• 締切済み

戦死した英霊を敬えと言うけれど

戦死した英霊を敬えと言うけれど 今の日本の繁栄があるのは戦時中に命がけで戦ってくれた人たちのおかげ、という言葉があります。 事前に言い置きますが私は反日家でも自虐史観の持ち主でもありません。私の祖父も軍人でしたし、その話もよく聞いて育ちました。しかし同時に抱かざるを得ない疑問を単刀直入にさせていただきます。 上の最初のセリフですが、先祖は私たちに何をしてくれたのですか? 日本と関係のない土地をどんどん侵略したあげく戦後は全て失いました。 日本を守るために戦ったといってもそのほとんどが国外です。 飛行機で何時間もかけなければ行くことの出来ない、名前も知らない辺鄙な小島で戦っていた人たちのどこに”日本のために戦っていた”と感じることができるのでしょうか? 領土が広がるなら広がるで、例えば優秀な工業地帯を有する場所を占領したとか、掘れば石油がでてくるとか、そういう場所を得たのならまだ納得できます。古代に栄えた帝国も自国の領土を広げることはその分繁栄と国力を増大させるものでした。 この点日本の場合はどうですか?日本は繁栄するどころか物資が不足し、軍事拠点にしかならない島々に進軍したことに自国へどのような利益がもたらされたのか? 結果的には戦線が拡大して敗戦しその領土を全て失いました。 沖縄で戦死した人は国土を守ったと言えますが、ほかの人たちはいったい何のために戦って、その結果日本にどういう貢献をしてくれたのか、私は未だに納得ができません。 「日本は勝手に侵略し、結局負けたじゃないか!」 そもそも戦争をしなければよかったなんてことを言いたいのではありません。あの時上手く戦略を練って戦勝国になるべきだったと言っているわけでもありません。これ以上ない素朴な疑問のつもりです。 今を生きる現代人は英霊に対して、その結果だけを考えれば、何の感謝をする必要があるのでしょうか。何の感謝をするべきなのでしょうか。 ぜひ皆さんの回答を聞かせてください。

みんなの回答

  • norari43
  • ベストアンサー率47% (115/240)
回答No.20

資源確保のために占領をすすめていった。 中国、朝鮮半島、フイリピン、タイ、インド(失敗)等々、 それに加え一番大事な本国。それらを守るための防衛ラインが 硫黄島、ミンダナオ諸島、トラック諸島、アリュ-シャン列島等 領空,領海権、いわゆる防衛網でその島の取り合いが勝敗を決定 したのであって、太平洋上の小さな島はそれを除けばなんの価値も ありませんでしたよね。その一番大事な事のためにそこで戦ったのであって、 実際上、アメリカはその太平上の島ずたいに攻めてきました。 そして日本が占領していた東南アジアの国々を解放していった。 そして最後、本国。 「英霊」一握りの最初は正当性を持っていたであろう戦争を誤った方向へ 導いた卑劣で許しがたいトップの「大本営」?取り巻き連中、 一時期からの「英霊」はその自分たちの死を犬死と認めていたであろう 発言も多々ありますね。 戦争とは言えやってはいけないことまでしてひつこく抵抗する。 特攻です。爆弾を背負って自分で操縦して突っ込む。 補給も出来ない状態なのに進行さす。大部分の「英霊」は弾も無く、 食料もない餓死が多かったと聞きます。 靖国の合祀問題、いくらフアジ-な国民性といってもやって良い事と 悪いことがあります。 自由の無い暗黒の時代に流れ(エスカレ-トはしましたが、致しかたの無い 部分も多かったと思います)で不本意でも参加せざるを得なかった。 そのような人々「英霊」に対してどうしたらよかったと言うのでしょうか。 どうすべきだったというのでしょうか。 「何の感謝をする必要があるのでしょうか。何の感謝をするべきなのでしょうか。」 との事、 そう言われれば考えてしまいますね。只その死を悔やむ、弔う、 こんな事は二度とない世の中にしますと誓う。 しかし、進行形の中で(誤った方向に進んでいった戦局等は除いて) ここで引けば負ける、家族の為に戦わざるを得ない。 矛盾の中ででもそう思った事は確かだと思います。 こじつければそこにちょっとの「感謝」ですかね。 感情にしろ歴史認識にせよ、美化、フアジ-さ、卑劣さ、決め付け等々、 省かなければと自戒もしたところです。 長々と思うまま、でした。

