- ベストアンサー
核爆発が無いのに、同心円の避難区域は何故ですか?
現在、詳細な放射能汚染マップが知られています。それによると、同心円の避難区域とは無関係に、広がっています。 もし、放射能汚染を避けるための避難なら、そのマップに沿って、避難地域を設定しなければならないのに、いまだに同心円なのは、どうしてでしょうか? 素人考えでは、同心円が意味を持つのはただ一つ、兵器と同じ核爆発としか思えないのですが、どうでしょうか? でも、分からないのは、原発は物理的に爆発が不可能なはず・・・ですよね。核燃料が現在、制御不能ですが、制御不能になった場合は、場合によっては爆発が起きる可能性があるのでしょうか?
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
>いまだに同心円なのは、どうしてでしょうか? 避難地区を同心円状に設定しているのは何の調査もせずに机上の計算だけで設定出来るという簡単さが理由でしょう。 実際の放射線量や放射性物質の飛散量を元にして避難地区を設定する場合、詳細な調査が必要になりますし、SPEEDIの予測結果なども考慮しなければいけないので手間がかかります。 現在の政治家達は、そんなことよりも自分達の影響力を増すための政治ごっこで忙しいのでしょうね。 もし、政治家の手抜き以外が理由で設定されているとしたら、放射性物質の影響を考えていないって可能性かな。 放射線というのは距離の2乗に反比例して減衰するため、距離が2倍離れていれば放射線量は4分の1になるんです。 そのため、単純に福島第一原発から出ている放射線による影響だけを考えて非難区域を設定しているのなら同心円状になるのも分かります。 >場合によっては爆発が起きる可能性があるのでしょうか? 1号機の建屋が吹き飛んだ時のような水素爆発が発生する可能性はあります。 ですが、原子力発電所で使っている燃料は濃度が低すぎるので核爆発をすることはありません。 その理由としては、水素爆弾や中性子爆弾と同じ原理の爆発は原子炉内部では条件が満たせませんし、原子爆弾と同じ原理の爆発には濃度90%ほど必要なのに原発の燃料は濃度数%程度と低すぎるからです。 絶対に起こらないとは言えませんが、限りなくゼロに近い確率だと思いますよ。
その他の回答 (4)
- amenokirin
- ベストアンサー率13% (4/30)
そもそも危険の証明ができていません。 半径20kmどころか、ど真ん中、問題の原発で作業中に500ミリシーベルトもの 被ばくをした作業員が、病院で問題なしとして帰されているのですよ! 基準値の設定が間違っているのです。 がんになる確率が少し高まるとか、とりあえず危ないかもしれない という程度なのでしょうと思わざるを得ません。 だから、厳密なことをできず、むしろ公平感のある半径20km以内を 採用しているのではないでしょうか。 あまりにもいい加減で、避難しているかたがお気の毒でしょうがないです。
お礼
ありがとうございます。 >半径20kmどころか、ど真ん中、問題の原発で作業中に500ミリシーベルトもの被ばくをした作業員が、病院で問題なしとして帰されているのですよ! 思い出しました!年間1ミリの被ばく量という問題について、大きな議論している間に、現場作業員はすでに500ミリを浴びていて、しかも病院から帰されている・・・。 あまりにも、数字がかけ離れて、実感が湧きにくいです。 本当に、避難所で生活をしている人は気の毒ですね。
のんきです。初めまして おっしゃる通りだと思います、多くの固定した測定地点と測定方法を定め それによって得られたデーターにより区域割りをすべきと思います。 私もどうして同心円によって区域を決めるのかと疑問に思っていました。 本来は、こんな私達の素朴な疑問を私達に代わって世間に知らしめる事こそ マスメディア なかでもテレビ放送や新聞各社の努めと思います。 しかしながら メディアはぶら下がり報道が大半で 私達が知りたい事を、取材によってしつこく究明する努力に欠けていると思い憤慨しています。 この地域割りをした人に、一問一答の形でインタビューしてみたい物です。 怠慢以外の何者でもないので、答えに詰まってしまう事でしょう。 現実的には、事故原発との相対的な位置関係と、地理的な要素、 それから時々の風向きや、降水状態に依って日々放射線量が変化する事でしょう。 ですから、これらを高性能コンピューターに予測させ、 シュミレーションしなければなりません。 これによって得られた区割り図も、時々によっては実測データーと反する事も十分に考えられます。 