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中庭に面した部分の階数が異なる場合の採光計算について質問です。

中庭に面した部分の階数が異なる場合の採光計算について質問です。 一件のコの字型住宅で、中庭を挟んで向かい合った部分の階数が平屋と2階の場合の採光計算について教えて下さい。 中庭に面した部分の2階の採光計算は、向かいの平屋は無視して敷地境界から考えて良いのでしょうか。 それとも2階の1階部分の採光計算も、向かいの平屋建て部分にも2階部分があるとして計算しなければならないのでしょうか。

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  • tkltk73
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回答No.1

建築物の各部分からそれが面する隣地境界線、前面道路の反対側の境界線、同一敷地内建築物または当該建築物の他の部分の対向部までの水平距離を x 、その部分から開口部の中心までの垂直距離を h とします。 有効採光面積を計算する場合は、その開口部の直上にある建築物の各部分について x/h を検討してそれが最小になる値を「採光関係比率」として計算ます。 開口部の直上にある建築物のある部分が他の建物の部分に面しているならば、その部分についてはその部分からそれが面する他の建物の部分までの水平距離を x 、面していないならば、隣地境界線または前面道路の反対側の境界線までの水平距離を x として x/h を計算します。そして開口部の直上の各部分についてそれを計算し、そのうちで最小になる値を「採光関係比率」とします。 質問者さんがあげておられる例では2階の開口部で対向する建物の部分がその開口部の中心部分の高さよりも低い位置にあれば、境界線までの水平距離で x/h を検討してよいことになります。 1階の開口部で対向する建築物の部分が開口部の中心部分の高さよりも高い位置にあれば、対向している高さまでは対向している部分までの水平距離、それよりも上の部分では境界線までの水平距離で x/h を検討し、最小値を求めてそれを「採光関係比率」とすることになります。 実際上は、対向している高さの範囲と、していない高さの範囲のそれぞれで、最小になる部分は明らかな場合が多いので、それぞれの最小になる部分の x/h を計算して比較し、その小さいほうを「採光関係比率」とすることになります。

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