  • tappara
  • ベストアンサー率37% (260/694)
回答No.19

戦争の意味がどうだったかは見方によってもあるでしょうし、すでにいろんな意見が出てるのであえて書きませんが・・・ 個人的に英霊という考えにはすごく納得できています。 戦争がいい悪いっていったらそれこそ悪いもの(勝ち負けにこだわらず)になってくるでしょうけど 戦争でなくなられた人たちは純粋に国のため家族のために戦っていたのは疑いないところです。 湾岸戦争で基地を飛び立つアメリカ兵が家族の名前が入ったプレートを首から提げているのを見ましたがそのアメリカ兵は誰かの家族を殺しに行くんだってすごく切なくなった記憶があります。 僕は、靖国参拝が行われないとなった場合の今の日本では正直国のために命をかけられないなって思います。だって国のために靖国で会おうと死んで行かれた方々に対してあまりにどうかなって思いますし、そんな扱いなんだと・・・ 日本にどんな貢献があったかではなく、少なくとも国のためにと国の方針下でなくなられた方に対する感謝ってことでいいのでは。 諸外国に対する配慮はあってもいいと思いますが、それは自国として国と国民のために犠牲になった方々への公な参拝をやめることではないでしょう。 僕は自分では右とか左とかあんまり興味はないですが、靖国参拝しないってことについては納得いかない思いを持っちゃいます。 >日本の場合は、私がいえる立場ではないかもしれませんが、自分の国が背負った「敗戦」というトラウマを解消するために、愛国心と言う言葉を使用すると過去のことを美化して一方的な右翼的発言をされる方が多くいると感じています。 ↑ むしろこんなに愛国心のない国ないんじゃないかって思いますけどね」・・・ いつまでも謝り続け、ことあるごとに条約で解決済みの賠償金をせびられ続ける・・・ 悪いことをしたって教育だけでその背景はあまり教えられない教育・・・学校教育の中で愛国心ではなく罪悪感を植えつけられるってなんなんでしょうか?

lugal
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 正直私は靖国参拝で余計な反日感情を持たれてしまうなら千鳥ケ淵への訪問でも構わないと思います。 韓国や中国の主張に屈するというわけではありませんが、アジア圏との友好を保ち未来へ歩むことが靖国参拝よりも日本にとってはるかに重要で意義があることだと思うからです。ドラマの帰国でも言っていましたが戦後65年の間に靖国問題を解決しなかったことも問題だと思います。 今の日本に必要なのは愛国心ではなく正しい見識です。

  • roadhead
  • ベストアンサー率22% (852/3790)
回答No.18

感謝ではなく 日本の歴史において犠牲になった人々に対して哀れみを感じてもらえばそれだけで良いと思います。 そして2度と戦争のような悲惨な歴史を最低限自分だけは繰り返さないと誓っていただくだけで充分だと思います。

lugal
質問者

お礼

私は戦争の教訓を正しい形で受け継ぐ人間になりたいと思っています。 そのため日本の将来について何の危機感も持たない人も、危機感を勘違いして排外思想になったり右翼の思想に凝り固まるような人も、今の日本が生んだ害です。 教養がない人がこうなるんです。知識を得てもその裏付けをせず、一つのことしか信じず両方向から物を考えない。 今の日本の危機は国民に愛国心が無くなったことではなく、正しい見識を持たない人間がはびこってることです。 ネットの掲示板や教えてgooでもどうどうと嫌韓を言ってる人がいること自体、日本人の質が落ちていることを如実に表していると思います。 しかも嫌韓スレに回答する人は同じ思想の持ち主だらけで誰も反論とかはしないんですよね。 そういう考え方こそが日本の地位を貶めると気付かないのでしょうか。

  • marakuru
  • ベストアンサー率18% (8/43)
回答No.17

私見ですが 他の方々が歴史を述べていただいているかと思いますので私なりの感想ですが。 「英霊」靖国神社に祭られている方々ですよね。 私はこの方々に感謝することは、当時の事情はあれど日本国民(家族)を守るために命をささげ戦った人達であり、彼らの命の上に我々がいるという事実です。このことは深く感謝するべきだと思うのですよね。 ただ、戦争に突き進んだ原因は日本だけの原因ではないので当時の政府の方々を責める気はさらさらありません。しかし、戦争末期、大本営発表など敗戦が濃厚になり、沖縄戦、日本各地への空爆、広島長崎への原爆、満州・朝鮮に移住した方々への被害など本来なら国民を守るべき政治家・軍部などが国民に無意味な死をさせたことは償う必要があるのに「英霊」として祭られていることが問題なのです。 これ以外の方々を他国が何を言おうが無視していいと思いますが、昭和天皇が参拝を止めてしまった事実をよく考えてみなければなりません。 もうひとつ、もし、勝ち続け最低でもアメリカと引き分け、平和条約程度結べた場合、日本は民主化ではなく、更なる軍国化に進み中国と内戦が長く続いたのではないでしょうか。 意見によっては見方が様々でしょう、質問者さまのご意見は一つの考え見方であり、左右翼者が価値観は別としても正しい歴史を認識して考えてもらいたいと切に願います。

