小学校時代の担任と相撲をとり、思わぬ結果に戸惑い
Yahoo知恵袋でも同じ質問をしたのですが、納得のいく回答が得られなかったので、こちらで再度ご意見を募集します。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14156952974
小学校時代の担任と相撲をとったのですが、思わぬ結果に戸惑っています。
詳しくは↓に書いたとおりなのですが、小学校時代の担任と相撲をとることになりました。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14154521014
2016年3月土曜の午前中に、近隣スポーツ施設にある正規の土俵で、お互い上半身裸、短パンの上からまわしを締めて相撲をとりました。
1セットで3番とって休憩、を5セット繰り返し、合計15番とりました。
当時、私は19歳,169cm,52kg, 先生は47歳,171cm,98kg(当時は80キロ台だと思っていましたが、実際は100キロ近くあったそうです)。
私は事前には「勝負にならないだろう」と思っており、先生にも電話でそう伝えていました。
しかし、実際の勝負結果は、10勝5敗で私の勝ち越し(全セットで私の2勝1敗)でした。
なぜこんな結果になったかというと、まず先生の筋力が衰え過ぎ。
年齢もありますが、あれは明らかにタバコの吸い過ぎです。
毎日2箱の喫煙を今でも続けているらしく、すぐに息切れしていました。
セット間の休憩でも、私は殆ど疲労を感じず、用意したスポーツドリンクを最後まで一口も飲みませんでしたが、
先生は「心臓バクバクいってるわ」などと言い、ドリンクを飲まずにはいられないようでした。
そして、脚の筋力がないのに体重だけはあるから、「自分で自分の体重を支え切れない」状態で、引退直前の小錦そのものでした。
巨体が全く武器になっておらず、動きは遅くバランスは崩しやすく、完全に体重が邪魔になっていました。
一番ヒドかったのは、私が右前まわしをとって引き落とすと、一歩も脚を送ることができずその場にバッタリ。私の方が唖然としました。
更に、先生は相撲を知らなすぎました。
腰を低くするという相撲の基本中の基本が解っていませんでした。
まず仕切りで腰を割ることができず、立合いではその場に棒立ちで私の突進を受けるだけでした。
低い体勢が有利だと解らない(或いは解っていても脚の筋力がないからその体勢になれない)ため、ほぼずっと立ち腰でした。
私は、相撲をとったことは殆どありませんでしたが、相撲観戦は10数年続けてきましたので、基本的な攻め方はある程度知っていました。
立合いから低い体勢でぶつかり、相手の胸に頭を付ける。脇を締めてもろ差しを狙う。
先生の利き腕(右)を使えなくするため、先生の左(自分から見て右)から攻める、という作戦がありました。
それに対して、先生は余りにも無策でした。
大半の取組で私はもろ差しに成功し、腰高でまわしが取れず踏ん張りの利かない先生を正面から寄り切って勝ちました。
先生は情けなさそうに「簡単に寄り切られちまったなぁ...」と2回ほど言っていました。
一度、立合い前に「作戦を考えなきゃいけんな」と言ったので何をしてくるかと思ったら、
何と、体重で勝っている先生の方が変化してきました。
(もっとも、その取組は先生の勝ちでしたが。)
私は、正々堂々と勝負したかったので、一度も変化はしませんでした。(立合いから右に回り込むように心がけてはいましたが。)
最後の取組も私がもろ差し→寄り切りで勝ったのですが、
私の寄りを受けながら本当に苦しそうな声で「まわしが...取れない......」と言い、
勝負がついた後で「まわし取れなきゃ、力入らねぇなぁ。まわしが命だな、相撲は。」と言っていました。
休憩中は昔話をしました。
先生が担任だった当時(小3,4)、私は本当にヒョロガリで身長も体重もクラスの男子で最低、
性格も弱虫で女の子にもよく泣かされていました。
先生は当時と今の私を比較して、
「強すぎるぞ。あんなに小さかったのになぁ。もう今じゃ相撲とりゃ勝てねぇだもんなぁ。体重では勝ってるはずなのになぁ...」と感慨深げに言っていました。
先生と相撲がとれたことは嬉しいです。
そして、先生に相撲で勝てたこと、ましてやトータルでも勝ち越し、その何番かは巨体を正面から正々堂々と寄り切る完勝だったことはとても誇らしいです。
ただ、私が勝った先生は、
小学生のとき目の前にいた、本物の相撲とりのような屈強な男ではなく、
加齢と過度の喫煙で衰え切った、単なる肥満体型の中年男性に過ぎませんでした。
あの強そうな先生はもうどこにもいないのかと思うと、とても悲しいです。
子供の頃からの憧れを実現できたはすが、思わぬ結果になってしまい、
対決から5年経った今でも、心にポッカリと穴が空いたような気分です。
何でも構いませんので、私に何か言葉をかけて下さい。
(尚、先生は機械音痴・ネット嫌いでガラケーで電話・メールをするのが精一杯な方なので、
ここを見ている可能性はゼロです。)
お礼
ありがとうございます。 ふと思ったことはほんとうだったのですね。