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現代文 勉強法について
現代文の勉強法がつかめません。高校2年です。 とりあえず自分に合いそうな参考書を選び、シグマベストの「理解しやすい現代文」というのを購入しました。 何ページかやってみて、解説が丁寧でわかりやすいのですが、 問題が変わるとすぐできなくなってしまいます…>< 学校のテストでも、クラス(40人)で20番台の時もあれば、こないだは3位でした。 本をたくさん読むなど、これから実行しようとも考えていますが、 何かアドバイスをいただきたいです。
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新宿区で塾を経営しています。 現代文に関してですが、もしよければ参考にしてみて下さい。 現代文の勉強は、まず第一に「時間をかけないこと」が大切です。 時間をかけないで、解き方のコツを掴むことです。 読むだけでも結果に繋がるかもしれませんので、よろしければ読んでみて下さい。 ■現代文のルール 1.現代文の問題の基本は「言い換え」 「~とはどういうことか」という問題が現代文では多く出てきます。これは傍線部の「言い換え」を訊いているわけす。 そして、その「言い換え」は、自分の言葉で言い換える必要などありません。傍線の在る段落とその前後の段落に「言い換え」るべき部分が記されていますから(※理由は後述)、それに置き換えればよいのです。 「~はなぜか」という理由を訊く問題も同様です。傍線の前後に必ず理由部分がありますから、そこを読み、そして「そこを言い換え」ればよいのです。(さすがにその部分が答えであることは少ないですね。) ちなみに、「~の根本にある考えは何か」等、さらに捻れば、傍線の段落の前後から離した部分を言い換えさせる出題も可能ですが、基本問題に慣れればすぐにできるようになりますので、難問(悪問?)に惑わされる必要はありません。 2.キーワードを言い換える さて、「言い換え」とは言っても、選択肢を見ると迷ってしまうということも多いでしょう。それは、選択肢を見る前にやるべきことをやっていないからです。 まず、傍線部内のキーワード・キーセンテンスを抽出する必要があります。つまり、傍線部内を切り分ける(分節する)のです。 たとえば、傍線が「AがBする」となっていて、それはどいうことかと問われたら、「Aの言い換え」が「Bの言い換えする」ってことだなと、傍線内を分けて考えるわけです。 この作業をやったうえで、傍線部段落とその前後の段落を探せば、はっきりと言い換えるべき言葉が見えてくるのです。 3.自分の頭で考えない 他の科目はまあまあなのに現代文で高得点できない多くの人が、自分の頭で考えようとしています(※これについても後述)。 これは「理解できなければ解けない」病や「心情推測」病という、日本の国語教育に蔓延している病気に絡んでいます。 しかし、大学入試に出てくる現代文の文章は非常に高級ですから、自分の頭で考えてわかるわけがないのです。というのも、一流大学の学生が、「よくわからない」と感じるような本がそのまま出たりするわけですから(もちろん、その学生は合格しているわけです)。 「わかる」とは何かという哲学的問題はさておき、「前から読んでわからなきゃいけないんだ」という考えは、入試現代文では百害あって一利なしなのです。 たったこれだけのルールを知っているだけで、現代文対策の勉強法は変わりませんか? もちろん、語彙力はあった方が得ですし、「対比関係」や「具体と抽象」など、現代文参考書に決まって出てくる知識も無いより有る方がマシです。でも、そんなこと知らなくたって、このルールを知ったうえで問題演習するだけで、ルールを知らなかった人には劇的な効果が訪れるのです。私の教え子たちがそれを証明してくれています。 このルールを知ったうえで、さらに「庄司の方法論」を加えることで、現代文の得点力は大幅に上がるのですが、ルールを知らなかった人にとっては、このことを知ってもらうだけでも必ず役に立つと思います。 現代文!頑張ってください!
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- tapa
- ベストアンサー率46% (153/330)
私の場合、先生が授業中に言ったこと(黒板に書いたこと)を丸暗記して、高得点をとっていましたけれどね。 先生によるでしょうか? あぁ……、端的ですみません。 ちなみに、本を読むというのは長期的には一定の効果があるかもしれませんが、そのためには百冊以上読むつもりでないと駄目だと思いますので、オススメしません。多分。 ところで、余談なのですが…… ある作家が、自分の小説が問題になった試験をやってみたところ、不正解だらけになったそうです。 そのある作家とは、森博嗣という大学教授でもある方なんですが、現代文なんてそんなものですよ。
お礼
回答ありがとうございます。 私が今教わっている現代文の先生は細かく板書をしてくれるから、それを暗記すれば平気なのですが、他のクラスの担当のある先生は黒板はほぼ使わず無駄話ばかりで授業でやってないことも普通にテストに出してくるみたいです>< 学校のテストは先生によるんですかね… 本は長期戦じゃないとダメなんですね~ 作者の気持ちをつかむというより、出題者の考えを読み取るといことなんですね… ありがとうございました^^
- rkd4050
- ベストアンサー率60% (112/184)
現代文のテストを解くのに重要なのは、出題者の思考を理解することです。 通常、文章を読解するときは、作者がその文章を通じて何を主張したいのかを読み取ることになります(小説は批評をするつもりでないなら、作者の意図を読み取る必要はない。そもそも明確に書かれるものでもない)。 しかし、現代文のテストは、読者と作者の間に「出題者」という余計な者が仲介しています。つまり、出題者が「作者の意図」を読み取り、「さて、僕はどのように作者の意図を読み取ったでしょうか?」というのを問われているのが現代文のテストです。 具体的な勉強方法ですが、高得点を取りたいテストの過去問(赤本)を用意して、一問ずつ、その問題の答えがどうしてそうなるのかを徹底的に分析します。 最終的には、本番と同じ形式で解いて100点取れるまでやり込みますが、点数よりも重要なことは、その問題が何をどう答えて欲しいのか、どうやって引っかけようとしているかを理解することです。 1~3ヶ月ほどチューニングすれば、その出題者の問題に限り、ほぼ満点を取れるようになるでしょう。それにつれて、他の出題者にチューニングし直すのも早くなってきます。 問題集を使うのはおすすめしません。どうせチューニングの仕方を練習するなら、志望校合格のための点数に直接繋がる問題で練習した方がいいと思いませんか? ある公式を習ってないと解けない、なんて問題は現国にはありませんから、遠慮無く赤本を使うといいです。 学校のテストの場合、学校や先生にもよりますが、たいがいは授業の内容がそのままテストの答えになっていることが多いです。落とすのが目的の入試とは違って、学習内容の理解度を確認するのが学校のテストの目的ですからね。 出題者が一年通して同じなので、上記のような過去問の分析も効果が高いですが、それ以上に授業内容をよく覚えておく方が、手っ取り早く高得点を取れるでしょう。 たとえば、授業で扱った文章をそのまま問題として出すのなら、その文章は記憶するまで読んでおくことです。そうすればテストの時に本文を読む必要がなくなる。これにノートを組み合わせれば、テストを受ける前から問題と答えを入手したようなものです。 あとは、どの教科にも言えることですが、たとえ99点を取ったとしても、喜んでいる暇があったら間違った問題をチェックして、合っていた問題も本当に理解して正解していたかを確認し、満点取るまで再テストしてみることです。何点取ったからといって満足して、間違った問題を放置していたら、理解していない問題が3年分累積して、後でやり直すのが大変になります。
お礼
回答ありがとうございます^^ 出題者の意図をはかることが大事なんですね。 志望校の赤本使って頑張ってみます。 ちなみに今日、現代文の学期末テストがありましたが確かに授業の内容がそのまま答えという感じでした^^ ありがとうございました!
お礼
ありがとうございました^^!