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フィルムスキャン
事務所の改築で、資料としてとってあったポジを大量にスキャンしてデジタル化して、捨てることにしました。 とりあえずエプソンGT-X900とF-3200でやり始めましたが、どうもマゼンダ被りするので http://faq.epson.jp/faq/00/app/servlet/relatedqa?QID=001161#2-2 これを参考に、環境設定設定でAdobe RGBでやってみました。 色的にはくすんだ色になりますけど、ほぼ原板通り、Photoshop CS2で「レベル補正」の両端を縮めてやるとメリハリのある色になります。 ただ気になるのが、この「両端を縮める」ということで、要するにヒストグラムが狭いということになると思うのですけど、問題ないのでしょうか? 色的には非常にきれいです。
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#1です。 (モニタとアプリのカラーマネジメントがおおまかに出来ているという前提で判断すれば)赤みが強いかも知れませんが、元になったポジ原稿はライトテーブル(標準光源)の上でポジはどのように見えているんでしょうか。二つのサンプル画像のどちらかと同じなのか、あるいはその中間やどちらでもないのか。 もし自分がスキャニングするのであれば、スキャニング時に原稿と同じ外観が得られるように(あるいは原稿の条件が悪い場合は、意図している外観になるように)セットアップを行います。セットアップがオートのままでよい結果が得られればそれに越したことはありませんが、ダメならオートではなく他のマニュアルなどのセットアップを行います。でないと、後工程で修正工数が増えてしまいますし、修正によってデータも劣化します。これは作業色空間がsRGBでもAdobeRGBでも同じ基本です。 通常ポジ原稿は、プロカメラマンによって撮られることが多い原稿ですから、撮影時の露出のハイライトとシャドウがポジフィルムのダイナミックレンジと一致していることが多く、照明の色温度もフィルムの特性に対して適正です。そのためスキャナのセットアップを一度決めてしまえばあとは同じセットアップが使い回せます(あるいは微調整で済む)。 上流工程に位置するスキャニングのセットアップにおいて正確な色味でスキャンできれば、結果的に、出力工程を受け持つ写真のプリント屋さんの手間も減ると思います。
- WillDesignWorks
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状況がよくわかりませんが、ターゲットのカラープロファイルにAdobeRGBを適用した、と言うことなんでしょうか。 AdobeRGB色空間を使用するには、お使いのパソコンにカラーマネジメントが正しく導入・運用されていると言う前提が必要になりますが、その辺は大丈夫なんでしょうか。 色味に関して業務で使うのであれば、最低限モニタについてはハードウェアキャリブレータで定期的にキャリブレーションする必要がありますが、その辺はどのようになってるんでしょうか。 もしカラーマネジメントなしの環境で色空間だけAdobeRGBにしても意味がありません。 つまり、モニタに表示されている色が正しい色なのか保証のない環境では、「マゼンタかぶりしている」とか「ほぼ原板通り」などと判断は出来ません。正しくないモニタに依存して画像の色味を調整してしまうと、本来の色味を壊してしまっている可能性が高くなります。そこにAdobeRGBという、通常より広い帯域の色を扱うプロファイルを導入すれば、なおさらわからなくなります。
お礼
言葉では難しいので、実際の写真を付けました。 両方とも補正はなしで、左がAdobe RGB、右がスキャナーをオートにした物です。 私のモニター上では、左はメリハリがないが自然な色調、右はマゼンダがきつく、全体に被ったような感じに見えます。 原画はフジクロームセンシアで、証明写真的に顔を写した物を口の部分だけ切り出してみました、原板は同じ物です。
補足
ドライバーを使い、オートで取り込んだ物を出入りの写真屋のフロンティアで焼いてみたのですけど、かなりマゼンダがきつく、Photoshopでマゼンダを引いてシアンとイエローを足すということで再度プリントさせ、けっこういろいろ注文を付けてやっと何とかという状態です。 添付画像はいずれも補正は行わない状態で、左が今回質問の状態、右がエプソンドライバーでオートにしてあります、原画は証明写真のような感じで撮したポジフィルムです。 キャリブレーションはPhotoshopのキャリブレーションをやっただけで、専用機器は導入していません、液晶はどうも無理なので、CRTでやっています。 カラーですけど、最終的には写真屋が調整するので、だいたいでよいのですけど、右のような状況で泣きが入り困っていました。 見て分ると思いますけど、左はいささかメリハリがないため、このあたりを補正していくと色域が狭くならないか、ちょっと心配です。
お礼
ポジ原稿ですけど、コニカトゥルーライト(5500~5650K、演色指数91)に透かして見た範囲では左に近い色です。 ある程度シリーズ化してあるので、設定を保存しておいてやるのが良さそうですね、撮影はすべて私を含めた素人が撮しており、見本のはメディカルニッコールで女性の顔を拡大して撮しています。