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とある本を探しています。
とある本を探しています。 昔に友人からその内容を簡単に聞いただけなのですが、とても印象に残っていて是非読んでみたいと思っています。 その内容は、 暗い病室にたくさんのベットが並べられていて、そこに寝ている人たちはみんな死にかけている。 そこは明かりもないどんよりとした部屋で、何の希望もない部屋だった。 ただ、その部屋にはたった一つだけ窓があった。 しかしその窓にはカーテンがかかっているため、その窓の真下のベットの人だけが、カーテンのすき間から窓の外の様子が見える。 そこで、窓の真下に寝ている病人が毎日窓の外をみて「今日は空が綺麗だよ」とか「女の子が散歩をしているよ」といった感じに窓の外の様子を病室のみんなに話して、そこにいる病人たちはそれを聞くのを日々の唯一の楽しみとしていた。 そんな中、窓の真下のベットの隣のベットに寝ている男は、いつも窓の外の様子を話す男を妬んでいた。 「なんでこいつだけが、窓の外を見れるところにいるんだ。こいつが死ねば、オレがその窓の下のベットに移れるのに。」 そうやって、窓の真下のベットで寝ている男が毎日窓の外の様子をみんなに話して利かせているのを聞きながら、隣の男は速く自分も窓の外を見たくてウズウズしていました。 そしてある日、窓の真下に寝ていた男が病気で死にました。 「やった!ついにオレが窓の外を見ることができる!!」 隣の男はワクワクしながら、窓の真下のベットに移りました。 そしてカーテンのすき間から窓の外を見ました。 すると、窓の外には、真黒な壁しかありませんでした。 と、こんな話だったと思います。 うろ覚えなので多少違うところもあると思いますが、もし心当たりのある方はお話のタイトルや収録されている本などを教えていただけましたらとてもうれしく思います。
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- sinntiku1115
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図書館に行って、司書に探してもらいましょう!
- endrich
- ベストアンサー率30% (44/143)
質問文拝見しまして、私もとても印象深い話だと思いました。 タイトルは「カーテンの向こう」というみたいです。 作者不詳で道徳の教材として使われているようです。 「カーテンの向こう」で検索されるとけっこうひっかかります。