- ベストアンサー
「原子核に近い原子軌道ほどそのエネルギーが低い」について質問があります
「原子核に近い原子軌道ほどそのエネルギーが低い」について質問があります。 このときのエネルギーとは、何のどういったエネルギーなのでしょうか? またどうしてエネルギーの変化が起こるのでしょうか? どなたか数式などを使わずに教えて下さい。 宜しくお願いします。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
>このときのエネルギーとは、何のどういったエネルギーなのでしょうか? 電子のポテンシャルエネルギー >またどうしてエネルギーの変化が起こるのでしょうか? 量子力学を使うまでもなく、古典電磁気学で、クーロン引力が原子核に近いほど 大きくなるので当然です。 正確には、量子力学で計算する必要がありますが。 (古典電磁気学だと原子核と電子がくっついてしまう)
その他の回答 (3)
- htms42
- ベストアンサー率47% (1120/2361)
惑星の運動でも人工衛星の運動でも同じです。 位置エネルギーは位置だけで決まります。 でもその位置にじっとしているわけではありません。 動いていれば運動エネルギーがあります。 惑星の軌道は位置エネルギーと運動エネルギーの和が保存しているということで決まります。 近いところは速く、遠いところはゆっくり動く(ケプラーの第2法則)というのは位置エネルギーと運動エネルギーの交換が起こっているからです。 人工衛星の軌道であれば全エネルギーは連続的に変えることができます。 原子の軌道の場合は全エネルギーを連続的に変えるができません。とびとびの値をとります。 原子核からの距離が大きくなれば位置エネルギーが大きくなることは確かです。でも電子のエネルギーと言えば位置エネルギーと運動エネルギーを合わせたものです。位置エネルギーだけではありません。
お礼
ご回答有難うございました。
- lv4u
- ベストアンサー率27% (1862/6715)
現代科学は、実証主義ですね。実験を行いモデル化して数式にあてはまることを示す。 つまりは、実験した範囲内で矛盾ない理論なら、どんなモデルでも良いわけです。ただし、シンプルなほうがベターだし、できるだけ適用範囲が広いほうがいい。 質問者さんの疑問は、たぶん他の回答者さんの内容で解決するかもしれませんが、たぶん完全には納得されないのでは? 日本ではTVでUFOの話題が出るときは「ほんとにあった?トンでもな話」的にとりあげますが、海外では普通のニュースでしばしば冷静に「UFOが出現しました」なんて流しているそうです。現代科学では、絶対にありえないUFOの飛行能力です。 現代科学では解明できていない原子・電子に働く力、あるいはエネルギーの理論があるのだと思います。その壁を突破すれば、地球から月まで数分で到着するというUFOの建造も可能になると思います。 当然ながら、既存の理論を学ぶことが必要です。が、既存の理論や専門用語を覚えたり、数式を学んだだけで満足せず、「この理論はまだ不完全なんでは?自分がもっと良い理論を構築するぞ!」というチャレンジャーになってほしいと思います。
お礼
ご回答有難うございます。 仰る通り分かった気はするのですが、何故か完全に納得はできていない気もしています。 ただ情報が不足しているだけかもしれませんが、自分でもう一度考え直してみようと思いました。
- alwen25
- ベストアンサー率21% (272/1253)
電子と原子核の電荷の符号は逆なので、 原子核に近い原子軌道では、 電子のポテンシャルエネルギーが小さくなります。 電磁気学が分からないならば、古典力学の例を 出します。 この場合の力は、重力(万有引力)ですが、 地球から離れるにしたがってポテンシャル エネルギーは大きくなります。 高いところにある物体ほどポテンシャル エネルギーが高いということです。 電子と原子核の間で働く力は クーロン引力なので、これと 同じことになります。
お礼
丁寧に教えて頂き、とても分かり易かったです。 ありがとうございました。
補足
ご回答有難うございます。 回答者さんのお答えで考えると、原子核近くのクーロン力が大→電子のポテンシャル大→原子核に近い原子軌道のエネルギー大 ということになりませんか? 独学なので的外れな考えでしたらすみません。