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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ピューリタン革命の長老派 )

ピューリタン革命の長老派

nacamの回答

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  • nacam
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回答No.2

>1)この長老派は、スコットランドのカルヴァン派プレスビテリアンの「長老派」とは別物なのでしょうか? プレスビテリアン(presbyterians)とは、長老派のことです。 スコットランドのジェームス1世がイングランド王としてやってきた時、スコットランドからカルブィン派の考え方がイングランドに入ってきました。 その考え方を知ったイングランドの人達は、カトリックとの考え方の差に驚き、イギリス国教会をよりプロテスタントとして改革する必要性を感じました。 しかしその考え方は、イギリス国教会に弾圧され、メイフラワー号などでイングランドを脱出する人達と、革命を起こすべきだと考える人達に分かれました。 カトリックが弾圧に対して蜂起したのに呼応して、カルヴィン主義者たちも蜂起し、ピューリタン革命が始まります。 しかし革命の進行により、教会組織を、長老制で運用するか、会衆制で運用するかの考え方に差が生まれ、イングランドのカルヴィン派は、長老派(presbyterians)と、会衆派(congregational)とに分裂します。 ですから、長老派と会衆派は、教義的には全く同じで、ただ教会運営を長老制(代表を選挙で選ぶ)か、会衆制(全員による直接運営)かの差だけです。 結局イングランドでは、会衆派が優位となり、長老派は、スコットランドに引きこもることになります。 会衆派が、ピューリタン革命の立役者ですが、王政復古で勢力を失い、以後アメリカが拠点となります。 長老派とは、カルヴィン派の中でも、ウエストミンスター憲章を唱える人達をいいます。 スコットランドのカルヴィン派は、ウエストミンスター憲章を唱えますから長老派になりますが、オランダなどのカルヴィン派は、唱えませんから、長老派とは言わず、改革派(calvinistism)と呼ばれます。 >ここでいう「大貴族と特権商人」と「貴族と大商人」は同じものではないのでしょうか? これは違います。 長老派の支持層は、地方貴族と商業資本になります。 国教会の支持層は、中央の大貴族と中央の大資本になります。 ちなみに会衆派では、貧困層が支持基盤になっています。 会衆派が革命の指導権を握り、社会主義的な革命へと突き進んだため、地方の有力者が支持基盤の長老派は、ピューリタン革命から手を引くことになるのです。

8yukicchi8
質問者

お礼

遅くなってごめんなさい。 回答ありがとうございました。 回答下さった事を参考に、もう一度調べ直して、まとめ直して、やっと意味がわかりました(と思います)。 教科書も参考書もこのあたりの説明がとてもわかりにくかったので、本当に参考になりました! 丁寧に説明してくださって、ありがとうございました!

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