまたは近く見せる、建物の一階分の高さを上へ行くほど低くして「あおり感」を大きくしたりするなどがあります。 五重塔やお城が上層にいくほど小さくなっているのも、軽量化して建築の安定を確保すると同時に、強化遠近法でより高く荘厳に感じられる効果を有しています。 また、実際に壮大で複雑な装飾建築を造ろうとすれば、多大な費用や労力を要します。 そこを、精巧な絵によって実在するかのように平面に描けば、省力化が可能となります。 (壁紙や塗装で、大理石・木目・レンガなど、実物とは異なる材質のように見せかけるものもあります。) この様な効果を狙っているのではないでしょうか?

KAGUMAJJ
質問者

お礼

とても助かりました

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