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日本は危機?

sudacyuの回答

  • sudacyu
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回答No.3

 一部の感情を煽りたてて視聴率を稼ぐマスコミやネットの情報だけでを聞いて、気持で判断するのは、現実を無視してしまいます。  有能な政治家というものは、他国や自国の国民の感情を利用することはしても、感情だけに動かされることはありません。(国民が、感情を実際の行動にしだして、暴動などを起こすようになれば、話は別ですが。)  日本が対外貿易なしに国家が運営できないのはご存じだと思いますが、その貿易依存度の高い日本に比べて、中国はGDPは日本と同規模で貿易額は日本の二倍ですから、更に日本の二倍、貿易依存度が高いのです。  中国は、アメリカとの貿易で15~20兆円儲けており、この状況はアメリカが中国の経済成長と軍事費増大を支えていると言っても過言ではありません。中国の輸入相手第1位は日本、第2位日本、第3位台湾、第4位アメリカであり、儲けている輸出で見れば、EUの合計は第一位のアメリカを超え、アセアンの合計も第2位の日本を超える額となっています。  ですから、日本に対して国際法を無視して軍事行動にでると、旧西側諸国、EU・アメリカ・日本・アセアン・韓国・台湾などとの貿易(=貿易額の80%以上)が止まり、アメリカにシーレーンを押さえられて石油も入らず、経済崩壊に至ります。  また、そのアメリカへの輸出を支えているのは、日本からの技術・資本と製造設備・部品の輸出ですし、日本の対中投資額は、儲けの再投資を含めると数十兆円規模になっています。(日本が中国から撤退するということは、この投資=既に備え付けられた中国の工場の製造設備を、超安値で中国人に手渡すことを意味しますから、既に短期撤退できない環境が出来てしまっています。) (中国の本音は、外交手順を踏み、いきなり強固手段を取ったり、態度急変をしない日本を金の卵を産む鶏として大切にして、出来ることなら段々と経済支配したいところです。現状では100%軍事進攻などありえません。)  更に、中国は、人口13億の国が高度成長をするのですから、エネルギー供給に弱点を抱えています。以前、2000年頃までは石油を輸出していましたが、10年後の現在では年間1億トン(日本の約半分)ほどを輸入しており、現在のままの経済構造で経済成長を行えば、10年後には3億トンを輸入しなければならず、日本一国分の石油供給を新たに確保しなければなりません。  そのために、中国は今までのアフリカなどの他、以下のような石油供給確保の手を打っています。 1、既に中国が単独EEZ内で操業を行っている東シナ海の石油・ガス田に隣接する、日本・中国重複EEZ区域や尖閣諸島周辺の石油・ガス開発を行う。  ⇒ 本年7月27日、ガス田開発条約締結へ向けた会合開始。中国優位の比率となりそうだった。 http://www.oita-press.co.jp/worldPolitics/2010/07/2010072701000200.html http://blog.livedoor.jp/humitakaholii/archives/855482.html 2、世界最大の産油国ロシアと友好関係を結び、シベリアの油田開発を共同で進める。 http://japanese.ruvr.ru/2010/09/25/22273065.html 3、アメリカの要請で日本・ヨーロッパが石油利権を放棄したイランと石油開発を行う。 http://www.chinapress.jp/economy/18587/  日本の国際石油開発帝石が持っていた10%の利権を、日本が放棄しその代わりにそれを中国が取得。 1の日本との間の石油・ガス開発条約締結交渉が、尖閣諸島漁船衝突問題で、長期中断の模様。   ↓ 2のロシアの石油確保を急ぐ必要が出てきた。中国はロシアに足元を見られる。   ↓ 日中間の関係悪化が長期に及ぶ=中国はロシアとの関係を悪く出来ない⇒ロシアは日本に対して強固外交が出来る。   ↓ ロシアのメドベージェフ大統領が国内の軍の支持の強化を狙って(プーチン元大統領、現首相との力関係を強くするため)、北方領土を訪問。  という図式になっているものと見られます。  中国の本音は、約束を破らない日本の方が、ロシア(政治的圧力を掛けるため、2年ほど前、約束を破って東欧のガス供給をストップ)よりも石油・ガスの安定供給から見れば望ましいのですが、対日関係悪化ではどうしようもありません。 <参考>文字制限で詳述できません。補足質問して頂ければ、詳述します。 1、中国の軍備拡張  経済急拡大=国家予算の大幅増=軍事費も同じ比率で増大。必然です。 2、中国の政治方針  外交よりも内政優先。一党独裁体制維持のためには、外交は二の次にせざるをえない泣き所があります。

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