日本の技術大国に相応しい総合技術博物館の必要性とは?
- 日本は技術大国といわれているが、他の技術立国に比べて大規模な技術系博物館が少ない。
- 過去の技術に対する敬意が少ないという意見があり、日本にも総合技術博物館が必要ではないかと考えられる。
- 総合技術博物館は、日本の技術大国となった経緯や日本の技術が世界に役立っていることを学ぶ場であり、展示物は日本の誇る工業製品や最新の技術を紹介する。
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日本は技術大国だといわれてますが・・・。
日本は技術大国だといわれてますが・・・。 その割には、イギリスやドイツなど他の技術立国に比べて 「欧米の科学博物館めぐり」 http://www.shinko-keirin.co.jp/hakubutukan/index.htm 大規模な技術系博物館は少ない気がします。 中小規模の博物館が各地に点在している感じです。それも企業レベルが多い気がします。 その理由のひとつに過去の技術に対する敬意が少ないという意見もありました。 それでは、せっかくの技術大国なのにもったいない気がしませんか? ですから日本にも企業の枠を超えた大規模な総合技術博物館が必要ではないでしょうか? 総合技術博物館とは、自動車、鉄道、飛行機、ロボット、ロケット、コンピューターなどの機械の総合のジャンルを扱い展示し、日本がいかにして技術大国となったかどのように日本の技術が世界に役立っているかなどの歴史を学べる博物館です。 展示物は、零戦、YS-11,スバル360、トヨタAA型、C62機関車、 0系新幹線、アシモ、アイボ、VHS、ロボット、などの日本の世界に誇る工業製品 すなわちプロジェクトXをそのまま博物館したみたいな感じに。展示物の解説にプロジェクトXを使うのもいいかもしれませんし。 後、半分ジョークですが入り口のメインホールに地上の星を流すのも面白いかもしれません(笑)。 ハコモノ、ハコモノとバッシングされるかもしれませんが、 すでにある施設を利用すれば経費は節約できますし 子供手当てや高校無償化、高速道路無料化、無駄な公共事業(地方空港を 作るなど)の方がずっと税金の無駄使いだと思うのですが? それに比べたら総合技術博物館を作るほうが技術大国日本の将来のためになると思いませんか? 来館者が展示物を見て科学技術に興味を持つきっかけになり、 日本がいかにして技術大国となったかどのように日本の技術が 世界に役立っているかなどを学びそれを通して「日本ってすごい国なんだ」という愛国心がうまれるようになる。話はそれますが、中国みたいな愛国主義教育するよりもそういう形で芽生える愛国心の方が健全な愛国心だと思います。 外国人観光客には、日本の技術力をアピールできますし。 私は、高い金を出してもやるだけの価値はあるともいます まあ民主党政権である以上むりでしょうね。 民主党自体が科学技術をないがしろにしている感じがありますし(涙)。 確かに国立科学博物館の新館に技術を扱ったスペースはありますが 規模は、写真で見た限りではあまり大きいとはいえませんし、 国立科学博物館の展示物のほとんどは、生物系がメインで 実態は、「国立自然史博物館」ですし 以前にも似たような質問をしました。 http://okwave.jp/qa/q5835533.html 今回はもう少し詳しく書こうと思い再度質問しました。 回答してくださった方々本当にありがとうございました。 そして、「欧米の科学博物館めぐり」というサイトを教えていただいた mk57pvlsさん本当にありがとうございました。
- westberlin
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そもそも、ヨーロッパ諸国に博物館が多いのは、もともと王制だった頃に集めた美術品(=その国の富)や植民地時代に集めた収集物を展示するというところから来ています。昔はパトロン(出資者)がいて、それらの収集品を次の世代に受け継げるように私財を投入していましたが、今では国民の所有物として、文化遺産に税金を使って守り展示している、という部分が大きいのです。 日本でこれにあたるのは、正倉院ぐらいではないでしょうか。 つまり、なにが言いたいかというと「そのような壮大な博物館を作るのは賛成だが、日本人には末代まで末永くそれを維持していく覚悟があるのか」ということです。 正倉院なら、毎年莫大な税金をかけてずっと維持することに、日本人は誰も反対しないでしょうが、それと同じ考え方で、100年200年と技術博物館(もちろんその他の博物館でも)を維持するだけの覚悟が日本人にあるのでしょうか。 たとえば新興国であるアメリカのスミソニアン博物館ですら1846年に基金が出来て発足しています。今年ですでに150年以上の歴史を有していることになります。 確かに民主党は、ハコモノを作るのをなるべく抑える方向にうごいていますが、自民党は逆に百年の計を持たずに、ハコモノをばら撒く政策を続けて、空港や各地方自治体のハコモノの維持に四苦八苦している状態といえます。 どちらにしても、何百年と持つような博物館を作れるだけの政策能力は有していませんし、それは同時に日本人の「博物館」に対する認識がその程度であるということなのではないでしょうか。 「日本はすごい国」であるためには、その意識を変える必要がまず先で、それから博物館でいいのではないでしょうか。
