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刑事裁判の証拠について。
至急教えてほしいのですが 刑事裁判において、状況証拠のメリットとはなんでしょうか? デメリットなどはたくさんあると思うのですが・・・。 足利事件などの状況証拠によって冤罪となる事件も多数報じられていますが、 なぜ状況証拠で有罪となってしまうのでしょうか? よろしくお願いします。
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- kangaroo-D
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例えば マンションの部屋で人が殺されました 防犯カメラから出入りした人が一人しかいないことがわかり、画像から人物も特定されました マンションの住人も目撃しています 現場に残された凶器と同じ物をその人が近くの店で買っていましたが、残された凶器に指紋はありませんでした その人が、被害者を訪ねた時間に、隣の部屋の人が言い争う声を聞いています 日頃からトラブルを抱えており、日頃から「ぶっ殺してやる」などと喧嘩をしていました 部屋にはその人の指紋もたくたんありましたが、日頃から行き来しているので、いつついたものかは分かりません 押収された衣類から、被害者の血液が微量に検出されましたが、いつついたものかはわかりません 犯行があった日の夜、飲み屋で酒を飲みながら「黙らせてきてやった」と話していました 容疑者は黙秘しています 怪しいのは間違いないのですが、物証がありません 状況証拠だけでも積み重ねていけば、「その人以外は考えられない」という容疑性を持たせることができます もちろんそれが有効かどうかを判断するのは、裁判所ですが 先ほど挙げた例の容疑者について、「物証がないから無罪」と一律にしてしまっていいかどうか、というと迷いませんか? 更に、目撃者が手に血がついていたのを目撃していたら? 隣の部屋の人が「やめろ!」という叫び声を聞いていたら? だから絶対有罪だと言うわけではありませんが、状況証拠だけだと一律に無罪、というのはどうかと思います