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ゴダールの人気について
はじめまして。 私は今フランスの映画監督ジャン=リュック・ゴダールについての論文を書いています。そこで気になることがありまして、ゴダールの作品はフランス人でもあまり観ていないという話を聞きました。(「世界で1万人しか観ていない」とよく言われてるらしいです) で、質問です。 ゴダールは特にどの国で支持されているのでしょうか? イメージですがあまりアメリカでは人気なさそうです・・・(笑) 「この地域で人気がある」とか「日本では結構人気がある」、「主に〇〇の層に支持者が多い」など、もしご存知の方がいらっしゃったら教えていただきたいです。できれば情報源もあったら教えてほしいです。 お願いします。
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30代ぎりぎりの者です。 大学時代、ゴダール好きの友人と何度か映画を見ましたが、 やはり、前の方もおっしゃるように年代が関係していると 思います。 私より10歳上の従姉も映画大好きですが、その世代の頃は 相当な人気だったみたいです。 私も日本で人気のある映画監督だと思います。
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国などに関係なく、全盛期の人気と現在の人気とはかなり差があると思いますが…… アメリカでも人気はあると思いますよ。今年のアカデミー賞の理事会賞 (Governors Awards) の授賞式が11月13日に行われ、ジャン=リュック・ゴダールは名誉賞 (Academy Honorary Award) を受賞してます。受賞が決まったとき、ゴダールが授賞式に出席するかどうか、ちょっとした話題になってましたよ。 また、日本では最新作の『ゴダール・ソシアリスム』が12月18日から公開されます。公開記念として現在「ゴダール映画祭2010」が開催中です。先週金曜の夜は劇場窓口に列ができてそう(それだけでは混み具合は分かりませんが……)。 http://www.bowjapan.com/godard2010/ http://www.bowjapan.com/socialisme/
- isoiso0423
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すでに死語ですが、いわゆる”映画青年”や”文学青年”に人気のあった監督です。 現在でも研究書は世界各国で発売されていますが、年代的には50年代後半から70年代に掛けて多くの問題作を発表し、当時のインテリ層、映画青年、文学青年らに支持されました。 ということで、いま劇場へ足を運ぶ世界中の映画ファンでゴダールが大好きという方は少ない、というかほとんどいないのではないでしょうか。 ゴダール以降の映画監督の中にはゴダールに影響を受けたという監督はかなり多いので、まあ世界中で数十万人は見ていると思いますけど。 映画評論家として脂ののった50歳代、60歳代の方たちは青年期にゴダールに出会っているので、研究書はかなりあります。これは世界共通だと思います。 当然、フランスが誇る世界的な監督なので、フランスでの研究書がいちばん多いと思いますけど、アメリカでもamazonで検索すると250冊くらいの書籍がヒットします。 DVDもハリウッドの新興メジャーLions Gateからゴダールボックスが出てますし。 ゴダールがインタビューで「もっともお好きな監督を3名挙げるとしたら?」という質問に「溝口健二、溝口健二、溝口健二」と答えたくらい、ゴダールは日本と関わりの多い監督です。初来日時にはまっさきに溝口の墓参りにも行きましたし。 そんなことから単に人気だけを国別にわけたら1位は日本なんじゃないかと思いますけど、これは調べてみないとなんとも言えません。