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マンガ家のさまざまな権利について
マンガ家のさまざまな権利について マンガ家は出版社からもらう原稿料、単行本の印税が主な収入源になると思うのですが、TVアニメ化や映画アニメ化、実写映画・テレビ化に伴う原作権、キャラクターグッズなどライセンス料、などは出版社とのあいだにはどういった取り決めが一般的なのでしょうか? ライセンス料などは漫画家よりも出版社が大儲けしているのではないかと思ってしまうのですが‥‥漫画をテレビドラマ化したいと話があった時、テレビ局や出演するタレントについて、出版社と漫画家ではどっちが発言権が強いのでしょうか?
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「TVアニメ化や映画アニメ化、実写映画・テレビ化に伴う原作権、キャラクターグッズなどライセンス料、などは出版社とのあいだにはどういった取り決めが一般的なのでしょうか」 それは個々に交渉して契約するのであって一般というものはありません。 多数決的に主流が正しいというものではないからです。 ただし新人賞募集記事に著作権は出版社に帰属と書いてありますから 応募したからにはそれに同意したことになります。 その後の仕事については別です。 「テレビドラマ化したいと話があった時、テレビ局や出演するタレントについて、出版社と漫画家ではどっちが発言権が強いのでしょうか」 漫画家です。 そもそも出版社には作品そのもののクリエイティブティが ありませんから発言以前に判断する能力がありません。 しかしいずれにしても企画が通ってからクレームをつけるのはまず無理なので、 作者の意向に反する場合は企画が潰れます。 フランス版のルパン三世がこれで潰れたし、 ハリウッドのデビルマンもいったん潰れたのち 練り直されて通りました。
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- kbtms4
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つづきです。 「作品に対して創造性に欠けている、ということですよね」 そのとおりです。創造性があったら編集者ではなく作家になってますよ。 「編集者ってのは漫画家と共に内容のこともああだこうだ論議するんではないですか」 違います。 編集者が口を出す場合は一方的に編集側の意見であり漫画家は従うのみです。 しかし漫画として完成して成功した後はその路線が確定しているのだから 漫画家と編集者の意見は一体のものです。 「ポッと出の人でもテレビ化の話が出るような漫画家になると、 たちまち発言権が強い『作家先生』になるのでしょうかね?」 だからそれは契約によるんですよ。 『すべての著作権』が出版社にあるなら作家に発言権が ないかもしれませんが、 著作権を商用権と他に分けて契約したなら自作の好き勝手な変更を 許さない権利があります。 つまりこれは有名だから偉くて強いというような空気ではなく 厳格な法的問題なのです。
- mizukiyuli
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ライセンス料などについてはよくわかりませんが、 発言権については漫画家にどの程度の力があるかによります。 オファーは出版社を通して漫画家へ持っていくものであり、出版社でストップされる可能性もあります。 その点においては出版社が強いと言えます。 出演タレントや声優については出版社や漫画家よりもテレビ局や制作会社の発言権が強くなると思います。 「アイドル声優は使わない」なんて言えるのはジブリの監督だけじゃないでしょうか? 漫画家も出版社の意向に逆らえるのはそこをやめても他の出版社が引っ張りだこ くらいの知名度がある人でないと無理でしょう。
お礼
なるほどそうですよね。耳に入るのは有名なマンガ家ばかりなので、良い話ばかり入ってきますが、結局は東大入学よりも狭き門ですからね。 ありがとうございました。
お礼
漫画家の発言権が強いというのは意外ですね。出版社にはクリエイティブィティがないんですか? ようするに作品に対して「こうしたいああしたい」という創造性に欠けている、ということですよね。でも編集者ってのは漫画家と共に内容のこともああだこうだ論議するんではないですか? その編集者というのは出版社の人なのでしょうか? ルパン三世やデビルマンは有名な作家なので発言権が強いですが、ポッと出の人でもテレビ化の話が出るような漫画家になると、たちまち発言権が強い『作家先生』になるのでしょうかね?