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結婚の壁について
- 28歳の女性が結婚を考えている彼との壁について
- 彼が部落の出身であることに関する偏見との向き合い方
- 両親の反対による結婚の障害とその克服方法
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質問者が選んだベストアンサー
こんにちは。 私も部落民の出身です。30代で教師をしています。 自分だけで解決できる問題ではないから、こちらで相談されているんですよね。 私たちの世代はKONIMIXさんより差別は減っていると思います。 私の周りにはそういった話をしても、そんな差別があるということさえわからない方々も大勢います。 ただ、残念ながら関西ではまだ差別の残っている地域が多いのも事実ですよね。 もし、結婚という話になれば、あなたの両親や親戚からは縁を切られるかもしれません。 説得するのは困難かもしれません。 でも、結婚をするのはあなたたちです。それを決めるのは最終的には二人です。 私も結婚するとき、相手の家柄はとても立派でした。 最初は猛反対でしたが、最後には私の中身をみて結婚を許してくれました。 私たちがこういった問題に対してすべきことは、 人が人の下に人を作ってきたこという誤った行為について、忘れていくのではなく、 それを繰り返さないために、差別はよくないということを子供たちへ教えていくことだと思います。 あなたの彼もきっと素敵な人でしょうから、ご両親はわかってくれるのではないでしょうか。 二人の愛で乗り越えてください。
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- takakubo
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こういう問題はとても根が深く、全員が一致した考えを持つことの難しいことだと思います。他の人の話ならいいじゃない、ですむことも、身内の問題として直面するとそうもいえない、それが現実だとも思います。 結局はあなたの人生です。あなたがどう決意するか、なのだと思います。 有吉佐和子という作家の「非色(ひしょく)」(文庫で出ています)を1度読んでみてください。時代背景は戦後ですが、あなたが主人公の女性をどう思うのかで、きっとあなたの未来へのきっかけになると思います。
- KONIMIX
- ベストアンサー率28% (136/476)
悲しい事ですが確かに「差別」は存在します。 私も人権の勉強会に参加したことがあるのですが、こんな会話のやり取りがありました。 男性A「差別は時間がたったらなくなるよ」 講師「そう言われて続けて、30年以上差別はなくなっていません」 それほど根の深い問題なのです。 ご両親にしても、貴女が憎くて反対しているのではないと思います。 貴女は彼が好きなので他の事は全て問題にしていないのでしょうが、実際多くの問題があります。 あなた方に子供ができた場合、その子供も「差別」の当事者になってしまいます。 (部落出身同士結婚して子供が出来るのは良いのか?と言われるかも知れませんが、こういう問題もありますよ、と言うことでお読みください) もし貴女に御兄弟(姉妹)がいる場合、その結婚にも影響する事です。 御兄弟(姉妹)がいない場合でも、御親戚の結婚にまで影響を及ぼす場合もあります。 私には弟がいるのですが、結婚を考えた女性が「部落」出身でした。 母親に「貴方の結婚で兄弟に迷惑がかかるかも知れない。お兄ちゃんや弟は気にしなくて良いと言うと思うけど、よく考えて結論を出しなさい。もし結婚するという結論になっても反対はしない」 と言われて結婚を諦めました。(私は後から聞かされました) 結婚をあきらめた弟は彼女を愛していなかったと言えるのでしょうか? 「愛していたなら結婚すべきだった!」と言われる方もおられるでしょうが、そんな単純な問題ではなかったと思います。 私自身自分の努力で解決できる(自分だけの)問題なら結婚を迷いませんが、自分で解決できない問題で家族に迷惑がかかるなら、結婚はできないと思います。 残念ですがご両親を説得する事は出来ないでしょう。 「偏見」と言う言葉だけではすまされない問題です。
お礼
ご返答ありがとうございます。 確かに根が深い問題ですね。 だからといって、最初から出来ないという方もいらっしゃるんですね。 私は両親を二人で説得したいと思います。何があっても結婚します。
お礼
回答ありがとうございます。 本屋さんで探して読んでみます。