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ホールダウンアンカーの選定方法について

いつもお世話になっております。 柱をホールダウン金物で補強する際、アンカーボルトを 使用しますが、この場合、基礎に埋め込むホールダウンアンカーと、 基礎と土台の間から穴を開けて出す座付アンカーボルトが あるようです。柱毎にどちらを採用するのか判断基準が分かりません。 構造設計に詳しい方おられましたら、ご教示宜しくお願いします。

noname#198582
noname#198582

みんなの回答

回答No.6

木材は繊維と直角の方向の力に対しては弱いものです。座付きボルトの座の大きさは8cm角です。これが引っ張られた時に、土台にめり込むわけですが、 以前、計算した時に10KNまでだった記憶があります。土台の材種を考慮して、建築学会の木質構造計算基準・同解説を参考に計算されれば結論は出ます。もちろん計算する際は、土台を固定するアンカーボルトの検討、土台自体の曲げに対する検討等が必要ですが、まず座の土台へのめり込みで決定されると思います。

noname#198582
質問者

お礼

お礼が遅くなり、申し訳ありません。 めり込みの計算ができるなんてすごいですね。 もっと私も勉強します。 ありがとうございます。

  • sirousagi1
  • ベストアンサー率35% (717/2007)
回答No.5

N値計算をした場合には、告示に基づいた金物配置をしなくてもよいことになっていますよね。 ご周知の通り最近も最近に、15KN用(民間機関承認)のコーナー金物までがでていますね。耐震改修で使えるので、新築に使えない訳はないので有効と考えています。 しかし、実際には土台と柱、胴差と上下階の柱といった引き抜きに対処するためそれ相当の対応は必要と思います。 現場では、隅など引き抜きが大きいところには、N値でのHDアンカーと土台用のアンカーボルトの両方を設置するようにしています。 アンカーボルトは柱からだいたい200mm離したところから1.5間以内のピッチ(継手は考慮)以内で基礎工事の「かしら」は配置を指示していると思います。あくまでも土台用です。 また、柱ごとに、かど金物であったりHDであったり計算値によっては「かすがい」でよい場合があったりと必要な金物が当然違いますよね。こういった金物については、土台のアンカーボルトの配置とは別と考えましょう。 こういった解説がされている本も多く出回っています。私は「建築知識」という月刊誌を購読していますが、月ごとに特集があって大変参考になっています。なにせ、役所の連中も参考にしています。

noname#198582
質問者

お礼

お礼が遅くなり、申し訳ありません。 増築の場合新築と違い、本来HDアンカーが必要な柱に、 基礎に埋め込めない場合が多く、困っていました。 コーナー金物でお茶を濁していたのですが、有効だと教えていただき、 安心しました。ありがとうございます。

  • chaf
  • ベストアンサー率40% (20/50)
回答No.4

chafです。補足です。 書き忘れましたが、座付きボルトのアンカーを使いホールダウンを使用する場合、 近接する(10センチ~15センチ)アンカーボルト(基礎と土台を留める)の径を 16にしなければなりません。 座付きボルトがギリギリまで頑張った時に、隣のアンカーボルトの方が先に切れて しまうことを防止する為です。 結果的にホールダウン金物から基礎までクランク状に径16でつながることになります。

noname#198582
質問者

お礼

お礼が遅くなり、申し訳ありません。 金物以外にも座付ボルトとアンカーボルトの関係まで教えて いただいて、ありがとうございます。 通常、径13を使っていますが、16も検討します。 勉強になりました。

  • chaf
  • ベストアンサー率40% (20/50)
回答No.3

chafと申します。 10kNの場合だけ座付きボルトでもOKです。 最近は10kNだと、コーナープレート(名称はメーカーによって違います)等の あと付け金物の施工も多くなりました。(もちろん10kN強度です) 15kN以上の引き抜きが発生する場合は、基礎へのアンカーが必要となりA-60 orA-70を使用します。 これは、大きな引き抜きの力がかかると、座付きボルトと土台の接触部分で めり込みやせん断が起きるからです。そのために基礎に直結となります。

  • mr19m
  • ベストアンサー率39% (217/556)
回答No.2

ホールダウン金物は、基本的に、柱の引き抜き力に応じて選定しなければなりません。 構造計算をして、柱脚部の引き抜き力を出して見ましょう。

noname#198582
質問者

お礼

ありがとうございます。 実は増築で、既存の状態が不明確で、 筋かいや梁が既存の柱に取り付いたりするので、 構造計算ができません。

  • inon
  • ベストアンサー率20% (773/3794)
回答No.1

構造計算をしないなら、告示1460号2号(柱脚及び柱頭における仕口の接合方法)によって決めて下さい。必要耐力10.0KN以外は全て 基礎埋め込みアンカーボルトになります。

noname#198582
質問者

お礼

早い回答ありがとうございます。 答えが明確で分かりやすかったです。

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