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福島の原発についての調査結果
- 福島の原発についての調査結果によれば、1、3号機の水からは核分裂生成物のセシウム134などが高い濃度で検出されており、東電は「最近まで核分裂を起こしていた燃料に接していた」と判断していることが明らかになりました。
- 調査結果によれば、過熱による溶融で燃料棒から漏出した大量の放射性物質が水に含まれており、通常運転時の1万倍の高濃度になったとみられます。
- また、ジルコニウムの融点が2200℃であることから、ジルコニウムを溶かしたペレットが原子炉の底や格納容器を溶かす可能性があることが指摘されています。
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Q1:ジルコニウムが融けた? A1: その可能性はありますが実際に燃料棒を見るまは未確定 です。。 割れだけの可能性も高いですし。 ペレットの一部が溶融している可能性は比較的少ないと 思います。 Q2:通常運転時、ペレットは水に接しない? A2:はい、通常はあり得ません。 ただし今回は、通常は燃料棒内部に気体状態で封じ られているヨウ素131が検出されていますので、管が 破損していることは確実だと思います。 Q3:疑いはあり得る? A3:可能性はありますけど、貫通までは至っていないと思わ れます。 融けだして底に貯まっている(底部表面が溶けている) 可能性は高いと思います。 結論に至った理由を説明します。 まず温度関係の羅列。 1)ジルコニウム管と水の反応によって水素と酸化ジルコ ニアが発生する現象は1100℃を超えると起こりやすい。 2)ジルカロイ合金の融点は1800℃程度 (色んなタイプの合金がありますが、私はこのタイプ だと思います。 表面に酸化ジルコニアの被膜があります。 3)酸化ジルコニアは融点が2700℃ 4)ジルカロイ合金は1400℃前後で脆くなり始める。 5)焼成ペレットの融点は2200℃~2700℃ 6)容器類に使われる鋼材の融点は1400~1500℃ 7)遮蔽用コンクリートの融点は概ね2200℃程度 ・冷却プールで大規模な水素発生が観測されているので 1110℃を超えたとは確実。 冷却プール内でこうなったのなら容器内でも1100℃は は超えるでしょう。 ・酸化反応が見られたと云う事は、表面の酸化ジルコニア 層が破壊された(剥がれた?)を意味します。 恐らく1400℃前後で脆くなって割れが生じているでしょう。 一部は溶融しているかもしれません。 ・ただし、圧力容器内部の圧力は上がり続けているという 報道です。 ということは貫通する穴は開いていないと考 えるのが妥当です。 ・ペレット自体が溶融しているなら、圧力容器(格納容器) などひとたまりもありませんから、1400℃には至っていな い可能性、至っていても燃料棒のごく一部だと推測でき ます。
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- USB99
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基本的にNo2さんの回答が現状では正解にもっとも近い見解ではないかと思います。 付け加えると、ペレットの融解はなくても、被覆管が熱変化で亀裂がはいる事があるように、ペレットも亀裂が入っている可能性もあります。 すわなち、被覆管、ペレットの損傷原因として、融解だけではなく、(しょうがなかった事とはいえ)急激な熱変化による材質の脆弱化も考慮する必要があるという事です。
- kokubosino
- ベストアンサー率19% (697/3530)
1.不明、まだ誰も見ていませんから 2.no、接しています。炉内の循環する水と冷却用の水は別 3.破損したんでしょう 4.それはある、あくまでも仮定で