先日、神戸に遊びに行ったのですが、現地で知りあった方に、「神戸と大阪・

質問

先日、神戸に遊びに行ったのですが、現地で知りあった方に、「神戸と大阪・京都・姫路とは関西弁の言葉が微妙に違う」といわれましたが、その違いがよくわかりませんでした。
どのように違うのでしょうか？
イントネーションでしょうか？

回答No.1

noname#231624 · ベストアンサー

私自身、姫路の出身なので、神戸・大阪・京都の違いはあんまり知らないのですが、姫路から以東は、イントネーションはほとんど一緒だと思いますよ。
京都がすこし違うかなぁ～とは思いますが。。。

言葉の違いで有名なところでは、

標準語　『来ない』
神戸・姫路　『こおへん』
大阪　『けえへん』
京都　『きいひん』

でしょうか。。。

姫路（播州弁）と他の関西弁の違いといえば、異なる単語を使うことがあります。

標準語　『壊れてしまった』
神戸・大阪・京都　『壊れてもた』
姫路　『めげてもた』

など。。。

後、語尾も違うと思います。
姫路は、疑問文の語尾に『け』を使うことがあります。

『ほんまけ』　（本当に？）
『来るんけ』　（来るの？）

京都の男性も『け』を使うそうですが、女性は使わないそうです。（京都の友人談）
大阪だと、南の方の人は使うかも？？？知れないです。

大阪では、南の方と北の方では全く違う話し方をしていると思うのですが、姫路はどちらかといえば、南の方の話し方と似ているかも知れないですね。
漁師町だからでしょうか。。。
神戸の人からは、よく、恐い話し方だと言われます。＾＾；

姫路では、他にも、語尾に『り』を使うこともあります。

『食べり』　（食べてみて）
『喋り』　（話してみて）

因みに、西宮の人は語尾によく『ね』を使うので、同じ関西弁でも上品なイメージがあります。

また、同じ兵庫県でも、姫路から少し西に行けば岡山よりの話し方になります。
岡山よりの話し方＝イントネーションも単語も“かなり”岡山っぽいです。

たとえば、

標準語　『（家に）あがってください』
神戸・大阪・京都　『あがって』
姫路　『あがり』
龍野　『あがってっか』

...っま、とは言っても、だんだんきれいな（？）播州弁（加古川以西のことば）を話せる人は少なくなってきていると思いますけどね。
『あがってっか』は、私の祖父母の世代の言葉だと思いますし、私自身、播州弁を使って話すことはなくなりましたから。。。

あ、もう一つ思い出しました。
播州弁の敬語（尊敬語）は、よく大阪の人に笑われました。＾＾；

標準語　『行かれました』
播州弁　『いっきょったった』

標準語　『されてました』
播州弁　『しょったった』

などなど。。。
自分で書いてても笑ってしまいますねぇ～。

神戸・大阪・京都の違いはあまり説明できなくてすみません。。。

お礼

丁寧に解説ありがとうございます！やっぱり微妙にちがってるんですね。

標準語　『来ない』
神戸・姫路　『こおへん』
大阪　『けえへん』
京都　『きいひん』

これ、すっごくしっくりきました。たしかに、言葉がこんな感じでちがいました。
なんか言われないとわからない微妙な違いですが、目からうろこでした。
ありがとうございました。