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ハードディスクの回転軸は垂直にして使わないと寿命が短くなりますか?

ノートPCを姿勢よく利用するために「ノートPCスタンド」という斜めの台が市販されていますが、これを使うと、ノートPCのハードディスクの回転軸が垂直ではなく、斜めになります。そうするとハードディスクの寿命が短くなるということはありますか? ハードディスクの回転軸の軸受けの設計に関係する質問と思いますが。

  • moeji
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  • ベストアンサー
  • vaidurya
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回答No.2

HDD単体で廻っているところを、手でつかんで動かしたことがあるとわかりますが… HDD回転によるジャイロ効果は非常に大きく、言い換えれば 回転による力の大きさは、その重さに比して大きなものであり つまり、回転軸の向きの違いは、大きな違いでは無いと言えます。 たとえば、最高の性能と信頼性を必要とするサーバー向け製品でも 回転軸を垂直に立てたかたちで設置されたものと 水平にしたものの両方がありますし その中間の斜めでの設置にだけ大きな問題があるということもありません。 たとえば、AppleはLCシリーズでずっとHDDを傾けていたし 現行iMacでもHDDは傾いたままであることが多いでしょう。 問題は、そのジャイロ効果に反発して 稼働中のHDDを動かしたり傾きを変えることのほうが大きいと言えます。 (そういう意味ではモニター一体型は、うっかり動かす機会は多いかも) かつてPlayStationで立てると(光学ドライブの回転軸を水平にすると) 不調だった光学ドライブが正常に動くという実例がありましたから 厳密に言えば、回転軸自体は水平のほうがいいのかもしれません。 ただし、現在のHDDではボールベアリングなどではなく 流体を使った軸受けが一般化していますから、同列に考えることはできないかもしれません。 自作向けPCケースのほとんどが、HDDを横倒しで設置するよう設計している事実は 経験的に設置する向きには、大きな違いは無いことを示しているかもしれません。 (たんなる慣例にすぎない恐れもあります) また、HDDの場合は、回転軸だけでなく 読み書きヘッドを動かすアームの動作が重要であり アームの動作に対しては、横倒しのHDDのほうが 無理が無いようにも思えます。 まぁ、まともな統計が取られた話は、20年の間に一度も聞いたことがありません。 HDDの熱と故障率については…膨大な数のHDDを運用しているGoogleが 昨年発表した記事が、簡単に見つかると思います。 (あれ…もう一昨年のことだったかなぁ…)

moeji
質問者

お礼

ジャイロ効果のために、回転軸の向きの違いは目じゃない、という説明は説得力があります。アップル社のHDDを傾ける姿勢の設計も参考になります。これでほぼ納得しました。ありがとうございます。

moeji
質問者

補足

ジャイロ効果について補足しますと、地球ゴマの「円盤が高速で回転運動を行っているあいだは、外部から力が加わらないかぎり円盤の回転軸の向きが常に一定不変に保たれる」という原理ですね。一種の無重力状態ですから、回転軸の向きの違いは目ではなくなるというわけ。

その他の回答 (2)

  • i-q
  • ベストアンサー率28% (971/3404)
回答No.3

”昔のHDDなら向きにより読書き速度が変わりましたが、今のHDDはどの向きで設置しても変わりません” と書かれた雑誌の記事を、かなり前に読んだ記憶があります。 もし影響があるとして、回転軸よりヘッドの方が出やすいんじゃないでしょうか・・・、 むしろ向きより、PCへの衝撃やDVDドライブの振動(HDD自身の振動はOK)の方が寿命が短くなると思います。

回答No.1

スリムタワーのデスクトップPCでは、HDD(3.5インチ)の 全てと言ってよいほど回転軸は水平(横向き)の姿勢で取り付け られています。 プラッター(円盤)などはむしろ垂直方向で回転した方が歪が 少ないようにも思われます。 最近のHDDはモーターの軸受け部分に流体式のベアリングを 使うことで静粛性と信頼性を高めています。 取り付けは水平でも垂直でもHDDの寿命に顕著な差は出ない ように思われます。 それよりも日常の使われ方(強制電源ダウンとか)と熱による 影響が寿命に与える影響が大きいように思います。

moeji
質問者

お礼

ありがとうございます。しかし、斜め、水平、垂直といった姿勢が物理的に何をもたらすかは、その流体軸受けとやらの構造が分からないと何とも言えませんね。次のリンクに若干、解説がありますが、この問題の解決のためのヒントは与えていません: http://home.impress.co.jp/magazine/dosvpr/q-a/0209/qa0209_1.htm

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