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大学入試での文字・記号の書き方
- 大学入試での文字・記号の書き方についてのアドバイスをください。
- 大学入試で使われる文字や記号の書き方について、疑問があります。
- 大学入試で許容される文字や記号の使い方について教えてください。
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質問者が選んだベストアンサー
記号を手書きするときの書体の流儀などというものに,唯一無二の「教則」なるものが存在するとは思えません.書体の流儀は,そういう記号を頻繁に使うコミュニティの中での習慣が人から人へ伝わるうちに,自然に定着するものでしょう. 質問者さんは,「文字の判別を容易にするために書体を工夫する必要がある」ことをすでに認識していて,しかも,それを「先生の流儀を観察して,それを真似ることによって実践している」わけで,その態度だけでも十分立派だと思いますよ. ご自身で説明なさっているアルファベットの書体についても,私が見る限り,読み手の立場で文句をつける理由があるようには思えません. もちろん,書き手の立場では異なる流儀に従っている専門家やコミュニティが存在することは十分考えられますが,それはそれで何ら問題はないでしょう. 入試の採点というのはものすごく公正さが要求されるもので,「著しい悪筆で判読不能」とかならともかく,書体の流儀にケチをつけることは考えにくいです. 「証明終」記号ですが,Q.E.D.(「それが示すべきことであった」を意味するラテン語の略記)は哲学用語という感じで,古臭いというか堅苦しい印象があります. 大学入試答案のように,読み手が書き手の素性を知り得ない状況で,しかも1回限りしか使わないのなら,「証明終」が最も無難なように思えます. あるいは,書くべきことがひとつの証明だけで,「したがって…が示された」のように,証明が完了していることが明確に読み取れる表現が証明の文章中に書かれているなら,べつに証明終の記号を書く必要はないとも言えます.教科書や論文でQ.E.D.や■を使っているのは,「本文(地の文)」と「証明」がかわるがわる現れるような長い文章で,読み手が本文部分と証明部分を判別しやすいように「ここからここまでが証明」という範囲を明示するため,という性格が強いのです.
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boisewebさん お忙しいところ、ご対応いただきありがとうございました。