- ベストアンサー
夏目漱石 こころ
いま授業でやっていて 上から中にかけての部分 なんですが 私がKに対して良心が 復活して夕飯の時に 顔を合わせて しばらく読んでいって 「私は食卓に着いた初めから 奥さんの顔つきで 事の成り行きをほぼ 推測していました」 というところの 「事の成り行き」の内容って わかる方いますか? 説明下手ですいません×
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
「こころ」におけるこの場面に至る推移を整理します。 (1)kからお嬢さんへの思いを打ち明けられる。 (2)一週間後、私は最後の決断のために仮病を使う。 (3)遅い朝食の際、奥さんにお嬢さんとの結婚を申し込む。 (4)奥さんは「貰ってください」と了解する。 (5)昼ごろ、私は奥さんに、お嬢さんに対して求婚の話を「何時通じてくれるつもりか」と尋ねる。 (6)奥さんは「(お嬢さんが)稽古から帰って来たら、すぐ話そう」と答える。 (7)奥さんとお嬢さんの「こそこそ話を遠くから聞いている私を想像」すると落ち着かないので、下宿から出る。 (8)坂の下でお嬢さんと行き合う。 (9)二人が私からの結婚の話を想像しながら歩く。 (10)下宿に帰り、Kから「病気はもういいのか」と声をかけられ、良心が復活する。しかしすぐに食い止められる。 (11)夕食場面。 ※この場面でお嬢さんは食卓に並ばず、それを不思議がったKは奥さんにどうしたのかと尋ねる。 「奥さんは大方決まりが悪いのだろうと言って、一寸私の顔を見ました。」 以上のことから「事の成り行き」とは、お嬢さんへの求婚話をお嬢さんに通じることかと思います。 「成り行き」とあるので、これから起こる結果と考えてしまうかもしれませんが、事の次第と考えると理解できるかと考えます。
お礼
急いでたんで すごく助かりました! ありがとうございます(^O^)