- ベストアンサー
楽器と音階。
ラッパ(シリンダー無しのトランペット) を入手したので、吹いて遊んでいました。 最初は何とも思わなかったのですが、何回も吹いている内、 「ド、ミ、ソの音程がチト違う?」と思うようになりました。 (ドとミの間が狭く、ソはやや上がり気味です。 吹き方が悪いのかもしれませんけどね。) それで思い出しましたが、小学校の時にリコーダー笛。 あれも、音階が正確ではなかったように思います。 弦を鳴らす楽器(ピアノも含む)と吹く楽器では、 もしかして音階が若干違うのですか?
- みんなの回答 (7)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
単管のトランペットでミが低くソが高いのは下の方々のいうとおり、純正率の問題だと思います。 ところでリコーダーですが、これは小学校のときのリコーダーがジャーマン式だったためではないかと推察します。リコーダーにはご存知のようにバロック式とジャーマン式がありますが、形は似ていても構造上かなり異なる楽器で、ジャーマン式は指使いにも無理があり(ハ長調の最初のオクターヴだけは一見簡単なのでだまされますが)、何より音程が決まらないのです。リコーダー本来のバロック式を小学校から使っていくようにしないといけませんね。 ジャーマン式リコーダーの問題については、多くのHPがありますが、ひとつ紹介しておきます。
その他の回答 (6)
- ticky
- ベストアンサー率36% (123/337)
一般のバルブ・トランぺットの場合は、構造上、ある音が、極端に音程が悪くなるということがあるのですが、ナチュラルトランペットの場合は、純正律だからですね。 ピアノは(普通は)十二平均律ですが、弦楽器(ここではバイオリンやチェロ)では、純正律的です。 ピアノの和音は、純粋ではないのですが、ピアノの味だと思います。ピアノのドとソの和音は、ビブラートっぽいと聞いたこともあります。 管楽器も、弦楽器も純正律的に演奏されますので、オーケストラなどで混乱することはありません。また、弦楽器は自由に音程が調節できますし、管楽器でも音程を微妙に帰ることが可能なので、実際には転調した際には、その調に合わせて(同じ純正律でも音階を少し変えて)演奏可能です。 それから、普通のトランペットには、実は小さなスライドが着いていて、これで上に述べた構造上の音程の問題を解決しています。また、吹き方で微妙な調節もできますので、こうしてある程度、音程を自由に合わせることができるでしょう。 私は、和音は純正律的に音程を合わせた方がきれいだけど、普通の旋律は平均律の方がよいと思っています(純正律で聞くとバランスが悪く感じる)。 これは私がピアノの純正律に一番慣れているからで、実際には曲によって想定している音階があり、それに合わせて弾くのが適当なのだろうと思います。
お礼
ありがとうございます。 若干ズレた2つの音を同時に鳴らすと、 「クォーン、ン~ン~ン~ン」 と音が揺れますので平均律の不完全な協和音が ヴィブラートっぽく聞えるのは頷けます。 >曲によって想定している音階があり、 それに合わせて弾くのが適当なのだろうと思います。 本物のクラッシックのピアニストが使う ピアノの調律は、専門の調律士が、「演奏で使う譜面」を丹念に調べあげ、最良の妥協点を見つけると聞きました。 まあ、この辺まで来ると私にはレベルが高すぎ... 考えるのは止めましょう。
- YW1
- ベストアンサー率17% (10/58)
トランペットでもリコーダーでも演奏する人の腕次第で音程が調整できると思います。 小学校のリコーダーの場合、多くの先生方が実際の演奏力を持たずに教えておられるのではないでしょうか。 1本一千円のリコーダーでも音程は正確だと思います。強く吹くと音程は高めに、弱すぎると低めになります。半音ぐらい平気で変わります。ジャーマン式は、指使いを簡単にすると言う考えから穴のあけ方を変えたのですが、音程の関係上改悪になったものです。イングリッシュ式として楽器屋で売っているが、バロック時代と同じ指使いのものです。プラスチック性でも、アルトは結構柔らかい音を得ることが出来ます。
お礼
ありがとうございます。 確かに吹き方で音程が変わりますよね。 しかし、 ほんの一瞬で終わる音を正確に出すのは 難し過ぎだと思います。
- VanDyke
- ベストアンサー率45% (31/68)
下の回答にもありますが、それは純正律と 平均律の違いによる物だと思います。 基本的に和音は純正律できれいなハーモニーが 鳴るようになっています。 ただし単音しか出ない管楽器等では純正律で 調音して問題ないのですが、和音が出るピアノなどでは 一つの調でしか綺麗な和音が鳴らないことになります。 ※音階が不均等な為。 そこでピアノなどは1オクターブを12等分した 平均律を採用しているのです。 厳密に言えばピアノの和音は濁っているのですが、 他の弦の倍音や音の減衰により目立たないのです。
