- ベストアンサー
体細胞クローンを作って臓器を作ったら、その臓器は拒絶反応を示すのでしょ
体細胞クローンを作って臓器を作ったら、その臓器は拒絶反応を示すのでしょうか? 体細胞クローンを作って臓器を作ったら、その臓器は拒絶反応を示すのでしょうか? あるいは体細胞由来のDNAを卵子に移植?し、その卵細胞からES細胞を作って移植したら、拒絶反応を示すのでしょうか? 細胞質遺伝によりできた物質に、免疫反応は反応するのでしょうか?
- jkpawapuro
- お礼率82% (2680/3232)
- 生物学
- 回答数6
- ありがとう数7
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
非常にタイムリーな質問ですが、 先日、iPS細胞を由来生物に移植したばあいでも、iPS細胞のミトコンドリアに突然変異があると拒絶されるという研究結果が発表されました。 ttp://www.47news.jp/CN/201010/CN2010101101000165.html ミトコンドリアの突然変異は細胞ごとに独立して起こり、加齢とともに蓄積されるので、自己由来の体細胞クローンでも細胞質性の拒絶反応が起こりうることが示されました。
その他の回答 (5)
- BALB
- ベストアンサー率41% (35/84)
回答3の補足ですが 移植された造血幹細胞由来の細胞、ないしは自己の細胞のどちらかの区別をつけることが完全に出来ないのが現状です。 ただ、患者の症状や移植を行ったという事実から、移植された造血幹細胞が移植を受けた患者側に拒絶反応を起こしているだろうといわれているようです。
お礼
ああ、言われてみてれば検証の仕様がないですね。 ご回答ありがとうございました。
- Tacosan
- ベストアンサー率23% (3656/15482)
基本的には抗原の型 (HLA) が一致すれば拒絶反応を起こすことはありません. 「臓器」とは言いにくいのですが, 一種の「体細胞クローン移植」である「自家皮膚移植」には原理的に拒絶反応はあり得ません.
お礼
ご回答ありがとうございました。
- BALB
- ベストアンサー率41% (35/84)
体細胞クローンではありませんが 造血幹細胞移植の手法の一つとして、自分の血液の中にいる造血幹細胞を回収して移植する方法があります。この手法ですが、完全に自分の細胞であるのにもかかわらず、慢性GVHDという拒絶反応が起こる事例が報告されています。 ですので、自己と同じ細胞を移植することと、それに対して免疫応答が起こらないことは完全に一致するとはいえないと考えられます。ですので、拒絶反応を示す可能性はあると考えるのがよいかと思います。
お礼
ほう、不思議な現象ですねえ。メカニズムが気になります。 免疫反応は単に遺伝情報だけで教育されるわけではないことを強く示唆していますね。 ご回答ありがとうございました。
補足
これは新たに移植された細胞が、宿主細胞を攻撃すると考えてよいのでしょうか? 逆、あるいは両方でしょうか?
- wakko777
- ベストアンサー率22% (1067/4682)
拒絶反応を示すんだったら、わざわざ体細胞クローンを作る必要がありません。 今の臓器移植は他人の臓器を移植するので、どうしても拒絶反応が起こってしまいます。 その代わりとして注目されているのが体細胞クローンです。 なんてったって、自分の細胞で臓器を作っちゃおうってんですから、拒絶反応が起こることは一切なくなります。 しかし、本当に安全なのか、そこらへんがまだ立証されていないので、実用化にはいたっていません。
お礼
ご回答ありがとうございました。
- takuwanosho
- ベストアンサー率36% (59/163)
体細胞から由来のクローンでは拒絶反応がおきないとして有望視されています。 ただし実際にはまだまだわかっていない部分も多く他の問題がある可能性もあります。 ES細胞から生まれた動物の寿命が極端に短かった事も実験後に判明していますし… テロメアなどDNA分野は今まさに革新している分野ですのでこれから色々細かい事が判明すると思われます。
お礼
ご回答ありがとうございました。
関連するQ&A
- もしES細胞が発見され、必要な臓器を培養して作れるようになったら...
父が慢性腎不全で透析患者になってから10年以上になります。 その関係で、臓器移植やES細胞関連のニュースに注目しているのですが、 もし本当にES細胞が発見され、任意の人のDNAからクローンのような形で、試験管の中で臓器を作れるようになったとしたら・・・ 臓器を必要とする人自身のDNAから、その人自身の臓器を作ってそれを移植したとしたら、 拒否反応のような問題は全くなく、免疫抑制剤などを飲む必要はなくなりますか? また、その臓器が機能を失ってから10年などと時間がたっている場合も、新しい臓器を移植することは可能ですか?
