非常勤の解雇|30年間勤めた大学の非常勤を解雇すると言われた義姉

このQ&Aのポイント
  • 義姉は、30年間勤めた大学の非常勤を来年度、解雇されることになりました。
  • 解雇の理由は、大学院卒業生の就職先が無いため、後進に譲る必要があるということです。
  • 義姉は法的な判断を求めて大学側と闘うことを考えていますが、勝てるかどうかは不明です。
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非常勤の解雇

義姉ですが,30年間勤めた大学の非常勤を来年度,2012年3月で解雇すると言われたそうです。 週に2日の勤務です。 非常勤ですが,この30年間,毎年,当然の様に更新を重ねて来ました。 来年度もお願いしますという用紙に承諾の署名を続けて来たそうです。 解雇の理由は,本学の大学院卒業生の就職先が無いので,後進に譲れという事だそうです。 勿論,本人には,何も落ち度は,ありません。 大学も赤字が出ている訳でもありません。 これまで,諸先輩の非常勤の方々は,60歳が定年だと言われ,お辞めになっているそうです。 非常勤で定年というのも変な話ですが,それ程,当たり前に更新されて来たという事だと思います。 義姉は,今,53歳です。 本を読むと,(1)解雇の必要性,(2)対象の人選,(3)解雇回避の努力したか,(4)説明,協議,納得などの手続の妥当性の4つの要件が必要なので,姉は,これから,準備して,大学側と闘うと言っています。勝てるのでしょうか?時間と経費の徒労になるだけなら,止めようかと思います。 法律的な判断をお聞かせ下さい。

質問者が選んだベストアンサー

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  • tasukoceo
  • ベストアンサー率41% (181/440)
回答No.2

そもそも整理解雇の4大条件は期間の定めのない正規雇用が対象で 非常勤などの場合は過去の判例をみて貰えば難しい事が分かると思います。 http://www.miraikan.go.jp/hourei/case_detail.php?id=20080110091848 非常勤講師は、基本的に、委嘱された担当授業を行い、これに対する報酬を受け取る以外に格別の権利・義務のない存在であり、被告とそのほかの法律関係に立つものではないと認めるのが相当である。一般に非常勤講師の採用等には専任教員の場合より簡素化された手続きが採用されており、両者の立場に互換性がないことを前提としているとみられるのであって、非常勤講師の地位は、あくまで専任教員とは異なる、非常勤の補助的教員たる地位に留まるというのが相当であり、単に非常勤講師としての契約が長期間反復されたとしても、当該非常勤講師を常勤教員として取り扱う旨の明示の合意が認められたり、その旨の黙示の合意が成立したと看做せるなどの特段の事情がある場合を除き、当該非常勤講師の法的地位が、常勤の専任教員としての地位ないしこれに準じる地位に転化する余地はないと解するのが相当である。そして、大学での一般的な採用区分の違いや教員定員上の取扱いの差異も考慮すると、上記明示の合意が認められ、あるいは黙示の合意の成立が擬制されるというためには、その内容的当否や法的有効性はともかく、当該非常勤講師につき専任教員の採用手続きが実際に履践され、あるいは当該非常勤講師においてその手続きが履践されたと信ずべき相当の事情があることが必要であって、かかる場合に限って上記特段の事情が認められるというのが相当である。  以上に基づき本件の場合を検討するに、原告らについて専任教員としての採用手続きが履践された事実はなく、原告からその旨の希望が出された形跡も窺われないし、毎年の委嘱に当たっては、非常勤講師としての委嘱である旨や委嘱期間を明示した契約書が交わされていたのであるから、容易に上記特段の事情は認められず、本件契約が専任教員の雇用契約と同様の期限の定めのない契約に転化したとか、実質的にこれと同視すべき状況になったということはできない。また、原告らの期間満了後の委嘱継続についての期待が存したとしても、法的保護に値するものでないことは見易い道理である。したがって、本件契約は、解雇権濫用法理が適用ないし類推適用される性質のものでないというべきである。

saga_2010
質問者

お礼

大変良く分かりました。 この事を伝えたいと思います。 ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • riffy13
  • ベストアンサー率60% (903/1488)
回答No.3

嘱託契約の場合、1年後との更新なのですから、更新しないといわれればそれで終わりです。 大学側が「解雇する」といったのは間違いで、「契約の更新はしない」というのが正確です。 30年間更新し続けていたとしても、1年ごとの契約ですから、それを更新しなくても何の違法性はありません。 むしろ、1年も前に言ってもらえてありがたいくらいです。

saga_2010
質問者

お礼

ありがとうございました。 大学側が,姉を名指ししたのではなく,50代の人から切るという言い方をしたようで, その為,非常勤講師の先生方が,一体誰からかと疑心暗鬼になり,非常に嫌な空気の職場になって居るようです。 姉は,私から見ても,優秀で,向学心の有る人で,大学生の獲得にも尽力して来ただけに,大学側の非礼な言い方が許せないようです。 こういう形で院卒の方が後任の非常勤に採用されても,若い方々も将来は,無いですね。

  • pooots
  • ベストアンサー率32% (43/131)
回答No.1

こんにちわ。元教師です。非常勤、常勤共に正職員扱いではない点や後進(若手)育成の点を考えれば、大学側に選択の権利が優位に働くと思います。大学は助手→助教授→教授のステップアップも視野に入れますし、外部講師ともなればお客様扱いなので更新が出来なければ諦めるより仕方がありません。大学以下の学校も教諭以下は市や県が採用権を持っているので、ごねても何ともならないのが現状です。ごねて立場を悪くするより、次に行ける大学はないかを相談してみたり、探したりして良い状態で終わる方がこの先良いと思います。

saga_2010
質問者

お礼

おっしゃる通りだと思います。

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