厄介なヤーツっすね。VAG(フォルクスワーゲン・アウディグル―プ)ではおなじみだけど。。。
まずセルフチェックしときましょ。チェック初期段階の「水温を見る」はクリアしてるっすから次の「エンジンルームのオイニー(臭い)を嗅ぐ」っす。場所はタイミングベルトとリブベルトの間くらいに顔を突っ込んで(ウォーターポンプの漏水)、次にLLCタンクからエンジンに向かって伸びているライン側のエキゾースト側の隙間に顔を突っ込んで(ヒーターバルブの割れ)「甘ぁ~い!!」臭いでおなじみの臭がしてないかをチェックっす。
例の「甘ぁ~い!!」オイニーがしなければエンジンの回転数チェックっす。息つき的なバラケがなかったら以下のチェックは省略して構わねえっすけど、バラケていたらオイルチェックっす。黄金色の綺麗な状態かロイクー(黒い)汚れなら正常、見た事ないキッタネエ色になってたらエンジンのヘッドブロックのガスケットにひびが入っている証拠っす。見た事ないキッタネエ色だったらプラグを1本1本外してチェックっす。プラグの発火部分が茶でもなければ黒でもない、見た事ない変な色になってたら確実にガスケットにひびが入っているっす。
以上のチェックでどこも引っかからなかったら、おそらく「エア抜きが完全でなかった→リザーバータンクから空気まで吸い込んで走行中は空になっていた→タンクが空になると警告灯が付く」の流れを疑うっす。
そういう時はじっくりやるしかねえっす。まず蓋を開けてLLCを規定量まで入れるっす。入れたらタンクの蓋を開けたままエンジン掛けてアイドリングっす。10分毎にタンクのLLC規定量をチェックして減ってたら補充、を繰り返すっす。蓋を開けとかないとエア抜きした空気が外に逃げないっすから、絶対に蓋は開けておくのが作業のキモっす。
その感じだと1~2時間はアイドリング+LLC補充の必要があるっすね。。。このガソリン不足&価格上昇の折厳しいっすけど、仕方がねえっす。タチが悪い事に整備の料金は時間で算出されるから、たったこれだけの作業で意外と高く付くっす。自分でやっちゃうのが、正解、正解。
で、規定量になったら一旦作業は終了。冷間時に再度タンクのLLC規定量チェックっす。たいていエンジンが暖まって体積増えてるっすから。微調整で入れていくんっすよ。VAGの場合リアルにエア抜けが悪いっすから、1ヵ月したらもう1度チェックしとくとベストっすね。VAGの場合、こんだけ時間があっかるのが厄介なんっすよ。
お礼
早々の回答ありがとうございました。 参考にさせて頂きます。