ニトロベンゼンとクロロホルムの溶解度について

このQ&Aのポイント
  • 大学生で化学を専攻する者が、ニトロベンゼンとクロロホルムの溶解度について文献を探しています。
  • ニトロベンゼンとクロロホルムの溶解度を求める方法や考え方についても教えてほしいとのことです。
  • これらのデータを使用して、化学実験の考察や分配定数の推定に役立てたいと考えています。
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溶解度[ニトロベンゼンの、クロロホルムに対する]

大学生で化学を専攻する者です。 化学実験の考察のデータとして用いようと考えているのですが、 ニトロベンゼンの、クロロホルムに対する溶解度の載っている文献が見つかりません。 (1)もしこのデータがありましたら、文献(書籍等)も含めて値をご教示願います。 (2)もしくは、無限に溶ける(溶解度という概念ではない?)ということでしょうか。 (3)他のパラメーター等からこの溶解度を推論することは可能でしょうか? そもそもこのデータがほしいのは、以下の理由からです。 ニトロベンゼンを合成し、生成するために分液ロートを用いて水層vsクロロホルム層で抽出しました。 このときの分配定数を考え、収率に対する寄与率を考察しようと思っています。 分配定数の値は見つからなかったため、本を調べると、 近似的に   (分配定数K)≒(溶質の相1への溶解度)/(溶質の相2への溶解度) から推定できるとあったため、溶解度を求めています。 したがって、 (4)水層-クロロホルム層のニトロベンゼンの分配定数 がわかれば言うことなしですが、ないと思い上記の質問をさせていただきました。 また、 (5)上記の方法でない分配定数の求め方、考え方 がありましたら教えてくださると幸いです。 以上、部分的でも構いませんのでご回答をよろしくお願い致します。

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回答No.1

分配係数はわかりませんけど、クロロホルムとニトロベンゼンは任意の割合で混ざり合うでしょう。 また、ニトロベンゼンの水に対する溶解度はかなり低いでしょうから、ほぼ一方的にクロロホルム層にいくでしょうね。 ちなみに分配係数を語るのであれば、純水と不純物(反応の試薬や副生成物)を含む水では異なるでしょうし、クロロホルムもわずかですけど水に溶けたりしますので、真剣に考えると結構ややこしいです。技術的には、水層に無機塩類を加えて抽出すべき物が有機層にいきやすくなるようにこともあります。

taka24yy
質問者

お礼

ありがとうございます! どのような割合(比率)でも1相状態になるということですね。 ニトロベンゼンの水に対する溶解度は0.19 (wt %)でした。 真剣に考えようともしましたが、大変なことになってきてしまったので諦めました… まぁ、寄与としては非常に小さそうなのできっと無視して大丈夫でしょう。 最後は塩析のことですね!別実験で塩析を行ったので、そちらで詳しく考えたいと思います!

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