「こころ」の「上三十五」の質問について

このQ&Aのポイント
  • 質問1:「立て掛ける」の意味は?
  • 質問2:「あなた、亡くなったのが」の意味は?
  • 質問3:「二、三歩」とはどのように読む?
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「こころ」の「上三十五」

 日本語を勉強中の中国人です。夏目漱石の「こころ」の中国語版を読み終えました。いま日本語版を読んでいるところです。「上三十五」の中に理解できないところがありますので、お伺いしたいと思います。原文が載っているサイトは次の通りです。ご参考になさってください。 http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/773_14560.html 1.私(わたくし)は立て掛けた腰をまたおろして、話の区切りの付くまで二人の相手になっていた。  ここの「立て掛ける」はどういう意味でしょうか。 2.「こればかりは本当に寿命ですからね。生れた時にちゃんと極(きま)った年数をもらって来るんだから仕方がないわ。先生のお父(とう)さんやお母さんなんか、ほとんど同(おんな)じよ、あなた、亡くなったのが」  「あなた、亡くなったのが」はどういう意味でしょうか。 3.私は二、三歩動き出しながら、黒ずんだ葉に被(おお)われているその梢(こずえ)を見て、来たるべき秋の花と香を想(おも)い浮べた。  「二、三歩」は何と読むでしょうか。 4.私が偶然その樹(き)の前に立って、再びこの宅の玄関を跨(また)ぐべき次の秋に思いを馳(は)せた時、今まで格子の間から射(さ)していた玄関の電燈がふっと消えた。  「電燈」という言葉は昔の電気を指すでしょうか。現代は「電気」か「明かり」と言うでしょうか。 5.用事もなさそうな男女(なんにょ)がぞろぞろ動く中に、私は今日私といっしょに卒業したなにがしに会った。彼は私を無理やりにある酒場(バー)へ連れ込んだ。私はそこで麦酒(ビール)の泡のような彼の気(きえん)を聞かされた。私の下宿へ帰ったのは十二時過ぎであった。  「麦酒(ビール)の泡のような彼の気(きえん)を聞かされた」はどのように理解するでしょうか。  また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願い致します。

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  • hakobulu
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回答No.1

1.私(わたくし)は立て掛けた腰をまたおろして、話の区切りの付くまで二人の相手になっていた。  ここの「立て掛ける」はどういう意味でしょうか。 : この「掛ける」は、 http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn/33179/m1u/%E6%8E%9B%E3%81%91%E3%82%8B/の (2)…し始める。途中まで…する。 「言い—・けてやめる」 「長編を読み—・ける」 です。 「帰ろうとして『立て始めた(=上げ始めた)』腰」をまたおろして~。 という意味になります。 2.「こればかりは本当に寿命ですからね。生れた時にちゃんと極(きま)った年数をもらって来るんだから仕方がないわ。先生のお父(とう)さんやお母さんなんか、ほとんど同(おんな)じよ、あなた、亡くなったのが」  「あなた、亡くなったのが」はどういう意味でしょうか。 : 「(あなた)貴方」という単なる呼びかけなので、無くても言いたいことは伝わります。 その文の中で「一番強調したいことを述べた直後」に挿入される場合が多いと思われます。 3.私は二、三歩動き出しながら、黒ずんだ葉に被(おお)われているその梢(こずえ)を見て、来たるべき秋の花と香を想(おも)い浮べた。  「二、三歩」は何と読むでしょうか。 : 「にさんぽ」です。 4.私が偶然その樹(き)の前に立って、再びこの宅の玄関を跨(また)ぐべき次の秋に思いを馳(は)せた時、今まで格子の間から射(さ)していた玄関の電燈がふっと消えた。  「電燈」という言葉は昔の電気を指すでしょうか。現代は「電気」か「明かり」と言うでしょうか。 : 「でんとう」という呼び方は今でもする場合があるように思いますが、「電灯」という字になります。 ただ、おっしゃるように「電気」や「灯り(あかり)」という表現のほうが多用されます。 5.用事もなさそうな男女(なんにょ)がぞろぞろ動く中に、私は今日私といっしょに卒業したなにがしに会った。彼は私を無理やりにある酒場(バー)へ連れ込んだ。私はそこで麦酒(ビール)の泡のような彼の気(きえん)を聞かされた。私の下宿へ帰ったのは十二時過ぎであった。  「麦酒(ビール)の泡のような彼の気(きえん)を聞かされた」はどのように理解するでしょうか。 : 「気炎」は「威勢のいい言葉」です。 ここでは「威勢のいい言葉で語られた話」という意味にもなります。 ご存知のように「泡」は「虚しさの象徴」としてよく用いられます。 ここでは、酒場に関連させてビールの泡を使用したのでしょう。 「威勢はいいが、ビールの泡のようにすぐ弾けて無くなってしまう虚しい言葉」 「威勢はいいが、ビールの泡のように中身の無い虚しい話」 という意味になります。   

1mizuumi
質問者

お礼

 早速のご回答ありがとうございます。だいぶわかるようになりました。大変参考になりました。2についてまだよくわからないのですが、もう一度教えていただけないでしょうか。

1mizuumi
質問者

補足

>「(あなた)貴方」という単なる呼びかけなので、無くても言いたいことは伝わります。  2についてですが、妻が夫を呼ぶ時によくこういう呼び方をすると聞いています。しかし、ここの「あなた」は奥さんが「私」に対して発する言葉のような気がします。おかしくないでしょうか。

その他の回答 (1)

  • hakobulu
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回答No.2

#1です。 > 2についてですが、妻が夫を呼ぶ時によくこういう呼び方をすると聞いています。しかし、ここの「あなた」は奥さんが「私」に対して発する言葉のような気がします。おかしくないでしょうか。 : ごもっともな疑問だと思います。 これは、基本的には「ある程度の親しみを込めて相手を指す場合の敬語(丁寧語)」です。 特別親しい関係になくとも「あなたのお考えはいかがですか?」などのように使うことができます。 相手の性別に関係なく使います。 しかし、多少なりとも親しみのニュアンスが込められていますから、時と場合によって使いわける必要があります。 また、「親しみと尊敬」とは別物ですから、特に目上の人に対しては、よほど親しい間柄(あるいは、親しい気持ちを表明したい場合)でなければ使わないほうが無難です。 「私」は奥さんからそう呼ばれるほど親しい間柄になっていたわけでしょうが、いくら親しくても、逆に、「私」が奥さんに対して使うと「親しみを込めすぎることになる=尊敬の礼を失することになる」ので失礼になります。  

1mizuumi
質問者

お礼

 再びありがとうございます。理解できました。本当にありがとうございました。

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