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リッツ線のQ値

高周波特性の良いリッツ線でコイルを作製し、コンデンサで共振をとります。これを常温の場合と、液体窒素下で測定するとQが変化するはずですが、抵抗の減少に幅に対して、Q値の増加が小さいです。(Q=ωL/R) 撚り線なので、表皮効果による抵抗増加の影響は小さいと思うのですが、かなり密に巻いているため、近接効果の影響でもでているのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • tance
  • ベストアンサー率57% (402/704)
回答No.2

No.1 tanceです。 ちょっと紛らわしい書き方や、ミスがありましたので補足訂正させて いただきます。 リッツ線で渦電流損を減らせると言いながら、渦電流が流れるので Qが上がらないと、一見矛盾のように書いてしまいました。 真意はこうです。リッツ線を使えば同じ断面積の普通の線を使うより 渦電流は減らせますが、無くなりはしません。従って、直流のRの 値だけから計算したQは誤差を含みます。 渦電流のことをエディカレントとも表現していますが、同じ事です。 最後の行に 「・・・共振回路としてのQはあまり下がらないはずです。」と 書きましたが、「上がらないはずです」の間違いでした。 ややこしくしてしまってスミマセン。

gakusei21
質問者

お礼

tanceさん ありがとうございました。 訂正の方も確認致しました。

その他の回答 (1)

  • tance
  • ベストアンサー率57% (402/704)
回答No.1

周波数にもよりますが、近接効果も無視はできないはずですが それだけではありません。 リッツ線でコイルを作るメリットは、空芯の場合、表皮効果よりは、 エディカレント防止がメインになります。 空芯コイルでは、近くの線から出た高周波磁界が巻き線自体に 交差します。そこで渦電流が生じてQが下がります。低温にして Rが減っても、渦電流はむしろ流れやすくなるので、共振回路 としてのQはあまり下がらないはずです。

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