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セルサイクルと細胞増殖について

otxの回答

  • otx
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回答No.3

質問者さんの興味はわかりますが、 何と言いますか、「何が重要な目的なのでしょうか?」 もしかして、 その薬剤を何かの治療に使えるのではないかとか、 そういう目的で見つけた薬剤ではないですか? 例えばガン細胞を殺す可能性を持っているかもとか。 そういう目的であるのならば、 増殖抑制を持っている薬剤が使えるのか? 可能性を追求する方が先であり、使えなかったら メカニズムがどうとか言ってもしょうがないのです。 もう一度聞きますが、「何が目的なのですか?」 質問者さんの「興味」ではなく、研究室がその薬剤を使って行なおうとしている最重要な目的です。 あと、例えば、cdc2の阻害剤があるとします。 これはcdc2のキナーゼ活性を「直接」阻害するので セルサイクルの止まるところ、そして止まる理由は明らかにわかります。 では、例えば、ある薬剤は細胞周期を制御する因子の機能を「直接阻害するものではない」とします。 この場合はどう解釈するのですか? 「結果として」細胞周期が止まるのを解析するのは、結論を出すのが難しいものです。 あと、 >特定細胞周期の特定分子(サイクリンなりcdkなど)を特定することで、成長因子などとの反相互作用因子などを特定しやすくなると考えています。 よくわかりません。このよくわからないことを根拠にされても 私は相手が納得できないと思います。 もう少し、どういうことを意味しているのか説明していただければ コメントできるかもしれません。

LMT
質問者

補足

またまた回答申し訳ありません。最後のコメントですが、そうですか、専門のひとからしてみれば、ちんぷんかんぷんでしたか?もうしわけありません。ぼくもセルサイクルの分野は大学院の一年の時に授業でやっただけなので、ぜんぜん詳しいことはまだわかっていません。今日のことなので、まだ勉強にとりかかっていないので、うる覚えの発言をしてしまいました。医学薬学系統ではないので、この薬剤を治療目的として研究しているわけではありません。免疫学上でのT細胞の増殖抑制、つまり抗炎症作用の研究を目的としています。この薬剤はあくまであるシグナル伝達経路のアゴニストとしてしようしているのですが、そのシグナル系統を活性化すると抗炎症作用以外にも、あるレセプター分子のupregulationが見られて、そのレセプター分子が、セルサイクルアレストを誘発することから、セルサイクルを見てみたいと考えたのです。細胞周期においていくつかチェックポイントがあると思うのですが、そのチェックポイントのちがいで、この薬剤によって活性化されたシグナル系によって誘発されるセルサイクルアレストを打破できる因子の絞り込みなどはできるのでしょうか?またわけのわからないことを言っていたらすいません。

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