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司法書士が勝手に戸籍謄本を取得?
- 夫が結婚前から持っていた不動産が結婚後に売れました。しかし、契約に必要のない戸籍謄本が含まれていたため、個人情報の取り扱いに懸念があります。
- 夫が契約に出向いた際、同席していた司法書士が書類の入手を委任され、後日、戸籍謄本や個人情報が返却されました。
- 私は戸籍謄本が不要と思い、個人情報の漏洩を避けるため慎重に契約に臨んでいましたが、司法書士によって勝手に戸籍謄本が取得されてしまいました。この行為は違法なのでしょうか?
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素人ですが書かせていただきます。 司法書士も顧客やその家族の意向を良く汲み取って、慎重に行動すべきだったように思います。 司法書士は職権で戸籍謄本を請求し、入手できます。しかし、あなたの言われるように個人情報でのトラブルの回避のため、委任状を貰うことの方が多いことでしょう。 戸籍謄本は、戸籍に含まれる人であれば、請求の権利があります。 司法書士は請求する権利のある人として、ご主人から委任状を貰っているようですから、違法性は無いでしょう。 不動産登記では、他の役所の手続きと異なり、明確な基準に無い物を法務局の登記官から要求されることもあります。したがって、司法書士も経験や法律知識などからの説明で不要と判断し説明したものでも、後日必要となる書類もあることでしょう。ただ、司法書士であれば、その辺を含めて説明した方がよかったとも思いますね。 戸籍謄本や抄本は証明書類かもしれませんが、証明を求める側の要求次第でその効力が変わります。さらに司法書士は法律家として請け負った業務に責任を負いますし、そのためにも業務を把握しておくためのコピーなどを行うのは良くある話です。 私見ですが、その司法書士は説明などが下手なのかもしれません。世渡りが下手なのかもしれません。少なくともあなたに合わない司法書士なのでしょう。依頼する司法書士の選択は、手続き上の名義人であるご主人でしょう。 あなたが個人情報に慎重になっていることについて、ご主人が軽視していたとしか思えません。 司法書士の選択が自由なのとともに、依頼するかも自由です。家族が代理で手続きするのに資格は不要です。ご主人が行った行為やご主人の代理として法律家が行う行為まで慎重になってしまうのであれば、あなた自身が勉強(法務局への相談を何度も)することで行えばよいでしょう。それを認めない不動産屋であれば、認めてくれる不動産屋に売買の斡旋を依頼すれば良いだけですからね。 ご主人と司法書士があなたの慎重さを軽視しただけで、違法性は無かったように思います。
お礼
分かりやすい回答、ありがとうございます。 確かに委任する内容をよく把握せず委任状にサインをしてしまった夫には不満があります。契約書の内容もしっかり読んでいなかったようです。 今回は買い主がその不動産の近所の方であったり、司法書士(不動産業者が選んだ方)が偶然私の実家の近くの方だったりで、余計に個人的なことを知られるのが怖くて神経質になっていました。司法書士は不動産業者の便宜上必要な存在だと思っていましたが、売り手が自由に選べたのですね。私が役所へ出向いて書類を入手することも考えましたが、代行費用がリーズナブルだったので依頼してしまいました。値段で決めなければよかったと後悔しています。 戸籍は夫の委任状だけで私について記載のある謄本まで自由に取れるのですね。入籍した限りは仕方ないということなのでしょうか。夫婦と言えども個人なのに、と思ってしまいます。転籍のときのように夫婦二人の同意がないとダメなようにしていただきたいものです。 今回の契約に関して個人情報の扱い方について夫と何度も言い合いをしてしまい、最後の方はウンザリさせたくなくて黙ってしまった結果がこれです。煙たがられてももう一押ししておけばよかったと思います。 売り手と買い手の間でお互いの情報が漏れてしまったり、そもそも何度も顔を合わせることが必要なのか、不動産売買契約に関して疑問がたくさん湧き出ました。なんのための仲介業者なんだろうか…。次に不動産に関わることがあれば、更に慎重に手続きしたいと思います。 司法書士の行為に違法性はないとのことですので、がっかりしていることだけでも伝えてみるべきか、少し検討します。 ありがとうございました。