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Sony RDR-VX525のダビング機能の不具合について
- 海外で購入したSony RDR-VX525のダビング機能に問題があります。
- ダビングしたDVDは再生できない状態になります。
- 他のデッキでは再生ができないため困っています。
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はじめまして。 アメリカ仕様のVHS+DVDデッキですね。 SONY製のVHS+DVDデッキは日本ではシャープ製のOEMでした。この機種はHSP(90分モード)があるので純粋SONY製のようです。 日本では未発売なので日本で問われても適切な回答ができるかどうかは不明ですが、まず基本的なところから。 >普通に考えたら、ダビングしたDVDは、リージョンを問わずに再生が可能だと思うのですが・・・。 これは間違いです。 日本のレコーダーは全てリージョン2に設定されてディスクに記録されます。 アメリカ仕様ですのでそのデッキはリージョン1に設定されてディスクに記録されます。 日本メーカー製でリージョンフリー、リージョンオールで書き込むことは有り得ません。 >他のアメリカ仕様のデッキや日本仕様のデッキでは再生が出来ません。 まず録画はVRモードとVIDEOモードの二種類があります。 VRモードは基本的にオートファイナライズで改めてファイナライズ処理をする必要はありませんが、VRモード自体はDVDレコーダー専用フォーマットです。 日本ではデジタル放送の不正コピー防止の観点から、CPRMと言うコピーガードとこのVRモードがセットになり、デジタル放送録画では主流となりましたが、VRモードはレコーダー主体の一種のローカルフォーマットですので、VRモード再生に対応したDVDプレイヤーが必要になります。 ところがアメリカにはCPRMのコピーガードも関係ないので、VRモードはほとんど普及していません。 アメリカの事情に詳細ではありませんが、日本でも再生専用機の場合で廉価な中国製のものではVRモードディスク再生に対応していないものが結構あります。 SONYやパイオニア、東芝などの日本メーカー製の海外仕様のものなら対応している可能性もありますが、古いものでは非対応のものが大半を占めます。 少なくとも2003、4年以降の製品となります。この場合は対応していたとしてもDVD-RAMやDVD-RWのVRモードです。 さらに複雑なのはDVD-RのVRモードです。 これは2006年後半に策定された規格で、レコーダーでは即座に対応しましたが、再生専用機が対応を始めたのは2007年以降です。 それ以前の機種では再生できません。 もう一つの可能性はVIDEOモードで記録したもののファイナライズをしていない場合です。 レコーダーは継ぎ足し記録が可能なように「ファイナライズをしない」がデフォルトとなっています。 ファイナライズをしないとディスクがオープンのままなので、他の機器ではディスクを認識しません。 ファイナライズをすることで初めて他の機器はDVD-ROM(DVDビデオソフト)相当として認識して再生できるようになります。 なのでVIDEOモードで録画したのであればファイナライズをしてください。ディスク設定やディスク管理の項目に「ファイナライズ」があるはずです。 VRモードディスクも未ファイナライズディスクも自己録再に関しては再生可能です。 さらにもう一つ。 記録に使用したディスクの品質によっても再生可能、再生不可能が発生します。 日本の機器ならばSONY製はDVD-RWはビクター製(日本製)か三菱化学(Verbatimブランド)、DVD-RはThat'S(太陽誘電製)で光学ドライブのレーザーの出力を調整していますが、海外仕様のものは不明です。 それでも台湾製や中国製、インド製の格安無名ブランド品を使用した場合は互換が低下したり、書き込めても読み出せないは有り得ます。 この三つのどれかでしょう。 なお記録型光学ディスクでの正常再生は基本的に自己録再以外メーカーは保証していません。 これは記録型光学ディスクの特性、光学ドライブの特性上、VHSやカセットテープのような高い互換性が保証できないからです。
お礼
詳しいご説明、ありがとうございました^^