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「ひとつの生命体が絶滅すると、それに連鎖して他の個体にも影響を及ぼす」
「ひとつの生命体が絶滅すると、それに連鎖して他の個体にも影響を及ぼす」 と、よく聞きますが、では 「蚊」 や 「ハエ」 または 「ゴキブリ」 などいわゆる害虫が絶滅するとなにか生態系に異常は出ますか? 特に「蚊」はどうなんだろうと思います。
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例えば、野生の蛙は水の中に産卵をしますが、 川だけでなく水溜りにも卵を産み落とします。 そして、単なる水溜りに産み落とされた卵はそこで孵化し おたまじゃくしとなる訳ですが、その際の食事は 水溜りに繁殖したボウフラ(蚊の幼虫)がメインの食事になります。 ボウフラも居なければ共食いなどもしますし ボウフラ以外にも、羽を持つ水生昆虫が空を飛んでやってくるので それらを捕食しながら成長する訳ですが 蚊が沢山居て、毎日水溜りに卵を産みに来るので 水溜りと言えども常にボウフラが沸き、それを捕食出来るので おたまじゃくしは蛙にまで成長出来る訳です。 これはたった1例ですが、蚊が居なくなれば それを捕食して育つ昆虫や両生類、魚類なども育ち難くなり それらの数が減ると食物連鎖の頂点に立つ生き物も絶滅の危機にさらされます。 ゴキブリに関しては、都会ではあまり捕食者が居ない昆虫ですが 山や洞窟に住むゴキブリは他の生き物の餌として捕食されていますし 人間にとっては害虫でしか無い生き物でも 必ず捕食されて生態系の一部となっているので 絶滅すれば困る生き物も出てくるでしょうね。 蝿や蚊だって蜘蛛にすれば立派なご馳走ですよね。 蜘蛛だって鳥には立派なご馳走になります。 つまり、人間視点で害虫でしかなくとも 虫や鳥からすればどんな生き物も必要な生き物、という事になります。 大量に居る微生物やミジンコは大量に居る小魚に食べられ 大量に居る小魚が居るから鳥や大きな魚も生きられる。 というのが食物連鎖ですから、ミジンコが居なくなれば小魚も居なくなり 鳥や大きな魚も・・・という悪影響に繋がります。 蝿や蚊もそれと同じです。
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- HRI-Sankou
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人間にとっては、害虫でしょうが、自然界では、生物連鎖の1つです。 蚊を食料にしている生物は、いっぱいいます。 めだかなどの魚類、つばめなどの鳥類、食虫植物、かえるなどの動物もそうですよ。 一方向からのみ見ないで多方面から見てみてください。 生物界では、不要なものは、ないのです。 石っころ1つでさえ、無くなると崩壊してしまう堤防さえありますから。 (江戸時代に作られた堤防で、重要文化財に指定されているものは、 一個の石でさえ持ち出すと崩壊の可能性があると言うことで、 持ち出し及び移動さえ禁止されているものも、ありますよ) 生物界には、ある程度はばがあって少々のことでは、崩壊しませんが、 行き過ぎると、取り返しが、つかなくなります。 ECOや、環境問題は、そんなところから言われてきたと、思いますが。
お礼
ご回答ありがとうございます。 「多方向への視界」ですね。 気をつけます。
- mojitto
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ボウフラを食べる水棲昆虫や、魚類が困ります。 また蚊による病気の媒介が無くなりますから、他の生物の個体数にも影響を与えるでしょう。 他の害虫も似たようなものです。 どんな生物であれ、ひとつの生物が絶滅して困るのは、まずはそれをエサとする種です。 そして二次、三次的に影響は拡大をします。 何も食べずに、人畜無害でない限りは、何かしらの影響はあります。
お礼
≫何も食べずに、人畜無害でない限りは、何かしらの影響はあります。 その通りですね。 ご回答ありがとうございました。
お礼
epsz30さん なるほど~~。。 ご丁寧な回答ありがとうございました。 そうですね。 あまりにも視野が狭すぎました。