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真空管アンプ プリメインアンプの熱対策
ユニゾンリサーチのユニコと言うプリメインアンプを 使用して、約10ヶ月になります。真空管アンプとして、なかなか良い音を出してくれています。自分でおこなっている事なんですが、ラックに入れてあるとかなりの熱がこもっているので、扇風機など放熱対策をしています。この行為をすると確かにアンプの上の鉄板などが激減に熱が下がっています。夏場などこのようにした方が、アンプの寿命的には、長くなるでしょうか?また音質にも影響が出てくるもんでしょうか?詳しい方宜しくお願いいたします。
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nttmeさんこんにちは。熱に弱いパーツとして他の方も掲げている電界コンデンサーがあります。 どのような規格の電界コンデンサーを使用しているのかが不明ですが、例えば105℃と書かれたものであれば、周囲温度105℃で1000時間容量を保証するという意味です。85℃と書かれた物は85℃で1000時間容量を保証するという意味です。 これらは周囲温度が10度下がる毎に使用時間は約2倍になります。 105℃ 1000時間 95℃ 2000時間 85℃ 4000時間 1000時間 75℃ 8000時間 2000時間 65℃ 16000時間 4000時間 55℃ 32000時間 8000時間 8760HR 45℃ 64000時間 16000時間 17520HR 35℃128000時間 32000時間 26280HR また、右の数字は24時間365日連続使用した場合の時間ですが、85℃仕様の電解コンデンサーの周囲温度が55℃の場合、約1年弱の寿命計算になります。(1年=8760時間、2年=17520時間、3年=26280時間)この更に時間経過し続けると、電解コンデンサーの容量が周囲温度によって低下する「ドライアップ現象」が発生します。 電解コンデンサーはパイパス回路に挿入されている事が多いので、容量低下はバイパス回路の機能が十分働かず、当然音質劣化に繋がってきます。但し、音質劣化症状は急激に発生するものではありませんので、気が付きにくいと思います。はっきりと気が付く位にまで容量低下している物は、例えば100μFが300pF位と容量が激減している場合です。実際には電解コンデンサーの容量計で測定すれば、明確に容量は分かります。 電源回路に大容量の電解コンデンサーを使用している場合、リップル除去の働きのためこの容量が低下すると、再生音にハムが乗るなどの音質劣化が発生する恐れがあります。 これらの計算は、24時間365日連続使用する業務用機器に用いる方法ですが、民生機でも考え方は同じです。 業務用に使用してなく聞く時だけの通電でも、冷却は寿命を延ばすことになりますので、可能な限り通風を良くして、放熱対策を行った方が宜しいと思います。 更に詳しい事を知りたいようでしたら、ご使用の電解コンデンサーメーカーに仕様書の請求、問合せを行うと明確に回答してもらえます。ご参考までにどうぞ。
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- shin163
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ついでといっては変ですが、温風の流れを考えて、仕切り板なんかを取り付けると良いですよ。いくら真空管アンプといっても、トランジスタはあちこちにあるでしょうから、電解コンデンサはもちろん、これらに温風があたらないようにしたら良いと思いますよ。
お礼
お礼が遅くなりました大変申し訳ございません。 貴重な情報ありがとうございました。 参考にさせていただきます。
- myeyesonly
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こんにちは。 まず寿命にはテキメンに影響します。 真空管アンプとは言っても、熱い状態で動作する部品ってのは本来真空管だけですからね。 特に電解コンデンサーは熱に弱いので換気は重要です。 熱で部品がへばってくると音質も影響がでます。 コンデンサー、特に電解コンデンサーでは、漏れ電流の増大、抵抗などではサーマルアジテーションノイズの増加などが理論的に生じるでしょうから、当然、SNが悪化するでしょう。 漏れ電流などで特性に影響が出ればひずみ率なども上がるでしょう。
お礼
早急の回答ありがとうございます。 やはり影響するのですか。 私の行為が間違ってないことが分かり安心致しました。 ありがとうございました。
お礼
お礼が遅くなりまして大変申し訳ございません。 貴重な情報ありがとうございました。 やはり風を送るのは良いことなんですね。 今年は、夏って感じがあまり無かったですが これから先、扇風機が365日使用されそうです。 参考にさせていただきます。 ありがとうございました。