本当に、住民に親切な方法を見いだすのも至難の業なのです。 忠実にせいをもって対応したとしても、頻繁に避難地域を変更されたのではある意味 迷惑です。 それよりも避難地域や、避難準備地域に該当する人にはなにがしかの 保証金が東京電力から支払われる事になるのですが、その支払い基準すら決まっていません。 東京電力もさることながら、政権与党の怠慢は目に余ります。 実際に避難した人、これから避難する人。指定地域外でも、 幼い子供の安全が保証されないため自主的に避難した人もいます。 ですから地域割りは、単純に放射線濃度だけで決めてはいけない事なのだと思います。 もし、「避難勧告もされずに避難したのだから、貴方には保証金は出せません」 等と後々問題が起こらない事を祈ります。
お礼
ありがとうございます >頻繁に避難地域を変更されたのではある意味迷惑です。 確かに、データが変わる度に、避難地域が頻繁に変更されては、迷惑ですね。 さらに政府の決めた避難区域とは、別に自主的避難をした人もいますし・・・。 かなり深刻な問題ですね・・・。
- tetsumyi
- ベストアンサー率25% (1954/7563)
核爆発は起きたのです。 原子炉が核爆発したのではなくて3号機の水素爆発によって燃料プールで燃料棒の一部が一箇所に集められて小規模核爆発が起きて、きのこ雲が発生しています。 「3号機 核爆発」で検索してみてください。 3号機の燃料ブールは上空からの詳細写真でも跡形も無く吹き飛んできますしコンクリート、鉄骨さえも溶融したように見えます。 http://hanbey8.jugem.jp/?eid=270 3号機の爆発動画は専門家が見ても単なる水蒸気爆発ではありえないと言うのが通説です。 アメリカ軍は事故当初から原発近辺の放射線量を注意深く測定していたはずですが、3号機の爆発と同時に即座に在日アメリカ人に80キロ圏内から避難するように命令しましたし、今現在も継続しています。 その後、米軍の支援は原発周辺には一切立ち入ろうとしませんでしたが、これらの措置は核爆発を確認した以外の理由は考えられません。 うわさでは、官房長官、総理がとっくに家族を関東から非難させてると言うことです。
お礼
ありがとうございます。 http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/05/04/tanemaki-may4/ 早速、3号機 核爆発で、検索して見ました。 これによると、最近注目を浴びている、反原発の原子力専門家、小出先生の話しを自分なりに要約すれば、秘密に核実験をしていないか?監視する国際機関が日本の高崎に設置した計測データによると・・・。 核爆発以外では、考えにくい放射能データが出たそうですね・・・。 ただ・・・その公表されたデータが正確かどうか?あくまで、可能性の一つであると、専門家らしく、かなり慎重な言い回しをしていましたね。でも、今でも公表されたデータも訂正ばかり、今度ばかりは、良い方向に訂正してくれる事を祈るばかりです。
- pixis
- ベストアンサー率42% (419/988)
>いまだに同心円なのは、どうしてでしょうか? 菅政権の危機管理能力の欠如が原因です。これに尽きます。 原発事故発覚後直ちに気象庁を現地、及び近隣に配置して 風向き、天候等逐次調査し、避難しなくてはならないところは避難を誘導すべきでした。 またSPEEDといわれる、放射能拡散予測システムをフル活用し いち早く避難させるべきでした。 国民の命をないがしろにする菅政権だからこそ降りろ降りろの大合唱なのです。 総理として最低やらなければならぬことをやっていないのですから 仕方ありません。 原書力、核燃料のことは専門家ではありませんので わかりませんが、マスコミや評論家の話を総合すると 核爆発はしないようですね。また物理的にありえないらしいです。 その理屈は不明ですが、専門家がそういうのですから それを信じるしかありません。 素人にはその理屈までは到底わからぬことでしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 それにしても、政治家さえ、適切に避難誘導をしていれば、助かる命も助からなかったと思うと、悔やまれて仕方が無いですね。
お礼
詳細な回答をありがとうございます。 確かに、原子爆弾と原発は濃度も含めて、構造が違うとは言いますが・・・。 今まで専門家は、原発は安全です!と、言い続けていたのに、いざ!事故が起きると想定外と逃げる。 今度こそ、専門家が言うとおりに、核爆発が起きない事を祈るしかないですね。