お礼
ありがとうございます。 段々わかってきましたが、新たな疑問が... 第一の疑問: 純正律の楽器は転調の時、困るんじゃないですか? 第二の疑問: 「自分は絶対音感でAの音は440Hzになっている から、442Hzで調律したピアノは気持ち悪い。」 なんて言っている人はいますけど、 「自然倍音を音階に使っている楽器は気持ち悪い。」 という人はいませんね。絶対音感でも。(いるのかな?) ましてや、色々な楽器が混合したオーケストラの場合、 耳の良い人はパニックにならないのでしょうか? 第三の疑問: ピアノである音を弾くと、 「瞬時に同じ音をトランペットで出せる。」 男がいましたが、彼の音感は普通の平均律の絶対音感 とは違うのでしょうかね? まあ、それほど特殊な能力だとは思わないけど。 今考えるとチト不思議です。
- ・・・・ リナ(@engelrina)
- ベストアンサー率60% (2456/4051)
金管楽器の音程は吹き方によって変わる(良く言えば変えられる)ものです。 モデルによっても、ある音は高めになるとか鳴りにくいという癖があったりしますから、正しい音程を身につけて絶えず音程を意識しながら演奏するようにしましょう。 バルブの無い楽器だと自然倍音だけで、ピアノの音程とピッタリ合わせるのは難しいかもしれませんが、素朴な味わいのある音質を楽しみながら吹けばいいんじゃないでしょうか。 私はホルンを吹いていて、自然倍音だらけのアルペンホルンもたまに吹きますが、鍵盤楽器では表現できない音程も面白いですよ。(ほとんど遊びで自己満足の世界です) 絶対音感から抜け出せない人にとっては苦痛かもしれませんけど。 あ、そうそう、小学校で使っていたリコーダーの音程は良くなかったですね。(あの頃は、ただ息を吹きかけていただけだったからかもしれませんが) リコーダーもそれなりの楽器でちゃんと演奏すればとても良い音程で気持ちよく聴けますが、自分で吹くとなかなか難しいものがありますね。 全然学問的な答えになっていなくて申し訳ありませんでした。 私は、音楽は「音を楽しむ」ものだと思っているので、あまり難しいことは考えずに感覚的にすましてしまう傾向があるみたいです。
お礼
「吹き方で音程が変わる。」 おっしゃる通りです。私は弦系の楽器しかできないので すが、確かに、「吹き楽器」では変わりますね。 そこで、一心に耳を済ませて聞いてみたのですが、 「ミがどうしても低い方に落ちる。」 ような気がしたのです。 私は幼児期は固定ドだったらしい(本人覚えてない。) のですが、今は移動ドです。 移動ドでもリコーダーはやっぱり変でした。 でも、ラッパの音は好きです。(吹けないけど。) 昔から憧れていました。 アルペンホルンはちょっと間抜けた感じがいいですね。
補足
お礼の一言が抜けていました。 ありがとうございます。
- KUJIYA
- ベストアンサー率34% (53/152)
捕捉です。 参考URLなど、「純正律 管楽器」で検索すると いろいろ出てきました。
お礼
ありがとうございます。 ギターをオープンチューニング (6つの解放弦を弾くと、Eのコードになるような、 チューニング。) にして、 「これで、普通のギターでは得られない澄みきったコードになる。」 と言っているミュージシャンがいましたが、 意味がわかりました。 純正調の和音になるよう、チューニングしてたのですね。納得。
- KUJIYA
- ベストアンサー率34% (53/152)
トランペットの場合、音が鳴るのは倍音だけで 中間音は鳴らせてもなりにくいハズです。 ところで、音階のドレミファソラシドは オクターブを平均に分割しているため、 ドミソの和音が倍音関係にならず実際は濁ります。 ドの音に対してミが低め、ソが高めがきれいに響く 和音です。 このことから、管楽器が倍音で発音しているなら ピアノのドミソより、ミは低め、ソは高めに 発音されると思います。 ただ、私は楽器をやっていながら、そんなことを 意識したことがほとんどありません。 和音と倍音の関係とかは専門でないので推測です。 参考のURLは純正と平均のレポートのようです。
お礼
ありがとうございます。続きは上に。
お礼
バロック式とジャーマン式? 知りませんでした。 でも間違いなく、私のはジャーマン式だったようですね。(プラスチック製のヤツ) あれは音痴養成笛ですよ! 今までは「吹き方の問題だったのか?」と思っていましたが、自信を持って言えます。 一刻も早く排除すべきですね。 ところで本物のリコーダー笛の話ですが...。 私はクラッシックギターも嗜みますが、 「有効半径5m以内」の楽器だという感じがします。 バロックリコーダーもそんな感じなんですね。 一つ見聞が広がりました。ありがとうございます。