花はさみの選び方｜室内用と室外用の比較

質問

• 79歳の母が使う花はさみを購入する際の選び方を紹介します。
• 室内に飾る生花を切るためには、花が持つ美しさを引き出す花はさみがおすすめです。
• 室外の植物の枝や葉を切るためには、サビに強く耐久力のある花はさみが必要です。

回答No.1

Ivane · ベストアンサー

こんばんは。

Aは大久保鋏などと言われる日本古来からあるタイプですね。
両方の刃が鋭角であるため切断面が整い、かつ、茎を潰さずに切ることができるため、
水揚げを気にする生花の整姿、盆栽のように剪定跡を残さない為の繊細な剪定に向きます。
また、刃の先端が尖り薄いので、細かな部分に差し込んで作業できる利点があります。

Bは剪定鋏などと言われる形で、欧米で比較的多く採用されているタイプです。
刃が曲がっている（曲刃）ので、枝を切る際に刃物から枝が逃げにくく、
捕らえやすい利点があります。
枝や茎を片方の角度が大きい刃にあてて、鋭利な刃で押し切るわけですから、
Aの鋏よりも切断面の整い方は劣りますが、作業を手早くこなすことが出来ます。
ただし、刃が厚く刃の幅が広いので、細かい部分の作業には向きません。

材質的には、Aは鋭利な刃をつけ易い硬い素材、Bは錆びにくく粘り強い素材が使われており、
それぞれ刃を保護し、汚れやヤニが着きにくくなる工夫がなされているので、
一般的な使い方であれば、両者共に大きな問題は無いように思います。
仮に、将来、研ぎなおしするという場合、Aのフッ素樹脂加工、Bのチタンコーティング
共にある程度落ちてしまいますが、これはいたしかたがありません。

私であれば、お母上様の年齢を考慮しても、
鉢植え、盆栽、生花など万能的に使え、鋏の大きさも十分にあるAを選びますね。

参考になれば幸いです。

お礼

ご回答ありがとうございます。
参考にさせていただき、Aを注文しました。