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アンモニア生成
アンモニア生成について、 温度を上げると、 1)アンモニア生成への速度は増加し、収率は増加するけれども、 2)平衡が左にずれて、そのため収率が減少してしう。 アンモニア大量製造を成功するためには、この相反する要求を解決しなければならないのですが、 その解決のための工夫にはどういったものがあるのでしょうか? 急ぎですので教えていただけると助かります。 お願いします。
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- jamf0421
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回答No.1
発熱反応でかつ反応により分子数が減りますので、平衡論的には低温高圧がNH3生成に有利です。高圧の要請に対しては反応圧を上げて対応しています。NH製造のための高圧化学が発展しました。 質問者さんのご質問は低温対策ですが、これは良い触媒がカギになります。低温でも反応速度が稼げれば転化率があがります。しかしさすがにそう低温というわけには行きませんが、それでも二重促進鉄(doubly promoted iron)というFe/K/Al2O系触媒が開発され、長きにわたって実用触媒として使われています。その後Ru触媒ならば、さらに低温でも実用的な速度で進行することが日本の研究者により見出され、プラントになったものがあります。ただし工業的にはいろいろな要請があり、Fe触媒を駆逐するには至っておりません。