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電車の電力をなぜ60ヘルツ地域から供給できないのか
東京の電力不足で電車が止まってます。 電車は直流1500Vなので、周波数の違いは関係ないはず。 線路は鹿児島まで続いているのだから電車用電力は供給できると思うのだけど。 何故出来ないんだろう?
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- x530
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> 電車は直流1500Vなので、周波数の違いは関係ないはず。 ・そうだね!そうだね!賢いね!!! > 線路は鹿児島まで続いているのだから電車用電力は供給できると思うのだけど。 ・ATSやATCをはじめ、電車を運行管理するシステムが正常に機能しないと、首都圏の電車は動けない。 車両運行システムは、ただのコンピュータ設備だから、直流1500Vでは動かないみたいだよ。 ・運行管理システムが制御するポイントなども、直流1500Vでは動かないみたいだよ。
- sailor
- ベストアンサー率46% (1954/4186)
1500Vなんて低い電圧では長距離の送電は無理でしょうね。 ご存知と思いますが、電力は電圧×電流です。電圧が1/10なら同じ電力を送るのに10倍の電流を流す必用が出てきますが、鉄道の架線や直流の送電設備はとてもそんな電流には耐えられないでしょう。 そこで、長距離の送電には高電圧の交流を用いて線路の所々に変電所を設け電圧の変換と整流を行っているのですよ。要するに低い電圧での送電距離を短くしてやらないと、とんでもなく太い架線が必要になったり、ロスが大きくなったりで困ったことがたくさん出てきてしまうのです。鉄道用の電源としては6.6KV~77KVの交流電圧で各変電所まで送電されています。
お礼
なるほど。 これが現実なんですね。 超伝導電線が発明されています。実用化されば、解消されるのかな?
- NARH
- ベストアンサー率82% (88/107)
門外漢ですが、どこかで超長距離送電は直流送電の方が有利と聞いた覚えがありまして wikipedia を見てみました。 単純につながっていればOKというワケではないようです。経路上多くの設備を通らなければならないと思いますので、どこかに(整流器?)の負荷が集中しないように制御システムが必要に思えました。 今回の災害のようなケースは想定外だとおもうので、そういった制御システムと指揮系統を直ぐに準備することが困難なのではないでしょうか? 中の人で全体が分かる人が「よしいける」と判断し音頭をとっていける人がいればいいのですが。 #出来る場合はニュースになると思いますが、できない場合はニュースにならなさそうですね。 そういった、みんなの元気を分け与える元気玉みたいなシステムは、いますぐ欲しいですね。
お礼
私も直流の法が交流にあるサージ発生せず有利だと聞いたことがあります。確か西沢潤一博士の発明だったと思います。 日頃から不測の事態に備えて準備していれなければならないと言うことですね。 ほんと、元気玉が欲しいです。
一見うまくいきそうなんですが、実はそれじゃ全然足りないんですよ。 電車の直流1500Vをどうやって供給しているかは考えましたか?沿線のところどころに変電所があって、そこで発電所から供給された交流を変圧・整流して架線に送っています。なぜこうしているかと言えば、電車の運転密度が上がると使用電力量が増え、架線が耐えられる電流を超えてしまうから、あちこちから供給するようにしているわけです。こうしているからこそ、列車を減らせば多少の停電でも全線ストップせずに済むのです。 (短い路線や運行密度の低い路線では一箇所供給の場合があり、それだと終了ですが) 仮に架線が保ったとしても、直流変換変電所の能力だってそんなに余力はないですから、首都圏の鉄道の負荷を負担させられる容量がないことは明らかです。これらを増強するのに手間とお金を使うくらいなら、最初から発電所を作るべきでしょうね。
お礼
「列車を減らせば多少の停電でも全線ストップせずに済むのです」..勉強になりました。
- 86tarou
- ベストアンサー率40% (5093/12700)
線路は繋がっていても、架線が全て繋がっているわけではないでしょう。その地域毎に高圧の直流を供給しているでしょうし。縦しんば繋がっていたとしても、大量の電流を流せる電線にはなっていないはずですし、距離が長いと電圧降下が激しく使いものにならないでしょう。 電車には素人ですが、電気的な面からの考察です。
お礼
なるほど、電車は電車だけで走るにあらず。信号か! 言われるまで気がつきませんでした!