神戸連続児童殺傷事件で、いろいろな精神科医や心理学者、自称犯罪分析家?などがテレビに出て、犯人像を推測していましたが、一番分析が近かったのは、FBIのプロファイラーだったロバート・レスラーだけでした。
FBI行動科学課のエージェントだったみたいです。
(羊達の沈黙の作家にも情報を提供したんだったような)
日本でも、警察内にプロファイリングをする組織はありますが、まだ確立しておらず、技術も未熟なため、実質機能していないみたいです。
プロファイラーに情報を依頼するより、刑事が自分達の足で聞いてまわったほうが、より有益 ということで、頼られていないそうです。
イギリスではリバプール大学の教授が生徒と一緒に研究をしており、最先端らしいです。
おそらく分析してその情報を警察に提供しているのではないかと。
で、クリミナルマインドのBAUのように、プロファイラーが現場に行く、犯人を待ち伏せる、犯人を追いかける など現場に行くことは無く、デスクの上で情報を分析し、それを他の部署に情報として渡すだけだそうです。
クリミナルマインドって、実際あった事件のプロファイリングと同じ内容ですよね。
作家ってそういう情報をどこで仕入れてくるんでしょうね。
1冊プロファイリングの本を持っているのですが、やはりクリミナルマインドと同じ分析内容。
まさか、その本を書いた人が、クリミナルマインドを観たあと、執筆したんじゃないかと思うほど、犯人像に関する説明が一緒。
おそらくどっかで実際あった事件のプロファイル資料が公開されているか、学会みたいなところで。分析結果を発表しているんでしょうね。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 大変詳しく述べられているので、非常に役に立ちました。 なるほど、日本には一応あるものの、まだまだ技術が進んでいないということなんですね。 そしてクリミナルマインドのように、実際に自ら行動して現場に行ったり、犯人を追跡することはないのですね。 私個人としては、クリミナルマインドのように行動分析課が一つの組織として確立し、直接犯人逮捕へと繋がるようになって欲しいものですが、それも中々難しいのかも知れませんね。 以前TVで、デヴィッド・ロッシ役のジョー・マンテーニャが、「実際のFBIに教わっている」と言っていたのを思い出しました。 それはもちろんFBIの直接的な情報ではありませんが、顔の表情とか、しぐさとか。 そう言った意味でプロファイリングは、もしかするとドラマの撮影ということで特別にFBIとコンタクトを取って情報提供をしてもらっているのかも知れませんね。 もちろんそれは不公平という考え方もあるので、仰る通り学会や資料の一部公開が認められているものだけを公開しているという可能性も否定できなくはないと思います。 最後に詳しくご回答いただき、本当にありがとうございました。