- 締切済み
- 病気
- 臓器移植と造血幹細胞移植
Wikipediaによれば、 「造血幹細胞移植の意義」のところで、 1、「合併症も固形臓器移植なら拒絶反応となるが造血幹細胞移植ではGVHDとなる。造血幹細胞では多くの場合は免疫寛容がおこり、長期的には免疫抑制剤の投与を完全に中止することができる。免疫抑制剤の投与の目的は固形臓器移植では拒絶反応の防止、造血幹細胞移植ではGVHDの予防となる。」の意味が判らないのですが、誰か判り易い解説お願いします。 2、"GVHD" とか”免疫寛容”って、何ですか?
- ベストアンサー
- 医療
- クローン(人)について・・・
始めまして。学生です。今、クローンについてリサーチしているのですが・・・。 分からないことが多々あります。 体細胞を使ったクローンは臓器移植に役立つという本を読んだのですが、例えばどのような臓器が求められているのでしょう? また、クローンを使わずにできる治療(例えば人工・・とか)または、ヒヒなど動物からの移植,ドナーからの移植と比較して良いのはどちらでしょう? 私的には拒絶反応がクローンの方が起こりにくいと思うのですが・・・。 また、体細胞クローンの欠点とかありますか? 不妊治療にクローンを生かすとしたら、子宮に戻すのではなく母体を介さずにある容器のなかで子供を育てるというのは可能なのでしょうか? あと、よろしければ、クローンを規制を緩和するとしたら・・・の良い点、悪い点をお聞かせください。 お願いします。
- ベストアンサー
- 医療
- 他人の臓器を移植した場合の拒絶反応について
臓器移植をした場合、たとえば、Aさんの心臓を血縁関係のないBさんへ移植した場合、Bさんは免疫抑制剤のような薬を飲むのですよね? 要は、他人の臓器(細胞)ですから、体がその臓器(細胞)に対して攻撃してしまうので、それを抑える薬を飲むという話を聞きました。 この前提での質問なのですが、 (1)心臓以外の臓器でも同じことでしょうか? (2)Bさんは一生、免疫を抑える薬を飲み続けるのでしょうか?風引きやすくなったりしないでしょうか? (3)臓器移植とは違う話になってしまいますが、輸血などで、他人の血液を入れた場合などは、免疫システムは攻撃したりしないのでしょうか?
- ベストアンサー
- 医療
- 体細胞クローンによるクローン技術について
体細胞クローンでは、核を提供した動物の遺伝子とクローン固体の遺伝子はまったく同じとはいえないのはなぜか? という質問なのですが、調べてみてもまず、「体細胞クローンにおいて核を提供した動物の遺伝子とクローン固体の遺伝子がまったく同じとは言えない」ことすら確かめられません。私は専攻ではないので難しい話は理解できないかもしれませんがよろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 生物学
- 拒絶反応と免疫反応について
臓器などを移植した場合に起こる拒絶反応についてなんですが、宿主のTcellが臓器のMHCを認識し免疫反応を起こすことで起るんですよね? TcellがMHCを認識する事は、ウイルスや細菌を殺す上で必要であると思うのですが、宿主のTcellが臓器のMHCを認識する事は何が問題なのでしょうか? 免疫についてよくわかっていないので、とんちんかんな質問だったらすみません。
- ベストアンサー
- 生物学
- 体細胞クローン、iPS細胞、ドリー、ES細胞・・・
体細胞クローン、iPS細胞、ドリー、ES細胞・・・ といろいろ聞くのですが、いまいち違いがよくわかりません。 確か、 ES細胞はヒトの未受精卵は何にでも分化できる全能性をもつので、 そこからクローンを作るが、ヒトとなるのが可能な胚を使うのが倫理的に問題ありで、△。 一方IPS細胞は、体細胞?から脱分化させるんでしたっけ? いまいちよくわかりません。 クローン作成に生殖細胞を用いるではなく…といった場合は、ES細胞のことをいっているんでしょうか。 ドリーは乳腺細胞からの核を用いて作られたはずだから、 ES細胞かIPS細胞かというと、IPS細胞?から それとも、分類自体が間違っていますか。 よくわからなくて… 教えていただけるとありがたいです。 (大学受験レベルで御願いします。)
- ベストアンサー
- 生物学
お礼
おおこれはすごい。 私が求めていたドンピシャの回答です。 ということは体細胞クローンを作れば臓器工場とすることができるかのようにずっと語られてきましたが、やはり体細胞クローンでは拒絶反応を起こす可能性が高そうですね。 ご回答ありがとうございました。