- ベストアンサー
風の誘引効果って何なのでしょう?
部屋の換気に戸を開ける時、 風が入る側はわざと小さくあけ、出る側は大きく開けると良い と各所で聞き やってみて効果が有るのは実感しています。 でも何となくふに落ちません。 風が吹くという事は、その後ろからも沢山の空気が流れてきていて、 壁にぶつかって立ち往生して寿司詰め状態になった空気が、 壁に小さな隙間(戸)が開くとそこを通ろうと流れてくる という感じに想像しているのですが、 それなら戸を開ける大きさなんて大きくても小さくても結局量は変わらなくて 単なる気のせいなんじゃ? とも思えます。 風の誘引効果ってどんな原理なんでしょうか。私の想像は間違ってますか? 部屋の換気の場合、風の誘引効果はどういう意味になるんでしょうか? 何か教えて頂けると嬉しいです。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
空力的には窓を両方とも広く開けたほうが、 圧力損失が少ないので多くの空気が流れます。 ただ、その場合入ってきた空気は流れやすいところを一直線に出て行き、 部屋の隅などが換気されにくくなります。 そこで、入口を狭くすると空気の量は少ないですが、 一直線に出て行けなくなり部屋の中で渦を巻くような格好になります。 そうすることで、部屋が隅々まで換気される様になります。 また流速も高くなりますので、体感的にもいい風が吹く状態になります。
その他の回答 (1)
完全な専門という訳ではありませんが、化学工学的に言うと、入り口を狭く出口を広くすると室内に激しい流れの乱れを引き起こします。 逆ではこの現象は起きません。風(空気)が入って来なくなるだけです。 風の圧力と窓の面積の両者が効いてきます。 もし数3の微積分が苦手でなければ「化学工学入門」といった本を読んでみて下さい。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >もし数3の微積分が苦手でなければ「化学工学入門」といった本を読んでみて下さい。 機会が有ったらちょっと調べてみようかと思います。 ありがとうございました。
お礼
なるほど~。 狭く細めて強い風を流すと、渦を巻いて隅々まで換気されるようになる・・ 多くの空気を流すだけなら広く開けるのは間違いではない のですね。 気になっていた事は全て解決できました。 ご回答、ありがとうございました! o(_ _)o