  • jacta
  • ベストアンサー率26% (845/3158)
回答No.16

#1です。 > できれば侵略の利益についてもご存知でしたら教えていただきたいです。 これに回答するには、質問者さんが、次の点についてどうお考えなのかを明確にする必要があります。 日本は、どこをどのようにして侵略したとお考えでしょうか?

回答No.15

敗者の戦争を論評するならば、あなたの考えが正しいと思います。 歴史は戦勝国が書き綴るというのであり、既に過ぎたことですから、忘れましょう。日本は十分に賠償も謝罪もしました。 戦争の過ちを何代まで苦しめというのでしょう?これを政治カードに使え続けさせているのは、結局日本政府の外交の下手糞さが原因なわけであります。戦争問題に関してはもう、罪悪感に埋もれる必要はないのです。そろそろ憲法9条を改正して日本軍を復活させ、アメリカ軍へ撤退要請すべきです。

  • sotom
  • ベストアンサー率15% (698/4465)
回答No.14

旧日本軍上層部は、戦略もなく戦争に突入し、負けが明らかになっても 戦争を終結させなかった。その上、カミカゼ? 「お国のために」死ぬという美談は、 死なせる軍上層部からすれば、ただの消耗品に過ぎません。しかも勝利に結びつかせ られる事のない作戦です。もし、仮にこの作戦が成功しても、指揮した人間の手柄に なるだけです。 情報を封鎖され、北朝鮮の喜び組の如く、「お国のために」踊らされたのが 「英霊」の正体です。戦死者は戦死者であって、それ以上のモノにしてはならない。 戦争を正視眼で認識できない者には、将来の国家戦略を語る資格もない。 「いい英雄は死んだ英雄だけ」だという事ですかね?  資源を持たない日本は、戦争に踏み切った時点で負けなのです。 戦後65年が経過しても、安っぽい軍事ロマンチシズムに流される人間が多い事に 失望を禁じ得ません。

回答No.13

ご回答ありがとうございます。 >ただ右翼・左翼と呼ばれる方は極端な思想に凝り固まっていて、どうして相手の意見を聞く余地がない のかと思っています。愛国心を勘違いした恥ずべきことです。 なるほど。おっしゃることは納得できます。 ただ、日本人の言う「愛国心」は、広義な意味で捉えられがちなので、意見の誤差が生じやすいです。 日本で言われる愛国心は、純粋な愛国心(patriotism)と、国粋主義(ultranationalism:一部nationalismと表記されることもありますが、こちらは愛国心の要素もあるので、ここでは、ultranationalismの方で理解いただくとありがたいです)と分けて考える必要のではないかと自分は考えます。 前者は、「日本」という国、そして、この「日本」という国を作ってくださった方々に、尊敬の念を表すとともに、今後、それに負けないような誇りに思える国を創って行きたい、または、創ることに賛同する。と言う考え方だと自分は思います。 後者は、「我々の考え方が、正しいのであり、それを他の国家(民族)も見習うべきだ」という、どちらかと言うと、「差別的」な意味合いがあります。 先の戦争の是非に関する意見は、皆様ご回答されておりますが、今後、私たちが生きてゆく上で、先程の「前者」と「後者」を一緒くたにすると、なかなか本質が見えてこないと思います。 確かに、現在も世の中には、「国粋主義」的な国家もまだあります。 だからといって、私たちは「あの国がそうだから我々も」と「愛国心」を騙った「国粋主義」に向かうことも良くない事であり、かと言って、「我々は、反省し続けなければならない、先の戦争のことを言われたら、頭が上がらない」という「自虐史観」に陥る必要もないと思います。 「愛国心」は、その国家で生活する者としては、非常に大切なことです。 ただし、今の日本の「愛国心」の曖昧な捉えられ方の中に、LUGALさんの心配される、極端な「右翼・左翼」思想が存在してしまうのではないかと思います。 この部分を分けて考え、様々な文献等を参照してみると、戦中の方々、いや、それ以前の方も、また戦後の方々も、様々な苦悩の間の中、Bestな解決策を求めようと(もちろんいくら調べても、納得できない行動もありますが)努力されたこと、かつ、それらが今後私どもに難題が降りかかったときの「手引書」になりうる可能性があることが解ってくるのではないかと思います。(反面教師的内容も含めて。) そんな「手引書」を自分の「血」を引き換えに残してくださった諸先輩方は、確かに「英霊」なのかもしれませんね。

