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ラプラシアンの物理的な意味

ラプラシアンが、物理的側面から、どのような意味を持つのか想像できません。 ΔA=∇^2 A= div grad A ラプラシアンが勾配の発散であることは、数学的に理解できます。 また、勾配、発散(湧き出し)はイメージできます。 しかし、勾配の発散のイメージが分かりません。 googleで調べてみましたが、検索方法が悪いのか、理解できるページが見つかりませんでした。 Gooにも該当する質問はないようです。 初歩的な内容で恥じ入るばかりですが、 どなたか、「勾配の発散のイメージ」をご教授ください。 よろしくお願いいたします。

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  • yokkun831
  • ベストアンサー率74% (674/908)
回答No.2

>gradならば、「坂道の勾配」などで説明されると思うのですが、そのようなイメージ的なニュアンスで…。 いい線行っているのではないでしょうか? 勾配というのは,要するに傾きですよね。発散場のベクトルは最大勾配を下る向き。山をちょろちょろ下る水の流れのようなものです。「ちょろちょろ」でなくてはなりませんが,イメージとしては十分。 山肌は2次元面なのに対して,3次元空間のポテンシャルの勾配というのをイメージできないのは,しかたのないことです。むしろポテンシャルAに対する理解が十分かどうかが問われるでしょう。たとえば,密度減少の最大勾配方向に向かう流れベクトル・・・などはいかがでしょう。そうした具体的な場面に適用していくことで,ラプラシアンのイメージができていくと思います。本来が数学的抽象的な概念なのですから,イメージをつくるにはアナロジーと応用を知る以外にはないのではないでしょうか?

takuma601
質問者

お礼

ご回答の前半部分は、 「 水流をuベクトル、水のポテンシャルを高度hの関数φ(h)と定義すると、 u= grad φ(h) となり、勾配の発散、即ち水流の湧き出し量Vは、 V= div u= div grad φ(h) となる。但し、オイラーの連続式より、密度ρの時間・空間変化量はすくなくてはならない。 」 という理解でよろしいでしょうか? なんとなくイメージできました。ありがとうございます。 後半部分は、気流でイメージすると、 「 三次元空間の圧力pの勾配により気流流速uが発生するので、 u= grad p *α となり、その発散はオイラーの連続式 ∂ρ/∂t + div(ρu) =0 で表記できる 」 という理解でよろしいでしょうか? 具体例に応じて考えていくしか無いのですね…。 ご回答、ありがとうございます。

その他の回答 (2)

noname#185706
noname#185706
回答No.3

#1です。 >静電場は電場の発散であり、 電場の発散は電荷密度ですね。

takuma601
質問者

お礼

確かに電荷密度ですね…。 すみません。

noname#185706
noname#185706
回答No.1

発散のイメージでじゅうぶんではないでしょうか。 ヴェクトルの発散は、そのヴェクトル場を場の源と関連付けます(例えば電磁気学のガウスの法則)。そのヴェクトル場がスカラー場(ポテンシャル)の勾配で表されるときには、ヴェクトル場の発散はスカラー場の勾配の発散、すなわちラプラシアンという形になります。ヴェクトルよりスカラーの方が扱いやすいことがあるので、場の記述として、後者がよく使われるのだと思います。

takuma601
質問者

お礼

静電場は電場の発散であり、電場はポテンシャルの勾配であるので、 div grad φ =Δφ という事でしょうか…? 勾配の発散がラプラシアンという事は(数学的に)理解できるのですが、 「勾配の湧き出し量」を図示し説明できるようにイメージできません。 gradならば、「坂道の勾配」などで説明されると思うのですが、そのようなイメージ的なニュアンスで…。 ご回答、ありがとうございます。

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