- ベストアンサー
素粒子
クオーク、レプトンには、質量により3世代あります。 クオークの、同じ世代間 または、違う世代間の変化を、弱い力によるベータ崩壊(または逆ベータ崩壊)と言われます。 また、ニュートリノにおいては、ニュートリノ振動現象により、違う世代間の変化をします。 質問(1) ベータ崩壊は、粒子、ニュートリノ振動は、波動と考えるのでしょうか? 崩壊と振動の違いを教えてください。 質問(2) ベータ崩壊は、大きい質量から小さい質量への変化のみで、ニュートリノ振動は、小さい世 代と大きい世代の双方向の変化と考えてよろしいでしょうか?
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
>クオーク、レプトンには、質量により3世代あります。 正しくは、「クオーク、レプトンには、3世代あります」です。質量だけが世代を区別する指標ではありません。 >質問(1)ベータ崩壊は、粒子、ニュートリノ振動は、波動と考えるのでしょうか? ベータ崩壊は、バリオンの変換のひとつで、ニュートリノ振動は、レプトンの変換のひとつです。 >質問(2) ベータ崩壊は、大きい質量から小さい質量への変化のみで、ニュートリノ振動は、小さい世 代と大きい世代の双方向の変化と考えてよろしいでしょうか? ベータ崩壊は、ハドロンからハドロンへの変換のひとつで、ニュートリノ振動は、レプトンからレプトンの変換のひとつです。 一般的には量子力学では、質量の大きいハドロンから小さいハドロンへの変換のことを崩壊(例外もあります。、例えばβ+崩壊)というようです。 また、ある種類のニュートリノ(例えば、μニュートリノ)が他の種類のニュートリノ(例えば、τニュートリノ)に変換することを「ニュートリノ振動現象」と呼ぶようです。
お礼
ご回答いただきありがとうございました。