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統計学 第2種の誤り
サンプル数を増やすことは、第2種の誤りの確率の増大につながりますか?
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- kgd34625
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回答No.1
恐らく有意差検定の際に問題となる第二種の過誤(type II error, β error)の ことだと思います。 話を簡単にするためA群とB群の間に差があるか否かを検定するとします。 この時、 二つの群に差が無いのに「差が有る」と判断する間違いを第一種の過誤 二つの群に差が有るのに「差が無い」と判断する間違いを第二種の過誤 と言います。 ですから、第一種の過誤を小さくしようとすると、第二種の過誤が大きくなり、 第二種の過誤を小さくしようとすると、第種一の過誤が大きくなります。 実験の解析では、二つの群に差が無いのに「差が有る」と判断する間違いを出来るだけ 避けるため、普通、第一種の過誤が起こる確率を5%として検定を行います。 このため、第二種の過誤を犯す確率は、大きく設定しています。 ご質問の事項ですが、第一種の過誤が起こる確率を5%(有意水準5%)と固定する場合、実験のサンプル数を多くすると、第二種の過誤は小さくなります。 このため、サンプル数を増やすことは、有意差が出やすくなることに繋がります。
お礼
わかりました。 ありがとうございました。