  • rikukoro2
  • ベストアンサー率21% (1316/6195)
回答No.12

 明治の時代は日本に主な工業はなく、精々絹くらいしか輸出品がありませんでした。 で開国したのはいいけれど『清』を初めとして日本近隣の国家は次々と欧米に占領されてゆきました。  日本以外で独立を保ったのはタイくらいですが、それもイギリスvsフランスの緩衝国として見逃されていたわけです。  で日本とすればどうすればいいか?  富国強兵策をとって戦うか  それとも奴隷となるか?  二者しか選択はなかったのです。 日本は島国と極東という立地の為 比較的侵略の対象となりにくい、そして江戸からつづく民族性そして人口をを武器に『戦うという手段に出たのです』  当初日本は 他国と戦うという選択肢はなく『移民』という政策にでました。  米国や東南アジア、そして中国、ブラジルなど世界に移民を初めました。   いわゆる『共生』です  しかし、日本を守るための戦争を続け勝ち続けているうちに排斥運動が高まりました。  ABC包囲網なんてのも出来ました   で移民は日本に帰るしか方法はありません。  無論日本移民排斥のない国もありました(ブラジルなど)一部です。  で、当時の日本の食糧生産が約2000万人教  移民帰国者全部含めれば3000万人弱?  で、これをどうやって食わせます?  土地がないんんです  しかもハルノートとか見たことあります?  いわゆる最後通知なんですが、日本の海外資産の凍結など、正直これをのんだら日本では餓死者がでる  とういのもあります。  昔ローマがカルタゴに対し『今の土地をすて。砂漠に移住せよw』といったよーなもんです。  正直戦争しか手段はありませんでした

  • rikukoro2
  • ベストアンサー率21% (1316/6195)
回答No.11

事の発端は日露戦争に勝ってからです。 1904年~1905年、日露戦争 1904年、アメリカは日本を仮想敵国として「オレンジ計画」を策定。 日露戦争での日本の勝利は、白人の敗北としてアメリカで排日運動が高まり、 「事後法」による移民や日系人の排斥へと推移していきます。 当時、日本人は先人の努力で黄色人種の中では世界でも特別扱いでした。 一流ホテルへ宿泊できたのは黄色人種の中では日本人だけでした。 アメリカ移民の先輩中国人は鉄道の線路工夫がやっとで奴隷状態でしたが、 日本人は農業などで次々と荒れ地を豊かな農地へ変えていきました。 それは白人にとっては魔法でした。白人より優秀な黄色は許せないことでした。 白人移民は技術も才能もなく貧乏でした。 白人は日本人の農地や店舗を強奪しても神から許されると考えました。 「事後法」による移民や日系人の排斥へと推移していきます。 1906年、アメリカで新帰化法。帰化申請を白人とアフリカ人に限る。日本人は帰化不可。 1913年、排日目的の「外国人土地所有禁止法」。 アメリカ市民になり得ない外国人(日系1世)の不動産取得、保有、使用、譲渡を禁止。 法案のなかには、日本人の営業不許可や日本人学童を隔離するものまで含まれていた。 1922年ケーブル法成立。アメリカ市民(日系2世)が非アメリカ市民と結婚した場合は市民権を失う。 1924年、「移民法」で日本人の移民を全面的に禁止。別名「排日移民法」。 これまでアジア人の中では特別扱いだった日本人についても 他のアジア諸国と同じ人種差別的な取り扱いとなる。 1941年12月7日 日米開戦、日系アメリカ人は敵国日本と同一視される。 1942年、日系人12万人の強制収容(3分の2はアメリカ市民)。ドイツ人イタリア人は自由。 日系2世がアメリカに忠誠を誓い従軍しました。 1946年、収容所が閉鎖される。日系人は家屋の破壊や資産喪失に愕然となりました。 今のアメリカ西海岸の農地の多くは日系人が荒れ地を開拓したものを強奪されたものです。  結局黄色人である日本人は迫害の対象であったわけです。 ですので、国を広げて国力を増やすしか対抗手段はなかったのです。  又、占領した地域は資源と工業力を重視していました  例えば東南アジアは石油がでます  日韓併合の後 韓国のインフラを整備したのも工業力目当てです

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