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- mk57pvls
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こんにちは > そして、「欧米の科学博物館めぐり」というサイトを教えていただいた > mk57pvlsさん本当にありがとうございました。 いやいや、とんでもございません。ご丁寧にこちらこそありがとうござい ます。 最近殺伐としたQ&Aが多いので、久しぶりに"夢"のあるテーマに思わず応援 したくなった次第です m(__)m さてさて、あまり賛同者が少ないですね(^^ゞ 私は(前回同様)もちろん賛成です。 今回あらためて いろいろな事を調べてみたら「産業考古学」なるものが 存在し、欧米では30年余の歴史のある社会的にも認知された学問である事 が判りました。 もちろん世界的な学会もありますし、我が国にも産業考古学会がちゃんと ありました、ちょっと安心です。(^_^;) Wikiの説明を借りれば 「産業考古学とは、(主に近代以降の)産業遺産、すなわち産業の発展 を示す遺構などを研究する学問である。 20世紀以降、産業構造や技術の大幅な変革が次々に起こり、かつての技術 体系が失われてきている。こうした状況から、過去の産業に対する関心を 深めるべきという主張が起こるようになった。例えば、鉄道施設や各種 工場で使われていた機器などは、当時の技術水準を知る上で貴重なもので あり、研究だけでなく現物の保存が望まれる」 と、今回の質問者様がまさに追求していらっしゃる方向そのもの、では なかろうかと、ふと思いました。 JST(科学技術振興機構)が運営している公開DBの中に「産業遺産ナビゲータ」 という我が国の産業遺産を分類し、それがどこにあるのか?を検索出来る ものがあります(HPは下記 参考URL) ざっと見てみたところ、いちばん登録数の多かった"土木"でも45件、分類 によっては わずか数件 という寂しいものもありました。 確かに でかいハコをつくりゃいい ってものじゃない事は解っています、 でもそれが無い為に、どこかに埋もれてしまった、あるいは滅失してしま った、数多くの貴重なモノたちがこの背後には たくさんあっただろうな、 と思うと少し悲しくなってしまいました。 今自分たちが生きているこの時代も、このいろいろなモノ達がせっせと 働いてくれたお陰であるのは疑うべきもないでしょう。 モノの歴史を見ることは、自分の歴史を振り返ることにも通じると思い ます。何年かかってもいいと思います、是非 実現したいものです。
- sknysmr
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技術大国は過去の話になりつつあります。日本技術は垂れ流し状態。企業はお金儲けに現をぬかし 技術を提供する。政治は技術大国を目指さない方針。だって困る国が居るんだもの~~。 ある国の下に居なければならないのです。一番を目指してはいけないのでちゅう。 日本企業は技術研修生と云う輩を受け入れ技術を垂れ流し状態。 トホホ
- nama777
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こんにちは。仰ることはよくわかるのですが、そうならない理由としては、一般に博物館(とくに理系)では自動車やロケットのような「二次資料」は価値が低いと考えられているのです。二次資料とは後から人間が作った産物のことで、端的には写真や模型、レプリカなど。 それに対して一次資料とは、もとから地球上にある岩石や動植物など。 だから日本の公立博物館には科博のような自然誌系博物館が多いのです。その自然誌系博物館すら最近は整理統合、縮小廃止の流れに逆らえません。そんな中で自動車やロケットを扱った公立博物館の創設は無理がある、というか作る前から事業仕分の対象にされてしまいそうです。
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