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「権利の義務による保障」の解釈

権利と義務について、 「権利は義務主体によって保障されない限り「絵に書いた餅」にすぎない」 とはどういうことでしょうか? 法律により権利が与えられただけでは不十分というような意味合いだとは思いますが、それ以上の理解が及びません。 わかり易く教えていただけないでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • cowstep
  • ベストアンサー率36% (756/2081)
回答No.2

権利にも色々あるので、どの種類の権利について言われているのか分からないと、見当違いの恐れがありますが、一般論として、権利は義務との対概念であり、権利を行使すれば必ず義務が履行されるという関係にあります。「権利が義務主体によって保障されない」という言い方が適切かどうか分かりませんが、権利を行使しても必ずしも義務が履行されるとは限らないという趣旨であると解されます。そう解すると、質問の文章は、「権利が必ず履行されるとは限らないのであれば、権利は『絵に描いた餅』のようなものだ」という意味であると考えられます。例えば、表現の自由という憲法上の権利を、国家(義務主体)が保障せず、侵害行為があっても取り締まらなければ、空文化して、絵に画いた餅になってしまうでしょう。

tsukita
質問者

お礼

回答頂きありがとうございます。 私がことば足らずだったために誤解を招いてしまいました。 はじめ『「権利は義務主体によって保障されない限り「絵に書いた餅」にすぎない」という概念は、法律では一般的・基本的な考え方』と考え、それが理解できないと思って質問したのですが、回答を頂き、権利の主体と義務の主体を考えなければいけないということがわかりました。 今回勉強しているのは、教育に関するもので、子どもが「教育を受ける権利」と、保護者が「その保護する子女に教育を受けさせる義務」や「国又は地方公共団体が子どもの教育の機会を保障する義務」です。 回答を読ませて頂いて、これは、たとえ子どもに教育を受ける権利があるといっても、それを行使するための条件が保障されなければ、実質子どもの権利は無いに等しいということだと、自分の考えが先に進みました。

その他の回答 (1)

  • takasi23
  • ベストアンサー率13% (53/383)
回答No.1

義務という必ずやらなければならない責務の中にあり、そこに与えられる権利こそが真の権利であるということではないでしょうか。 義務の中にない権利は、所詮ただの自由でしかないということだと思います。権利の保障とか無関係に最初から自由だということです。だから何の効果も無く、「絵に書いた餅」にすぎない、ということなのだと思います。 別の言い方をすれば、不自由の中にある権利こそが、本当の権利だということです。 一応言っておきますが、私の勝手な解釈です。

tsukita
質問者

お礼

回答頂きありがとうございます。 私がことば足らずだったために誤解を招いてしまいました。 はじめ『「権利は義務主体によって保障されない限り「絵に書いた餅」にすぎない」という概念は、法律では一般的・基本的な考え方』と考え、それが理解できないと思って質問したのですが、回答を頂き、権利の主体と義務の主体を考えなければいけないということがわかりました。 今回勉強しているのは、教育に関するもので、子どもが「教育を受ける権利」と、保護者が「その保護する子女に教育を受けさせる義務」や「国又は地方公共団体が子どもの教育の機会を保障する義務」です。 回答を読ませて頂いて、これは、たとえ子どもに教育を受ける権利があるといっても、それを行使するための条件が保障されなければ、実質子どもの権利は無いに等しいということだと、自分の考えが先に進みました。

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